「平氏にあらずんば人にあらず」
平清盛が都で独裁政権を築き上げようとしていた頃、信濃国善光寺平では領地を巡る紛争が続いていた。
富部家俊という国人を主人にもつ杵淵重光は、ある時、敵将の娘に一目ぼれしてしまう。
さらには木曾義仲が北信濃
へ侵攻してくるという状況で、杵淵重光は源氏につくか平氏につくか葛藤する。
そして、木曾義仲が全国にその名を轟かせた戦、横田河原合戦で杵淵重光はある決断を下す。
北信濃を舞台にした源平争乱期の歴史短編小説。
*史実をベースにしたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:00:00
11004文字
会話率:18%
後の世に平治の乱と呼ばれることになる、最初の源平争乱。
その戦には若き日の源頼朝も参戦していた。死罪と思われていた頼朝は流刑となるが、歴史に頼朝の姿が再び登場するのはそれから二十年以上の月日が経ってからのことである。
これはそんな空白の時代
の物語(の序章)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 17:48:31
82789文字
会話率:38%
平安末期の時代
平安京において一人の女がいた
名前は磯
白拍子を名乗るその女は動乱の京を生きる
史実を元に架空を取り入れています
歴史の人物が多数出ます
時間の経過あり
種々の伝説や宗教の話あり
平安時代末期から見て過去の歴史の人物や事
件の話も出てくる事あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 06:17:06
120788文字
会話率:67%
時は平安末期。末世が近づいたとの人々は、恐怖におののいていた。その理由は、信仰を失い、穢れをまとった神“荒御魂”にあった。荒御魂は炎天、飢餓、疫病、洪水、など様々な害を人々に与え、一晩で一つの村が消えることなど当たり前であった。時の政権を
握っていた平清盛は、京都に荒御魂の影響を及ぼすことを恐れ、神祓寮を設立。そこに属する者達にはそれぞれ特徴的な紋が身体上に現れ、神の荒魂を元の和御魂に戻すことを目的としていた。荒ぶる神々を鎮める彼らを人々は“神祓ノ使”とよんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 16:40:59
100046文字
会話率:60%
源平争乱は終わりを告げ、世は鎌倉政権の時代に移り変わった。
まだ騒乱の種を残しながらも、時代は移り変わる年代。 これは、その時代の京の、少女と神様のお話。
注意
それなりに時代背景を取り込んだだけのフィクションです。
また、E☆エブリス
タにおいて同一の作者がのんびりと書いた短編のそれっぽい長編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 23:37:15
54865文字
会話率:46%