豊かさは目的じゃない。幸せになる手段のひとつだ。
伯爵家の長男アレクセイが十歳で授かったジョブ【名君】。
その名に反して、この五年間、何の役にも立たなかった。
無能扱いされたアレクセイは実家を追放され、見捨てられた辺境の地を任され
ることになるが、【名君】の力がすぐに覚醒する。
【名君】は臣下を得て初めて力を発揮するもので、その能力は臣下に特別な能力【ギフト】を授けること。
ついて来てくれた臣下は三人。彼らはアレクセイからギフトを付与される。
【忠臣】でアレクセイを守る戦闘メイドのスージー。
【第六感】で危機を察知する元猟師のマーロウ。
【管理栄養士】でバフ付き料理を作れるナニー。
アレクセイは貧困に苦しむ辺境のウーヌス村の人々に【ギフト】を授け、彼らとともに領地を改革していく。
異世界からの転生者である先祖の悲願「ベーシックインカムの実現」を目指して。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:00:00
166514文字
会話率:34%
チート。異世界転移をする者にテンプレートのように与えられるものだ。部活動の同級生10人が同時に異世界転移した時も例外ではなく、一人ひとりに内政チート、軍事チート、迷宮探索チートといったチートが与えられる中、主人公が与えられたのは「物質チー
ト」。
無限に与えられる「ec」を使って、甘い砂糖に錆びない鉄、コンマ一秒の狂いもない時計に有害物質を消去する機械、それから神様の作った超ハイスペック人間である「神造人間」まで、無限に生産/召喚する事が出来るチートである。
無双し放題といっていいチートの中、主人公は平穏と安定、平和を目指し、きままに神造人間たちとともに日常生活を送る事とする。
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この作品は、有り余る物資力を駆使し、自分も相手も世間も幸せにしようとecを使いまくって何気ない一日を過ごす、平和そのもののバランスぶっ壊れ系日常物語です。体も小さく弱い主人公が、神造人間の力を借りて、戦闘以外の方法でチートを活用しようとします。戦闘描写、残酷な描写は特に無し。たまに他視点あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 12:00:00
323965文字
会話率:41%