「はぁ……今日もワタクシの推しカプが尊過ぎてしんどいですわ……」
公爵令嬢ボニータ・レムゼンは、婚約者であるエイドリアン第二王子、そして彼の専属騎士のジミーの二人の仲良さげな様子にうっとりとしていた。
彼女はBL大好き腐女子。エイドリア
ンとジミーにくっついて欲しいばかりに、自分の婚約を捨ててまで二人をくっつけようと考える。だが……。
※BL用語はたくさん出てきますがBLではありません。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 08:00:00
3700文字
会話率:52%
ジャンルばらばらの短編集です。
一話完結のオムニバスで、どの回からでもご覧いただけます。
主にはヒューマンドラマ。恋愛っぽいもの。
べたな男女恋愛だったり、百合風味だったり、BL感もあったり、性癖は闇鍋状態。
ちょっぴりファンタジーだった
り、ほのぼのだったり、ドロドロだったり、統一感はありません。(各話あらすじ、特殊嗜好は前書きにて記載いたします)
※一部、投稿済み短編小説が重複しております※
※不定期更新※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:35:53
41326文字
会話率:28%
珈琲館コノハナサクヤは桐生学園日本ミスカトニック大学区内で営業する喫茶店だった。
誰人曰く、安価な割においしいコーヒーを飲ませるカフェであり――、
何よりウエイトレスさん達が、みんな可愛い。
そんな喫茶店が、夏休み限定の、僕のア
ルバイト先なのだった。
僕はヒラヒラと可愛らしいメイド服を着て、給仕として接客業務についている。
男の目が気になる。彼らの目は決まって好色と好奇と好意を湛えている。
だが、僕は、男だ。
愛宕恵一、16歳、桐生学園、日本ミスカトニック大学付属、ミスカトニック高等学校1年C組。
王様ゲーム方式の一学期末のテスト勝負に負けて、罰ゲームを受けていたのだった。
完璧に化けた女装メイドで、アルバイト。
まったく酷い話だ。しかしイジメの類ではない。純粋に勝負に負けての罰ゲームなのだから。
それに――
この情けない格好を良しとする、もう一人の自分がそこにいた。
今から少しおかしなことを書く。
もう一人の自分とは――、
今年の3月下旬に亡くなった、双子の妹『恵』であった。
下敷きにクトゥルフ暗黒神話と、同名のТRPG要素も少々加えた、学園探索ミステリー。
男女恋愛あり。若干BL要素あり。女装要素強烈にあり。謎要素あり。ロリ要素あり。
愛宕恵一、彼の身に何が起きたのか。もう一人の自分を『双子の妹』と断ずるその理由は。
クトゥルフ系ではよくある、手記風の一人称視点作品。伝奇ジュブナイル小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
286276文字
会話率:43%