私は今日から新社会人だ。
十八年間生きてきた故郷を離れ、魔法の都イントで生活する事となる。魔法陣の設計、開発に携わる訳だが、今は期待よりも不安のほうが強い…。
故郷を出る時、お婆ちゃんから「毎日日記を付けるように」と言われた。
「一人
暮らしは大変だ。時に周囲の全てが敵に見えてしまう事もある。そんな時、積み上げたものがお前の味方になる」だそうだ。
そうか、暫くお婆ちゃんには会えないのだ。お婆ちゃんはいつも私の味方だった。だから私は日記をつける。いつの日か、それが私の支えになるかもしれん。一日一文字でもいいから続けば、いいなあ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 23:21:16
65652文字
会話率:34%
私たちの関係って、友達と呼べるの?
あなたにはあなたの、私には私の世界があって、近付きたいのに、そこに踏み込んでしまうと積み上げたものが壊れていく。
陰と陽、二つの境界線が交わることが私たちの思い。
最終更新:2024-06-18 15:38:48
7031文字
会話率:39%
全く別の人生を歩んでみたい、でも積み上げたものを捨てるのも惜しい。そう考えたことはありませんか?
HL薬にお任せください。
お求めやすく、副作用なし、完全非合法。
※薬効を正しく理解して楽しいセカンドライフを
最終更新:2023-10-03 18:28:08
2991文字
会話率:45%
不
定形の
言葉の羅列 の 残 骸
キーワード:
最終更新:2022-10-01 00:00:00
706文字
会話率:30%
秘太刀“斬壺(きりつぼ)”。
その技を以て、老剣客はかつて岩を斬り、壺を斬った――割ることも砕くこともなく、真二つに――。
ただしそれができたのは、若き日のたった二度だけ。
そして今。辛苦の末に流派を継いだ彼が対峙するのは、剣才その
もののような少年。それはまるで、老剣客の積み上げたもの全てを嘲笑うかのような存在。
もし、奴を斬ることができる技があるなら――それは一つ、“斬壺”。
凡人対天才。
今、その戦いが始まり、そして終わる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 15:14:08
11039文字
会話率:34%
神山徹は、進化論を素直に受け入れることが出来なかった。
彼が真理に至る道は、果たして積み上げたものへの意味が見いだせるのだろうか。
最終更新:2020-04-14 22:36:22
5204文字
会話率:41%
不安になることはよくある。
自分の積み上げたものが、
まるで何でもないものに見える時もある。
でも、大丈夫。
だって元々、大したもんじゃなかったんだから。
たまたま、今、気付いてしまっただけ。
最終更新:2020-01-29 20:42:36
257文字
会話率:0%
父の死によって高坂グループの社長となった高坂亜紀子は、専務と常務に振り回されて、悩んでいた。
そんな時、謎の男、西堂信樹と知り合い、彼のアドバイスで一歩ずつ前へ進んでいく。
やがて、彼は亜紀子と結ばれるが、亜紀子の会社が、衆議院議員中田
時太郎と、高坂グループの専務、常務の陰謀により実権を奪われそうになる。
しかし、話の席上、経営コンサルの柴藤は、西堂信樹が、かつては西藤信として、三〇年にわたり、日本経済を動かした影のドン、渡 秀一の晩年を支えた懐刀であったことを知る。
勝ち目がないことを悟った柴藤は、中田を説得するが彼は引かない。
まだ表舞台に返りたくない信樹は、民自党の幹事長へ電話し、中田を押さえつける。
彼は信樹を敵に回したことにより、次回選挙では公認を取ることが困難となり、慌てるがもうどうにもならなかった。
また社内の専務を筆頭とする反乱グループは、辞職を強いられ、それでもなお、賠償請求を突き付けられ、不当に積み上げたものの報いを受けることとなる。
信樹は、不当な利益を積み上げてきた者の最後を見つめる中で、自らの人生を見つめていこうとする。
やがて、最愛の娘、沙也加を授かった彼は、初めて両親の死に疑問を持ち、祖母が何故、渡秀一と知り合いだったのかと言うことを不思議に思う。
遺言として残された渡秀一の手紙によって信樹は真実を知る。
それは、衆議院議員の古賀一典、倒産した町工場の社長だった芝山忠一、銀行の融資課長、坂田正和によって、信樹の父は陥れられ、罪人にされ、亡くなってしまったという事実だった。
復讐に燃え動き始めた信樹は、人の道を踏み外そうとするが、最も憎むべき芝山の義娘、麻耶の人生に触れて踏みとどまる。実は、彼女は渡秀一の実の妹の娘であった。真実を知った渡秀一の妻、洋子は、血の繋がった者に巡り会えないまま逝ってしまった夫の悲しみを思い、麻耶に渡の家にはいることを勧める。
その後、復讐を遂げた信樹は、様々な人の心に触れ、渡秀一の思いを継いでいくことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 03:00:00
94535文字
会話率:58%
これは奇跡を手にした少女の物語である。奇跡を掴んだ代償に戦いへと身を投じる少女たちの物語である。
少女、雫は今まで何不自由なく生活していた。それがある時を境に崩壊する。一生懸命積み上げたものは些細なことで崩れ去った。雫は全てに絶望した。今ま
で接してくれた人は一斉に手のひらを裏返した。雫には何も残らなかった。
雫は自らの意志でこの世界から去ることを決意した。誰にも気づかれずに、静かに消えようとしていた。その彼女に声を掛ける人物が現れた。
「そこで何をしているの?」
声の主は雫の手を掴んでこう言った。
「あなたは死んではならない」
その言葉の主はそう言うと雫の手を引いて自分の家に招待した。そこで雫の世界は一変する。
もう1度言う。これは奇跡を手にした少女の物語である。
この話は残酷シーン、表現が厳しい内容が多々出現します。実際にあるような問題も話の中に登場する場合があります。その場合、過大にストーリー展開をする場合もありますので予めご了承ください。その点も含めて作品であると思っていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 22:37:15
203726文字
会話率:46%
「モモちゃん、次は北方でのお仕事だ。頼むよ」この一言が、彼の人生を狂わせた。
これは、どこかの世界の日本という国でのお話。
最終更新:2013-03-03 00:00:00
24923文字
会話率:54%