体の弱かった私におばあちゃんが教えてくれた遊び。それが、羽根つきだった。
最終更新:2022-12-15 17:00:00
10208文字
会話率:42%
三黒さんはよくポケットから拳銃を取り出す仕草をして、そのままバキューンと撃つ動作をする。彼女は割と猟奇的である。見た目は快活な日本人乙女であるため、やたら発砲するという海外ドラマチックな奇行と相反する。彼女を評するならば、正月に一緒に羽根
つきをしたい、そんな思いを湧かせる人だ。その目に見えぬ銀色の弾丸にどんな意味が含まれているのか、三黒さんは教えない。当然だろう、誰にだって人には言えないミクロな超能力があるものだ。
一方、その三黒さんに先輩と呼ばれ、定期的に銀色の弾丸を撃ちこまれる男がいた。彼は「恋愛検察官」として他人の告白現場に割り込み、ハズカシイ情報を暴露して回る卑屈な奴である。青空広がる校舎屋上にて、今日もいつものように美女が告白されている現場に割り込む。すると、ふられた男が「飛び降りてやる」と言い出した。しかし、誰も気に留めない。さらには、「もう、死ぬならさっさと自殺してよ」という美女の卑劣な言葉が飛んだ。
「これは自殺じゃない、恋殺だ」
ふられた男が妙なこと言い出した。
「犯人はお前だ」
男が美女を睨んだ。
三黒さんと先輩、有っても無くても違いはないミクロな超能力、その他もろもろの生徒を巻き込んで、群像劇的に日々の青春が進んでいくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 12:53:32
92596文字
会話率:35%
できるだけ普通のものを美味しく食べたい、そういう話です。
最終更新:2020-09-21 11:23:37
520文字
会話率:54%
女子高生のソマノ(どうやらお姫様候補らしい)は、ロロ(なかなか死なない)と、ある日いつもの喫茶店でお茶飲み話をしていた。
そろそろ帰ろうと店の扉を開けると、空から女の子(羽根つき)が降ってくる。
女の子(可愛い)は男の子(ネコ科)と一緒にあ
る男(外套)から狙われているとこを逃げていて――。
ドタバタコメディちょっと真面目、亜人系ファンタジーです。よろしくお願いします。
小説は4コマ漫画をイメージして短く小分けになっております。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 19:00:44
20621文字
会話率:42%
転生しても人生上手くいかず悪の組織にはいってしまった青年の始まり。
最終更新:2017-06-17 18:00:00
1333文字
会話率:4%
拝啓
除夜の日明けを越し、童達が羽根つき凧上げる三ヶ日となりました。皆様この頃はどうお過ごしでしょうか。お怪我などなく、煩うことなき良いお日頃を楽しまれますことを願います。
これから冬の当たりは厳しくなるかと思いますが、寒さに負けずに皆様
頑張ってください。
敬具
P.S.粗筋が自分で書いときながら何言ってんのか分からなくなってます☆
小説の内容は題名通り「冬の到来」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 05:27:35
1109文字
会話率:8%
この世界では人間から血縁に関係なく羽を持ち、不思議な力を持つ子供が生まれた。その子たちは羽根つきと呼ばれ羽の色で分けられ差別された。そんな世界に生まれた、赤と黒と白の羽を持った3人の子供、美希・海里・悠基たちは幼なじみでありながら互いに傷つ
け合い、憎しみと絶望の中で生きる。そんな彼らの真の運命とは・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-15 00:23:07
532文字
会話率:0%