トンダ自動車F1推進事業部から、子会社の広報担当へ配置換えされた早川勲雄(いさお)。
配置換えされた理由は、昨年限りでトンダ自動車がF1から撤退したためだ。
仕事一筋で生きてきた50歳代の男早川勲雄。
次の世代へ何を受け継げばよいのか、
自動車産業と人の人生をシンクロさせて語り掛ける物語。
2010年2月執筆。
2010年10月加筆修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 18:00:00
40374文字
会話率:44%
中卒ながら天才的な運転技術を持つプロレーサーの空凪 澪(からなぎ れい)は現代日本で愛車とともに活躍していたが、21歳の春にサーキットでの事故が原因で死んでしまう。
どうしても人生(と愛車)を諦めきれない澪は、閻魔大王に情けをかけてもらった
。
「ならいっそのこと、異世界でレースしてみない?」
閻魔大王は、澪に条件付きでの「転生」を提示する。
澪はその条件を快諾し、異世界へ生まれ変わった。
魔法が存在するその異世界では、自動車産業が大きく発展を遂げている。
そんな世界で澪はレーサーの養成校を受験し、再びレーシングドライバーへの道を歩む。
澪と一緒に異世界のどこかへ転生したはずの愛車を探しながら。
※車に詳しくない人でも読めるよう、車関係の専門用語には解説を入れてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:00:00
327838文字
会話率:32%
架空戦記創作大会 2023冬 投稿作品。
お題 ➀架空の航空機メーカーを題材とした架空戦記、もしくは架空史小説
トヨ夕¨紡織社長の豊田喜-郎は自動車産業へ注力する一方、航空機事業にも強い関心を抱いていた。
1936年(昭和11年)にはフ
ランス製の超小型飛行機「空の虱」を購入し研究所に持ち込んで、豊田英次や片岡文二郎飛行士に研究させた。
離陸距離の短い「空の虱」の延長線上として、回転翼のオートジャイロを研究し。
さらに動力で回転翼を回し揚力によって飛ぶ航空機、いわゆる”ヘリコプター”の開発を目指したのである。
1943年1月26日に豊田喜-郎社長の名で航空機発動機に関する「試作命令」を発し。
1943年03月には東会飛行機株式会社創業。衣ヶ原飛行場北側に拳母工場の計画が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 08:00:00
15410文字
会話率:33%
自動運転以外の車の走行を禁止する法律が成立した。すべての車が整然と自動で走行するようになったが、それに抵抗する者、裏で「ふつうの車」を売るギャングなどが暗躍するようになった。というショートショートです。
この作品は私のブログ(https:
//ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 04:31:22
2288文字
会話率:31%
近未来、排ガス規制、車の価値観への変化で自動車産業は衰退し、別に発明されたタイムマシンが民間にまで広がった時代。とある車との出会いをきっかけに主人公はどうしていくのか。
完全な思いつきです。
最終更新:2017-09-10 20:47:34
1380文字
会話率:28%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
時は2029年、舞台は「ニホンアートノモスビークル株式会社」
通称NAVE(Nihon Autonomous Vehicle Engineering CO., LTD.)と呼ばれるこの会社は、日本の産学官共同国家プロジェクト「完全中央統合
制御型自動運転自動車交通網」の開発に参画する為に自動車産業とIT産業を母体として業態再編設立された幾つかの新会社の一つで、自動運転電気自動車製造販売と関連通信サービスを生業としている。
主人公はこの会社に入社したばかりの新人社員「二宮シオン」(♂)
小柄で華奢な体格で女の子みたいな顔立ちだけど、性格は結構男前、
シオンは幼い頃から「自分と親しくなった人間が自動車に関わる悲惨な事故・事件に遭う」と言う不幸な生い立ちを持つ、
その為シオンは「自分は呪われている」と思い込んで人付き合いが苦手になってしまう、そして自動運転自動車による交通安全向上の為に孤独に取り組む事が自分の宿命と信じて疑わない、
努力の甲斐あってNAVEへの入社を果たしたシオンだが、何の因果か希望していた安全技術研究部署では無く開発総務部に配属されて、社員の残業時間管理を担当する事になる、
同期の友人達が次世代自動運転自動車の開発最前線で活躍を始める中、仕事への遣り甲斐を見つけられずに落ち込み悩むシオンだったが、周囲の同僚達の励ましによって少しずつ仕事へのモチベーションも高めていく、
そんなある日シオンは正体不明の女子社員「アリア」から恋文E-mailを受け取る。 ところがそれがきっかけで何故だかシオンは謎の組織に命を狙われる羽目になってしまう、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 07:00:00
126273文字
会話率:50%
取締役部長として、わたしの上司になった三十四歳のイケメン。無茶苦茶に優秀な男なのだが、彼には謎が多過ぎた。その謎の多い男に恋心を抱いた私の身に災厄が降り掛かる。【セルフプランニング・SF一人祭2013】
最終更新:2013-05-15 00:00:00
15977文字
会話率:33%
中国では全土でストライキが頻発しています。自動車産業が集まる広東省・広州もその例外ではありません。中国人従業員間のすさまじい賃金格差や低水準で据え置かれたままの賃金がストの引き金となっています。広州のストライキ事情と大陸中国流の労働組合につ
いてレポートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-06 12:51:09
10474文字
会話率:4%