沸騰するお湯の拡散力はハンパないという事です。
最終更新:2024-03-17 20:00:00
1943文字
会話率:3%
ひょんなことから魔法のランプを手に入れた男。
そんなもの嘘に決まってる……などとは思いもしない。手に持てばわかる。なんとも不思議な気配を放っているのだ。
男はよくあるお話と同じようにランプを擦った。それで中にいるランプの精霊を呼び出し
、願いを叶えてもらおうと考えたのだ。
……が、ランプの先っぽから煙が出るもその量は一定。沸騰するヤカンにも劣る。それに加え、手を休めれば煙もまたランプの中へ引っ込む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 11:00:00
723文字
会話率:55%
脳みそが茹だる程の熱気。
脳裏では寸胴鍋に入れられた水が沸騰していた。
踊るいんげん豆。茹で上がるいんげん豆。
そうして脳みそも茹で上がる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
曲に
はサイケ系なんてジャンルがありますが、曲であるなら小説であっても良いのでは?
という気分です。
麻薬やってる気分になる曲の事を言うそうですね。
奇書と言うほど奇書では無い故に、奇書のなり損ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 19:15:28
1073文字
会話率:50%
即席麺との出会いはたいていコンビニかスーパーだ。人は300円ほどかそこらの値段を払ってそいつを手に入れる。そして、キッチンの戸棚にしまい込み、出番が来るのを待たせる。即席麺とは、そういう存在なのだ。
おそらく、君に彼女なんかがあれば、君の
寝室で「ねえ、小腹がすいたな。何かいいものはないかしら?」と君にささやくだろう。
こんな場面がきて、ようやく即席麺の登場となる。往々にして、人生にはそういうポイントがいくつもあるものだ。
即席麺を作るにはお湯が必要だ。ケトルにお湯を入れ、コンロに火をつけて、沸騰するまで待つ。それが終わると、かやくを入れて、お湯を容器に注ぎ、三分待たなければならない。ちょうど、タバコを一本吸い終わるぐらいの時間だろう。
今回の話は、この「即席」にこだわって人類が進化した後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:02:53
613文字
会話率:0%
「はい、あーん」
「ちょ、え?」
「もう!早く!あーん」
「何でだよ!」
「もう!落ちちゃうー!」
仲睦まじく甘い空気を出しながらイチャつくカップルを血が沸騰する思いで見ていた。
最終更新:2022-04-02 21:27:10
8241文字
会話率:51%
完全フルダイブが実現されたゲーム、VRMMORPG。
誰もが憧れた世界、冒険、そして出会いが存在するゲームに世界中で人気沸騰する中で、1人の少年は「人間になりたい」と言う不思議なAI少女と出会う。
AI少女は何故、人間になりたいのか。
そして少女が創り出された理由とは?
これはAIが学び、人間が成長する、青春溢れる夏の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 03:48:29
2909文字
会話率:43%
彼が目を覚ました時、世界は赤に包まれていた。
天に躍る焔と、地に沈む血肉。鼻に燻ぶる灰と鉄の香りが、少年の本能を否応なしに覚醒させる。
――戦え。戦わねばならぬ。
空気も水も知らない異界の大地を、少年は沸騰する激情に身を委ねて疾走す
る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 21:00:32
5501文字
会話率:22%
ドバデル・ユデンヌ・アルジャイーナIII世は、中東・クジャール国でも指折りの石油王にして、日本のアニメやサブカルチャーを好む趣味人であった。しかし──おめあてのフィギュアの予約に失敗したことにより、日本の闇に蠢く【転売屋】なる邪悪なる存在を
知る。人々から「買う機会」を奪い、不当な利益をあげる転売屋に対し、石油王の怒りが沸騰する…! (中略)しかし地球人類はまだ知らない。水の星に大いなる危機が迫っていることを…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 10:20:15
5995文字
会話率:46%
登場人物
・野島左松(のじまさまつ)
→両親が営む『野島こめ店』の次期社長候補。17歳。
・実の母親
→37歳。
・その他
あらすじ
俺は今、底からぶくぶくともの凄い音をたてて沸騰する赤い湯のはられた金属製の大釜の中にいる・・
・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 13:21:39
9286文字
会話率:48%
清水さゆるのツイッターアカウントが消えた!?
さゆぽんの言葉を盗んで転売している悪のスクリプト集団ギークピクチュアの仕業だろうか…。
ブラックプレイヤー、じんまじまと桜弓しずるのアカウントを見つけて、本当の清水さゆるの言葉に出会うんだ!
