美しくないが優秀な第一王子妃に嫌味ばかり言う国王。
美しい王妃と王子たちが守るものの、国の最高権力者だから咎めることはできない。
第二王子が美しい妃を嫁に迎えると、国王は第二王子妃を娘のように甘やかし、第二王子妃は第一王子妃を蔑むのだった。
最終更新:2025-04-18 22:00:12
6609文字
会話率:62%
この国には三人の王子がいる。
第一王子のアランは王太子として国王を補佐し、妻子とも円満な関係を築いていた。
第二王子のレオは武闘派の誉れ高く、幼馴染である侯爵令嬢と婚姻が決まっている。
第三王子のロビンは明るく素直な人柄で人気も高く、学園一
の才女と呼ばれる伯爵令嬢ソフィアと婚約していた。
無事に挙式を終えた半年、その二組の夫婦はほぼ同時期に妊娠し、国を挙げてその慶事に沸きあがっていたが、第二王子が国境で勃発した小競合いを収めるために城を留守にしていた時、
第二王子妃ブリジッドを誘い、王城近くの湖に来ていた第三王子ロビンとその妻ソフィアが、反国王派の刺客に襲われるという事件が起こった。
刺客が狙ったのはブリジッドで、それを庇おうとしてソフィアが前に出た。
バランスを崩したブリジットが湖に落ち、その間にソフィアは刺されてしまう。
流産したソフィアの目の前で、ソフィアの夫であるロビンと第二王子妃が仲睦まじく寄り添う姿を見て全てに絶望したソフィアはバルコニーから飛び降りてしまう。
自分の人生の走馬灯を見ながら死を受け入れたソフィアが目を開けると、結婚式の十日前に戻っていた。
自分が死にたいと思うほどのあの事件の真相を追及するべくソフィアは動きだす。
他サイトでも掲載しています。
表紙は写真ACより転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:00:00
175120文字
会話率:54%
ゴールディ王国第二王子アルバートの婚約者であったローズ・ブラッド侯爵令嬢が、交易拡大の条件の一つとして隣国に嫁ぐことが決まった。
優秀ではあるが、側妃腹である第一王子との次期王争いのため、第二王子アルバートの婚約者を急いで決めたい生母である
王妃の策略により、家格的に見合う未婚女性としてブロン侯爵家の長女シェリーが選ばれる。
シェリーにはイーサンというシルバー伯爵家嫡男という婚約者があり、半年後には結婚する予定だったにも関わらず、王妃の願いにより王命という形で、第二王子との結婚を押し付けられてしまう。
愛し合うシェリーとイーサンは泣いて抵抗するが、騎士として王宮に勤めていたイーサンに辺境の戦地へ送られてしまった。
シェリーの輿入れ準備が進む中、イーサンが戦闘中に死亡したという情報がもたらされた。
全てを諦めたシェリーは第二王子妃となり、王子妃業務に忙しい毎日を受け入れた。
ある日、隣国皇太子と離婚したローズもいつの間にか戻っており、アルバートと逢瀬を重ねているという。
その後、あれほど愛していたイーサンが生きていることを知ったシェリーは激しく動揺するのだった。
R指定は保険です
他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 17:00:00
189860文字
会話率:54%
【聖者の祈り】という特殊な魔法を使える主人公アリアは、第二王子との婚約が決まっていた。王と男爵が交わした約束からの婚約だったが、第二王子との関係はあまり良くなかった。それでも必死に周囲の人や領民のために学び、第二王子妃に相応しくあろうとす
る彼女。
しかしある日突然婚約を破棄されてしまう。さらにある公爵令嬢が、私が婚約者になった、と自慢をしてくる。何も知らされず、一方的に追い出された彼女は生まれ故郷の男爵領に帰ることになった。しかしその道中での出会いが意外なことに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 23:11:37
8819文字
会話率:39%
学院でダニエーレ第一王子は平民の下働きの少女アンジェリカと運命の出会いをし、恋に落ちた。真実の愛を主張し、二人は結ばれた。そして、数年後、二人は毒をあおり心中した。
そんな二人を見てきた第二王子妃ベアトリーチェの回想録というか、問わず語
り。ほぼ地の文で細かなエピソード描写などはなし。ベアトリーチェはあくまで語り部で、かといってアンジェリカやダニエーレが主人公というほど描写されてるわけでもないので、群像劇?
『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『Pixiv』・自サイトに重複投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 09:00:00
26861文字
会話率:8%
見合い相手の運転する車に乗ってたところ、タンクローリーに追突されて転生。そこは中世ヨーロッパを思わせる下町で、私は父無し幼児だった。母親は美人でやさしいけどダメンズウォーカー。姉はおバカで突進型。でも、この人たち運だけはいいらしい。姉は教会
にて《光魔法》をゲット。なんとこの世界の人たちは皆《スキル》を持っている。その上、母親の再婚相手は、顔がいいだけの貧乏画家かと思いきや、貴族家当主に返り咲き。ああ、しかし、このままでは姉は「ずるい」を連発する義妹、一直線。私も前世の記憶がなければそうなってた!? いや、この歳(ヒミツ)でそれは荷が重いよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 12:06:15
234230文字
会話率:32%
ルクレツィアは、王家の主催の舞踏会で、婚約者である第二王子から婚約の解消を提案される。
口数が少なく自己主張のないルクレツィアには、第二王子妃は厳しいのではないかと言うのだ。
これはもう、実質、婚約破棄に違いない。
そう考えたルクレツィア
は、帰りの馬車でドレスを脱ぎ捨てて快哉を叫び、一人になると、少しだけしょんぼりした。
婚約者が大好きだったルクレツィアには、誰にも明かしていない秘密があったのだ。
これは、一人ぼっちになった怪物が、星に願って取り戻した二度目人生で、大好きな婚約者と大好きな家族を大好きなままに過ごすやり直しのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 17:18:46
81596文字
会話率:35%
一年前に第二王子妃候補に選ばれて、そして候補から外された私。田舎に引っ込んでのんびりスローライフを楽しんでいたら、今度は王太子妃候補?え…仕事だけ私に丸投げしたいだと?いきなりやってきたおっさん達を威嚇しながら王都に行けば…あれぇ?王太子殿
下の様子が…?
【全三話で完結です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 00:00:00
21914文字
会話率:45%
連載している『悪役令嬢から攻略対象にジョブチェンジします。』に登場する乙女ゲームの中の悪役令嬢役のアマリリスの話です。
本編の41話までの内容を少し含んでいます。
本編を読まなくても読めるようにはしてあります。……たぶん。一か所だけ微妙な場
所がありますが。流せる程度かと。
鬱展開は好まないので、避けたつもりですが、個人差もあるので大丈夫とは断言はできないです。
アマリリスは、第二王子妃として王太子妃が行うことが出来ない業務を肩代わりした生活を送っていた。そんな生活の中、父親の公爵から第二王子宛に送られてきたのは、明らかに毒が入っていると思われる蒸留酒だった。
最高級品と言われる毒入りの蒸留酒を手にしたアマリリスが取った行動。
そして、ループした人生を歩み始めたアマリリスの選んだ道は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 17:45:25
15387文字
会話率:18%