亜熱帯の熱風吹く中、小国乱立の北インドを舞台に彼らが得たのは勝利か愛か。
時は紀元前五世紀。所は亜大陸、北インド。
厳しいカースト制度と小国乱立による乱世が人々を圧していた。
戦争と腐敗した宗教、疲弊した世界に彗星のごとく現れたのは、『救
世主』の烙印を押された男。
カピラ国の王子、シッダールタ。
だが、彼は法ではなく剣を取った。
そこに現れた一人の美剣士『阿修羅』。
その正体もわからずに王子は惹かれていく。
北印度を駆け巡る二人のカリスマ。
その行方には何が待っているのか。
二人の運命的な出会いと戦いの日々、壮大な抒情詩を贈ります。
※この物語はフィクションです。
実在する国名、人物名も使用しておりますが、史実とは異なりますのでご留意ください。
※この作品は、同作者の「流沙のごとく」の大幅改定版(一から書き直しています)となります。
一人称視点(複数の登場人物が章ごとに語るスタイル)により、
心象描写を深く丁寧にお伝えしています。
新たな物語として堪能していただけると思っております。
※アルファポリス様で投稿、完結している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 19:40:36
226518文字
会話率:41%
「流沙のごとく~仏陀聖王戦記異聞」のスピンオフ、アフターストーリーです。
壮絶な最期を遂げ、一人奈落へと進む阿修羅。
彼女を救うためシッダールタは現世で修行に励みます!
二人が再び結ばれる日はくるのか?
最終更新:2020-03-14 07:00:00
13170文字
会話率:30%
紀元前5世紀 小国乱立の北インドが舞台の歴史IF
主人公は、『流沙の阿修羅』と恐れられる美形の盗賊、阿修羅。
そして『世界を救う救世主、仏陀となる』と予言されたカピラ国王子シッダールタの二人。
こともあろうに、挙兵し、インドを戦乱の世に
しているシッダールタの元に阿修羅は向かった。
「本物かどうか見極めてやる」
過酷な運命に翻弄されながらも、彼らは自らの想いのためにひたすら進む!
この物語はシッダールタが仏陀への道ではなく、現世を統べる聖王、転輪王への道を選んでいたらどうなっていたかを手繰る歴史ファンタジー小説。
二人の運命と出会い、交差する過去と想い。
彼らが辿る新たな歴史をご堪能ください。
※本作は「なろう」で先行連載とし、「ノベルアップ+」でも連載を開始しました。 (3/1付)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 19:00:00
121259文字
会話率:48%