【巴御前と山吹御前の、源義仲を巡る少女小説】
平安末期、信濃国。木曽の豪族中原兼遠の娘巴は、共に育った源義仲に忠義を誓いながらも、恋心を抱いている。
しかし義仲に、巴の従姉妹山吹との婚儀の話が持ち上がる。
山吹は、信濃東部の豪族達滋野党
を束ねる棟梁、海野幸親の娘であり、後ろ盾のない義仲には良縁。
巴と義仲、そして山吹の恋の行方は……
※note、pixiv、エブリスタ、セルバンテス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 17:00:00
82793文字
会話率:40%
源義仲は、宇治川での敗走後、部下の今井兼平と、巴御前を伴って北陸へ落ち延びていた。
途中、巴御前に、討たれる直前まで女を伴っていては武士の恥である。そなたは落ち延びよと言って別れ、兼平と二人、鎌倉軍の追っ手を振り払いながら馬を走らせながら、
己の身に起きたことを振り返っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 10:40:34
1493文字
会話率:0%
征け、武士(もののふ)共。
野心に満ちた男の駆け抜けた三十年間
平氏と名を連ねる武門・源氏の男子として誕生した源義仲(駒王丸)は、僅か1歳の時に父を失い、木曽へと落ち延びる。そこで今井兼平や巴たちと出会い、義仲は自分が生まれてきた意味を知
っていく。やがて、義仲は源氏再興を誓い挙兵する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-01 00:00:00
1470文字
会話率:46%
源義仲とその従者疾風に拾われた少女。
鈴という名をもらった彼女は義仲の元で忍として成長する。
ある日を境に疾風への恋心に気付く鈴。
しかし避けることのできない戦が二人を別つ…。
さらには鈴の出生もあきらかになり…。
義仲の折れぬ心、巴御前の
真っ直ぐな愛、
疾風の強い想い…。
戦乱の世に必死に生きた彼らのなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-03 01:24:00
37642文字
会話率:64%