最終更新:2020-07-09 09:40:42
2568文字
会話率:45%
クリスマスの匂い——レトルトカレーを温めるお湯の沸騰する匂いを嗅ぎ、私は唐突にそう思った。
昔から、ひとりでばっかりいる私。
お金もないし、愛だとか友情だとかとも縁遠い。
「そんな屋根じゃあ、雨も風も凌げないでしょ」
「……関係ね
ぇよ」
そんな時、ひとりのおじさんに出会った。
口も悪いし、身なりも汚い。
だけど、どこか安心する——そんな彼に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:53:18
5216文字
会話率:47%
軋む関節のねじ切れるような破砕音が頭に響く
異常を示すアラートがこの狭く暗い棺桶の中を赤く彩る。
先程まで元気に悲鳴を上げていた同輩の声も今は聞こえない。
「撤退は認められない、死守だ!死守しろ!」
それを受け取るべき護衛はもう
居ないというのに、
壊れたラヂオの様に同じセリフを垂れ流す通信機に本気で殺意を覚えた所で、状況は変わる訳がない。
残った作業用ワーカーが健気に対害獣用の小火器で撃ち返しているが、
此方が一撃った所で向こうから十のお返しが来るような状態だ。
また此方のワーカーが火達磨になり無数の破片に変わった。
俺が未だに原型をとどめてるのはただの運だ。
最初に俺の前で作業していたワーカーが吹っ飛んだせいで
たまたま俺のワーカーの膝関節が破損し、そしてたまたま自分が掘っていた穴に転げ落ちた。
ただそれだけだ。
結局、その運も数秒自分を生かしてくれただけのようだ。
豆鉄砲を悔し紛れに打ち返してみるも、所詮作業用ワーカーでは相手の一歩を止めることすら不可能なようだ。
前線から離れた場所だから大丈夫と武装の殆ど無いワーカーで来た事への後悔、早々に退場してしまった頼りない味方への罵倒、
とどめを刺すべく近づいてくる敵への恐怖、何とも言えない様々な感情で頭の中は沸騰する。
くそったれ、コクピットに一発叩き込んでくれるだけで終わりだっていうのに、丁寧に両腕を破壊した後
俺の落ちた穴に建造物破壊用の大型多弾頭手榴弾投げ込みやがった。
顔は見えないのにニヤけてるのがわかる。
最悪のテラテラのトカゲみたいな嫌らしい面をしてる、絶対にだ。
閃光とともに耳を劈く多数の轟音、そして僅かな浮遊感とともに、視界はブラックアウトした。
3XXX年 日本は3つの勢力を主軸に戦国時代に突入していた
北海道を支配下に置く革命軍 日本人民共和国
関東を支配する帝国軍 大日本帝国
九州を本拠地とする同盟軍 自由日本同盟
そして、生まれては消えていく多数の小国
何時から始まったのか、そして何時終わるのか。
もう誰も覚えていないのに、戦争は続く。
鋼と炎が世界に蔓延し、それが当たり前となったこの時代、人は戦うために生まれ、そして死んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 12:23:38
8704文字
会話率:15%
普段、勤務先の会社で主に雑務をこなす俺は、その日も繁華街を歩いていた。辺りが沸騰するように暑いのを感じる。駅で電車を降り、街の中枢部を歩く。人が大勢行き交う中を抜けてカフェに入り、窓際の席に陣取った。アイスコーヒーを頼み、飲みながらしばらく
読書する。スマホの着信を見て、上司の黒沢社長からと分かり、電話に出たのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 15:50:12
1175文字
会話率:16%
抑えつけられた命が沸騰する
最終更新:2014-06-20 23:50:13
262文字
会話率:0%
“戦って。戦って。戦い抜いたその先に……一体何がある……?”
墨染の桜が舞い散る、世界の終わりのような空を見上げ、天に問う。
これはそんな疑問の果てに待つ答えを求めた修羅の、……一人の男の話。
屍山血河の果てに待つ世界を求め、
人間としての命の限界を踏み越えてしまった男と、混沌の街に戦いを求めた怪物達による、血で血を洗う闘争の中で刃の切っ先に閃く答えを探す物語。
それは神出鬼没の化け物“幽式(ゴースト)”が人間を襲って喰らう世界、神も化物も人間も貴賤ない混ぜに暮らす芦原中津国。
混沌の街、九龍<クーロン>では、災厄と戦乱の幕が静かに上がろうとしていた。
戦いのために死の一線をも踏み越えた悪鬼。
剣舞の魔女を名乗る孤高の少女。
死の穢れを司る九龍の巫女。・・・etc.
人知れず、ひっそりと息を潜めて渦巻き始めた嵐の中、それぞれに我を以ていびつ認むる配役達が交錯する。
彼らの前には抗する意思など愚かに見えるほどの大きなうねりがきっと、残酷な牙を開けて待つだろう。
だが、己の歩む道を決めるのは、何時だとて己の意志一つ。
――――――行くか、止むるか。
つまるところこの物語は、その逡巡で形作られ、その決断の果てを見ようとする人々のお話。
……と、要するに濃い人達と恥ずかしい厨二病テイスト満載の話なのだ!!
だっはっはァ!!
刃鳴(はな)散らす鉄と、沸騰する血と、生死の間で揺蕩う人の意志と、そしてひとかけらの意地で出来上がるバトルファンタジー、乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-07 07:50:18
13518文字
会話率:17%