【予告編】
「いやぁ、おっかない話だねぇ」謎めいた余裕の◆クリムゾン◆。「吸血鬼、悪魔、大者から小者まで」
――SNSに邪念の渦。
「本気かい?」クールに応じる男、■ノワール■。「いわゆる“なりきり”、君からすれば小者にもならない」
――邪念の裏には事件の匂い。
「“フェイク”だよ」ほの暗く覗く、それは兆し。「それはそれは願ったりな獲物じゃないか」
「『おっかない』のは」垣間見える、それは魔性。「背後に隠れた“ホンモノ”ってわけか。行ってみよう」
クリムゾンの皮肉。「“ホンモノ”が証拠なんか残すとでも?」
ノワールの悪い笑み。「そういう君はどうして僕の側にいる?」
――行動開始。
契機。「年間ペースの倍近く。それがここ2日で『喰われてる』」
着眼。「そんなに? いや、600人を境に?」
魔の気配。「正確には、666――獣の数字さ」
手応え。「――ビンゴ」
その先。「ビンゴどころの話じゃない」
――スタイリッシュ■ハードボイルド×サイバー+ゴシック◆ホラー!
◆Fake~SNSに潜む自称悪魔や自称吸血鬼へ~■
原案:焔丸(ほむらまる)
小説:中村尚裕
「要りもしない苦労を買って出るほど、私は篤志家じゃないものでね」
――ネットに巣くう魔が覗く。
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ノベルアッププラス
NOVELDAYS
カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 00:00:00
10724文字
会話率:54%
商品ナンバー666。それは獣の数字であり、ケモナーとは関係がない。
最終更新:2020-02-22 12:00:00
1554文字
会話率:26%
高校二年生の結鷺觜也は友人の舞游に誘われ、冬休みをとある山荘で過ごすことになる。三泊四日の共同生活を共に送るのは舞游の兄である有寨と、その恋人である霧余、山荘の持ち主の孫にあたる杏味を加えた計五名。彼らが山荘に到着した後から吹雪が勢いを増し
、そこは立派なクローズド・サークルと化した。
二日目の朝、そのうちのひとりが密室の中で、身体を縦に切断された死体となり発見される。部屋には『ナグ・ハマディ写本』という書物が残され、それは上位世界(プレーローマ)とそこにいる至高神を信奉する宗教思想〈グノーシス主義〉にまつわる文書を蒐集したものであった。
ソフィア神話、オグドアス、ウロボロスの蛇、獣の数字、大地の歌、メビウスの帯、後期クイーン問題……絢爛たる要素の数々に彩られながら進行する異形の連続殺人。すべてのことに意味がある。支配するのは大いなる理論。究極のクローズド・サークルで、神のトリックを暴け――。
(アルファポリス、エブリスタにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 19:00:00
175838文字
会話率:43%
白い病室のベッドで身動きすらとれずにもう死に向かうしかなかったオレ。
しかし不意に現れた黒衣の紳士と、彼が示す全てに於いての自由を得る方法……
それは呪いとしてオレに与えられた神の錠を解く、鍵の数字を探し当てるという賭けであった。
創世記の
世界を現代につなげ、楽園追放の伝説が絡みつく。
全ての意味を紡ぎ合わせてツロの紫を受けたとき、進むべきはどの道なのであろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 13:41:52
18701文字
会話率:54%
ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は『666』である。 (ヨハネ黙示録13章18節)
※オーメンとは関係ありません
最終更新:2012-04-25 14:33:11
1035文字
会話率:24%
吸血鬼の中で最大の禁忌とされている同族の血の摂取
それを破り一族さら追放された主人公は同じく追放された吸血鬼に罪を被せられた
裏切られ主人公にとって信頼出来るのは毛むくじゃらの小さな相棒
裏切られたショックで他人を信じられなくなった主人
公は次々と他の同族を殺しいつしか追われる身に
逃亡生活を続ける内に不思議な男に出会って・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 23:42:25
675文字
会話率:0%