主人公・江古田俊介が目を覚ますとそこは無人島だった。
なぜここに来たのか、直前までの記憶は一切ない。スマホもなければ食料や飲み水もない。燦々と照りつける太陽が主人公の体力や水分を奪う。いきなり絶体絶命。
そんな主人公の前に現れた謎の美
少女————と思いきや、実は男。
この男の娘・小川渚との出会いを皮切りに、全裸変人美少女・秋津朱里、フェミニストギャル・鷺ノ宮咲、推しのネットアイドル・下井草優と次々と美少女たちに出会う。
彼女らも主人公と同じ境遇でこの無人島にやって来た経緯を覚えていないという。
全員の共通点は一六歳から一八歳の高校生であることのみ。現代社会でぬくぬくと生きていた高校生たちが力を合わせて日々を生き抜こうとする。
その過程で泣いたり、笑ったり、キスされたり、全裸になったり、告白されたり、はたまた魔物と呼ばれる謎の生命体と遭遇したり、俺TUEEEE系主人公もびっくりな特殊能力に目覚めたりします。時には環境問題やジェンダー問題にも切り込みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 19:28:03
122173文字
会話率:47%
主人公、江古田俊介は隠れオタクだった。
オタクを隠す理由は二つ。一つは友人にオタクであることがバレたくない。
もう一つは、主人公の通う緑生高校では生徒会を中心にオタクを取り締る校風があるからだ。
一年間オタクである事を隠し通した主人公だった
が、持ち物検査の日に誤ってライトノベルを持って行ってしまう。
絶体絶命の主人公だが、どこからか投げ込まれ煙玉により九死に一生を得る。
この煙玉を投げ込んだ人物の名は樋口太郎丸。オタクを取り締る生徒会と戦う反体制組織のリーダーだ。
主人公は樋口に誘われ「オタク解放戦線」という組織に加入することになる。
————これは隠れオタクと反オタク生徒会のバカバカしい戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 18:24:00
109843文字
会話率:42%
テーバイの王ペンテウスは酒と演劇の神ディオニソスの正体を見抜き、神を罠に嵌める。窮地に陥った神は王を道連れにするも、肉体は神話の時代に留まり、精神が現代に転生する。
舞台は現代。棟市野美術大学舞台創造学科運営コース一年の牟礼等は、同期の天
才演出家三浦ハンナに俳優養成の授業から追放される。新歓コンパで、運営コースの教授熊倉から、建て替えが決まっていた演劇上演施設「中ホール」の存続を求めるOBの声に応える為に、解体か存続かを学生によるプレゼンで決定することになったと知らされる。
後、運営コース三年生の馬上かすみに誘惑されてキスをされる。直後、かすみから自身を主演女優にした座組を作り、プレゼンに勝利しないと発狂させると脅迫を受ける。彼女の正体はディオニソスで、楽園へ行くために、中ホールで主演をする必要があると言われる。等は狂を発する恐怖を実感させられ、協力を約束する。
中ホールにある『狭間の世界』に迷い込んだ等は世界を管理する幽霊と会う。
かすみから「ひとたらしの能力を授けた」と言われた等は、肉体が触れた女性から好意を向けられるようになっていた。
新歓合宿で、演出コース四年の碓井天人が中ホール解散の座組を作ることを知るが、等は熟達の女性スタッフに触れることによってプレゼンの要員を獲得していく。ハンナとの距離が縮まる。彼女がトラウマで演出が出来なくなっていた事を知る。等はハンナに触れ、座組に勧誘する。二人は恋人同士になり、ハンナは演出家としての力を取り戻すが碓井の座組に入ると宣言する。
無気力に陥った等だが、コースの同期に鼓舞され、碓井に勝ち、ハンナを取り戻す。熊倉から「狭間の世界」に連れて行けと言われ、扉に手をかけると世界の門が開いた。熊倉はペンテウスであり、幽霊は過去の恋人だ。かすみも表れ、神と王は現代で対峙する。等は、かすみに少し世界に留まって欲しいと懇願し受け入れられる物語は終わる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 16:38:42
122796文字
会話率:51%
最初は象っていうタイトルでした。シンプルだし。でも、江古田ちゃんを読み返したら6巻の44ページに偶像崇拝っていう言葉が出てきて、それでそっちにしました。今も悩んでいます。象が良かったのか、このまま偶象崇拝でいいもんか、どっちでもいいんですけ
ど、でもなんか悩んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 08:13:47
2295文字
会話率:31%
お見合い―――旧き良き時代の残滓、現代でも数こそ少なくなったが、男女の出会いとして息づく風習を描く。
最終更新:2019-06-04 12:00:00
5708文字
会話率:74%
戦国時代、織田信長によって討たれてしまい、デオチ大名と化した今川家。しかしながら、この家系の持つ潜在力なら戦国時代に終止符を打つ事すら可能であったのではなかろうか? そんなIFを前提に、今川氏親を軸に戦国前期から活写する。
最終更新:2017-03-19 00:00:00
31742文字
会話率:56%
奇妙なオッサンの一人語り。
最終更新:2015-09-05 18:00:00
11748文字
会話率:0%
昔、日大の近くのケーキ屋のケーキよく食べたなあ。
最終更新:2018-05-06 00:23:32
1660文字
会話率:70%
モテない金ない未来もない。そんじょそこらの女なら付き合わない方がマシと豪語する田上は中年になるまで恋人ひとりできたことのない。いい加減観念して結婚相談所へ向かうが・・・
最終更新:2014-09-02 15:57:54
8307文字
会話率:43%
櫻井久美子(さくらいくみこ)、二十五歳、O型。
小学生の頃からミスターチルドレンが好き。ここ最近お気に入りの作家は新井素子。学生時代は江古田に住んでいたこともあり、『臨死!! 江古田ちゃん』という漫画に異常なシンパシーを感じている。ちな
みにまだ読んでいない。が、内容を聞いたところきっと気に入るだろうと思っている。が、一番好きな漫画家は岡崎京子。『ヘルタースケルター』はもう何度読んだかわからない。
と、ポチの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-12 20:36:56
7666文字
会話率:44%