ここは、人類は〝生まれてから死ぬまでお姉さんの姿でいるお姉さん国の国民〟か、〝生涯ショタのままのショタ国の国民か〟に分かれている世界。
お姉さんとショタは、それぞれ十五歳と十歳になると、神によって選ばれた〝パートナー〟と、ペアを組まされる
。
そして、一年間の間、毎日、その相手と一緒に行動することを義務付けられる。
その間は、<ファイッ!>という声がどこからか聞こえる度に、〝相手をキュンとさせる、またはドキドキさせる言動〟をしなければならない。
それに対して、相手がときめいたら<ピンポーン!>、ときめかなければ<ブー!>という音と共に、判定が下る。
三回まで挑戦出来るが、三回連続で失敗すると、自分も相手も消えてしまう(どちらか一方が一回挑戦したら、それで一回分カウントされる。つまり、お姉さんが連続で三回挑戦したり、逆にショタが連続挑戦しても良いし、一回ずつ交代して合計で三回、としても良い)。
尚、どちらかのみが〝キュン、またはドキドキ〟すれば良い。
最終的に、この百年間のトータルで、より相手国国民をときめかせた国は生き残り、この〝呪い〟もなくなり、相手国によってより〝キュン、またはドキドキ〟させられてしまった国は、消滅する。
そして。
今年が丁度その百年目だ。
そんな中。
「こんな事はもう止めて欲しい」と、神に直談判に行く二人の姿があった。
彼女たち――お姉さん国王女とショタ国王子は、神が住まうという塔へと向かう。
そこは、生きて帰って来た者が誰もいない場所なのだが、二人が足を踏み入れたその塔――通称〝ラブコメ塔〟――は、少々様子がおかしくて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:04:41
13236文字
会話率:42%
前回のところから、なんか続き書こうと思ったけれど、つもる愚痴を吐き出しただけの物語になってしまった…。
金髪の男の子の名前を決めたら執着しそうなので、自分が暮らしている男の子に名前も付けずに飼い慣らそうとして、自分も相手も傷つける壊れ物な主
人公(凪)のお話。ほのぼのどこいった(迷走折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 14:52:12
1770文字
会話率:58%
我孫子芽友は空気が読むことに長けていた。しかし小学高学年で、クラスメイトから『本当に空気読めないよね』と言われ、自信をなくし、中学時代も立ち直れず、知り合いのいない高校に進学した。
そこには鬼仏雫の姿があった。
中学時代、誰からも相手に
されなかった芽友に唯一話しかけてくれた相手。
卒業間近に長かった髪の毛をバッサリ切って、今の彼女の髪は短かった。
七不思議の一つ『願いが叶う案山子』の前で、涙を流しながら拝む雫を見て、彼女の願いを叶えようとする芽友。
でも、どうすればいいかわからないでいる時に、電話ボックスから呼び鈴が鳴った。
相手は異世界にいる自分で、女性だった。
彼女のことをサツキと呼んだ。
当初は疑っていた芽友だが、心が詠まれ、自分とは違い明るくとても話しやすいサツキに、芽衣は雫のことを話した。
雫を恋人にする提案をされた。
全く具体的内容もないサツキの指示に、芽友は黙って従った。
雫と話す機会も増え、馴染めなかったクラスメイトとも仲良くなっていった。
小学校の頃に彼女と会っていたことを知らされたこともあって、芽友は雫に告白したが。
芽友が好きなのは私じゃなくてサツキだと言われてしまう。
小学生で好きになって、中学の時芽友を助けようとしたが上手くいかず、そんな時に雫も異世界の男性である自分とあの電話ボックスで話し、好きになった。
髪を切ったのも、彼の声が聞こえなくなり、上手く思い出せなくて、足掻いたのが理由だと告白される。
サツキは自分が作り出した幻聴と理解しながらも話したい気持ち。
それでも雫が好きな気持ちも確かで、葛藤する芽友。
芽友はサツキが好きな気持ちを捨てずに、雫と一緒にいる決断をする。
何故なら、サツキが好きなことで、自分を好きになれて、そんな自分を好きになってくれた雫がいてくれるから。
芽友の結論に雫も同意して、これからもっと、自分も相手も好きになれるように話がしたいと、二人は思った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:23:13
97872文字
会話率:44%
その評価ポイント、逆に使わないのもったいないでっせ!
とりあえず気になったら読んでみてねー!
世界が変わるかもしれないよ!
最終更新:2021-09-12 21:00:00
998文字
会話率:0%
ある日見知らぬ相手に呼び止められたエルディア。驚いたことに、自分も相手も転生者だった。
どうやらここはゲームの世界だとのこと。
そんなの知りませんでしたよ!?
最終更新:2020-06-21 01:35:02
6991文字
会話率:54%
チート。異世界転移をする者にテンプレートのように与えられるものだ。部活動の同級生10人が同時に異世界転移した時も例外ではなく、一人ひとりに内政チート、軍事チート、迷宮探索チートといったチートが与えられる中、主人公が与えられたのは「物質チー
ト」。
無限に与えられる「ec」を使って、甘い砂糖に錆びない鉄、コンマ一秒の狂いもない時計に有害物質を消去する機械、それから神様の作った超ハイスペック人間である「神造人間」まで、無限に生産/召喚する事が出来るチートである。
無双し放題といっていいチートの中、主人公は平穏と安定、平和を目指し、きままに神造人間たちとともに日常生活を送る事とする。
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この作品は、有り余る物資力を駆使し、自分も相手も世間も幸せにしようとecを使いまくって何気ない一日を過ごす、平和そのもののバランスぶっ壊れ系日常物語です。体も小さく弱い主人公が、神造人間の力を借りて、戦闘以外の方法でチートを活用しようとします。戦闘描写、残酷な描写は特に無し。たまに他視点あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 12:00:00
323965文字
会話率:41%
なろうの広告から異世界へ来たおっさんは、
チートはあったのだが、それは、イチャコリャすると自分も相手も能力が上がるとモノで、
まったくモテないおっさんには使いづらいチートだった。
それでも究極の美少女二人に出会ったおっさんは、なんとか
自分のチートを生かすため。
偶然を装って手に触れたり、こっそり匂いを嗅いだり、何度もチラ見をしたり、話を聞く振りをして声を聴いたりして少しでもチートを生かすのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 17:01:42
2118文字
会話率:38%