後漢末、群雄割拠の戦乱の世。
漢王室の血を引きながらも史書に名を残さなかった一人の青年がいた。
名は劉珣(りゅう・じゅん)。
幼少より病弱で人目を避け、長安郊外の小さな書院に身を潜めていたが、各地で英傑が覇を競う中、乱世を終わらせる天命を自
覚していく。
一度も戦場に立ったことのない白衣の青年が、策謀と信義を武器に、曹操・孫権・劉備ら英雄たちの陰に潜みながら歴史を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 02:01:05
10302文字
会話率:37%
ごく普通の女子高生、瀬川朔利<せがわさくり>は無数の鍵束を持つ白衣の青年から一冊の本を受け取った。それには付喪神が憑いているようであり、強制的にその付喪神の宿主になることとなった朔利は命を狙われるようになる。そこで朔利は青年と共
にとある国に向かうこととなるが、そこは魔法と科学が共存する不思議な国で……。 他サイトで執筆していたものを加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 20:53:47
6908文字
会話率:38%