まぁ、あの場所はボロクソ言ったけど、結構気に入っているよ。
その言葉を見た時、思わず息を飲んだ事を覚えている。
これ程までに私とあの場所を表した関係というのは存在しないと思っていたから。
あの綺麗で穢い、爪を立てたくなるあの街は、やはり愛
おしい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私の中での解は出ました。多分これ。
夜のギラギラした街よりも、清濁を併せ飲んでる気がします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 14:03:58
1284文字
会話率:25%
──その子は、生きるために水を飲んでいた。
密かに自分だけの秘密基地としていた夕暮れの体育館裏で、水瀬有朱は、ペットボトルに詰めた水を必死に飲んでいた少女、小日向結衣と出会う。
生きることは難しい。人の心に踏み入ることもまた同じ。
そ
れでも、有朱は世界の壁に、回り続ける歯車に爪を立てるように、結衣と明日にかける約束をメロンパンに託して、秘密基地を後にする。
これは、生きることにもがく少女たちの、小さな出会いのお話。
※pixiv様との複数投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 21:31:17
5763文字
会話率:28%
「店長さんさ、なんか食べたいものある?」
気まぐれな彼と、お人好しの彼のおはなし。
編集会お題ワンライで書きました。使ったお題は「爪を立てる」「東の果て」「クイナ」
最終更新:2020-03-03 22:39:28
2033文字
会話率:69%
俺は昔、サルべージャーだった。
別に船舶の引き揚げとかをするわけじゃなく、地面の奥深くに眠るものを探り当てるんだ。
某工場の第三駐車場が、今回のターゲット。
じゃりを蹴散らし、露わになったクリーム色の地面に爪を立てる俺。今日は何が掘れるか
な……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 22:00:00
2718文字
会話率:11%