わたくしが、長い期間の間にポツポツと書き溜めてきた短編集です。
とある法律関係の業界紙の編集長を10年ほどやっていた関係で、紙面のはじっこに、クスッとくる小品を時々書いていたのですが、固定の読者の方もついてくれて、とても楽しかったので、
このまま埋もれるのも勿体ないなー、と思い、アップさせて貰ったものです。
実録からエッセイからファンタジーまで多岐に渡りますが、どれも2000字~3000字程度の一話完結ですので、合間の時間にクスっとして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 16:51:27
65713文字
会話率:1%
年明け後輸入元に300台契約する、内訳は60ヘルツ200台50ヘルツ100台で全て今回は船便である。新年度の四月早々に到着予定である。六千万円の半金三千万円輸入元の口座に振り込む。輸入元の社長も感激し銀座のクラブで歓待される。三ヶ月後に製品
は入荷し手順通り、残半金三千万円輸入元の口座に振り込む。
話が前後するが年末に二年度の空気清浄機はこのまま行けば六百台の販売に達し、売り上げも二億円に届くのはほぼ間違い無い見通しとなる。冬のボーナスは夏の二倍の六ヶ月分とし、年末年始の社員の休暇を十日間取り、前の三日間に台湾旅行に行くのである。
そして三年目の新年度、船便で到着の300台の内から約五十台を代理店に発送する準備をしていたある日、噸でも無い記事が業界の新聞紙に載る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 12:04:45
11394文字
会話率:23%
建設業界紙の記者が、取材を通して建設業界の闇に挑む。
建設業界紙記者となった田岡泰史は記者とは名ばかりで販売拡大や広告獲得ばかりの仕事に入社早々嫌気がさす。
ある日、新たに新聞を買うことを条件に造園業社から依頼された県の新しい入札制度の
調査をきっかけに彼の日常は一変する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 04:08:07
633文字
会話率:0%
業界紙の日常を描きました。
最終更新:2016-02-16 01:01:49
6444文字
会話率:29%