30歳、独身のしがないサラリーマン、佐藤 響 (サトウ ヒビキ)。
何となく働き、何となく遊び、目標もなく気楽に生き、そして今後も不変であると感じていた。
しかし......
「どうしてこうなった......」
住んでる街は景色はほ
とんど何も変わらない。ただ街を出ると、今まであった景色はなく、ただ緑が生い茂る大地がそこにはあった。
他の街が消えてしまったのか、それとも自分の街が違う場所に移動してしまったのか、その時はそこまで考える余裕はなかった。
ただただ茫然となり、自然とこぼれたのがその一言であった。
夢かもしれない。
ただ周囲の人は街の外の光景を見ることで騒然となっており、夢とも思えない。
今から何をすればいいのか分からず、考えてもすぐに何も思いつかないだろう。
「一旦、俺の家に行こう」
隣にいた友人の弘樹を促し、自宅に戻ることにした。
「これからどうすればいいのだろうか」
そう思いを巡らし、自宅までの長い距離を歩いていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:21:33
50534文字
会話率:25%
ある年の正月、一つの街が街ごと異世界に転移した。
そこは剣と魔法の世界であり、死と苦痛の世界でもあった。
二つの世界を股にかけた、一つの物語。
ノベルアップ+、カクヨムでも投稿中です。
最終更新:2021-10-31 20:06:33
48866文字
会話率:32%
RPGや異世界小説が大好きな俺は、会社帰りのある日、いきなり謎の災害に見舞われた。
生きるのが疲れていた俺は死んだらどうなるのか考えるだけですでに生きるのをあきらめていた。その瞬間、いきなり謎の声が聞こえて俺が住んでた街ごと異世界に転移させ
るとういう。俺は生まれて初めて心から喜びテンションがおかしくなる。そして期待と希望を抱いて転生した先は…何故か俺だけ森の中!?
俺は何に転生したんだ!?なんとか体を動かし川に映った俺を見ると…なんか木なんですけど!?
木に転生した俺がとんでもスキルで生き延びる、異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 13:35:58
4193文字
会話率:29%
高校の授業中、学校と住んでいる街ごと異世界へ転移した俺は、重要な事実に気付いた。
俺には、今後の未来の一部と、自分がなにをすべきかがわかるっ。
……上手くすれば、世界を丸ごと俺のものにできるかもしれない。
最終更新:2018-02-19 16:09:30
17858文字
会話率:28%
街の人たちと一緒に、剣と魔法の世界に飛ばされた小城裕作は、何故か一人だけチュートリアルを受けさせられる。そこで生まれ持ったゲームの才能で、魔王を倒せる最強パーティーのシステムを思いついた。
最強の組み合わせになるのは、初期ステータス
を極振りしたメンバーだけのパーティー。しかし最強の組み合わせを作るなら、最高のダメージ効率がだせる魔剣士だけは捜すのが不可能に近い。ならば自分がなるしかないのだが、もし他のメンツを集められなければゴミになってしまうようなステータスである。
周りはクラスメイトや町の人たちばかりで頼りにならない。だからゲームの得意な自分が頑張って魔王を倒さなければ、もとの世界に帰ることもできない。しかし死んでしまうと装備品と一週間分の経験値をロストする世界でレベルを上げるのはかなりのハードルである。
やっとの思いで裕作の考える最強のパーティーは出来たものの、なぜ最強であるのかパーティーメンバーにすら理解してもらえなかった。
そんな中で主人公は地道なレベル上げを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 13:17:42
352088文字
会話率:51%
ある日突然、謎の赤い霧に覆われた、日本の地方都市――志麻霧市。
その隔離された状況に不安がる五万もの市民たちは、街ごと異世界バークウェアへと転移したという現実と、この転移が一年に一回、次々と並行世界の志麻霧市が、五十六回も召喚されてきたと
いう歴史を知らされる。
人々が襲い来る異世界の魔物から逃げ惑う中。
高校生である柳ヶ瀬綜(やながせそう)は、この世界でスキームと呼ばれる能力に目覚め、自身の能力を使い周りの人間を救おうとするのだが、彼は今までの【柳ヶ瀬綜】たちとは違う行動を取ることになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-28 20:20:50
163726文字
会話率:38%