戦後生まれの俺たちは、昭和という時代が移り変わって行く中で、もがき苦し荷ながら高度成長に向かって頑張った。だが、その途中で、挫折し、亡くなる者もいた。俺の友人、今井和道は、そんな挫折者の1人なのだろうか。俺は彼の死に対して何も言えなかった。
最終更新:2023-06-12 14:04:04
17914文字
会話率:49%
昭和の時代に街中でよく見かけたチリ紙交換だが、ヤマはそれを生業とする偏屈な男だった。昭和という時代とともに去り行くチリ交、その時代の流れに沿うように、チリ交ヤマは死んだ。
最終更新:2022-02-11 07:19:06
917文字
会話率:11%
みんは旅の途中で、スペインの蚤の市「ラストロ」に立ち寄ります。そこは、みんが見たこともないようなガラクタだらけの世界です。でも、そんなガラクタの中で、1体70万円もする人形を売っている景色に出会います。みんは、訳がわからなくなります。こんな
ガラクタの山の中で、70万円?
やがて日本に帰り着いたみんが転がり込んだ先は貧乏な男の家でした。
世間知らずのみんが、昭和という時代の中で、やがて「アンティークディーラーになっていく、そんな旅の途中を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 16:00:00
72059文字
会話率:21%
昭和という時代に思いを馳せてみました。
最終更新:2021-11-14 14:37:45
5265文字
会話率:17%
令和、平成の前の昭和という時代には、若者がみんな、ラジオに熱中していた時期があった。その頃のラジオのパーソナリティーは、すごい人気で、そんな人気のパーソナリティーの一人に、DJ 中谷宏美がいた。人がうらやむような美人でスタイル抜群の彼女だっ
たが、彼女にも人に言えぬ恋の秘密があった…。
そして、彼女の同棲相手である山田恭平にも、人に言えぬ黒歴史の超能力があった…。
愛する人より、愛してくれる人と結ばれる方が良いのか悪いのか?
女と男のすれ違いのラブコメですが、少しホラーかも…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 00:34:23
23336文字
会話率:78%
定年退職し、田舎に引っ込んだ還暦過ぎの男。とある飲み屋で一人の男と知り合いになる。何回か、一緒に呑む内に、意気投合し、親密な呑み友達になっていった。その男は毎回、酒代を払わずに店を出て行く。不思議に思っていたら、彼の奥さんがつけとなっている
酒代を払いに来るのを目撃した。飲み屋の親父の話では、彼は言わば、奥さんのひもとなって暮らしているということだった。その後も、彼との付き合いは続き、今までの人生のことなども話し、時には哲学的なことも談義していった。舞台背景は民主党が政権をとった頃である。熟年の二人の対話を通して、過ぎ去った昭和という時代を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 20:00:00
15854文字
会話率:23%
昭和30年代を背景に映し出す美しい純愛小説です。
小学生が一人の女の子に恋心を抱く、主人公の名は元太。彼は小心者で生まれも育ちも貧乏な家庭に育つ。学校へ行っても苛めに遭い、しかしその中でも元太を助ける友人もできるようになっていく。しかしあま
りにも酷い苛めに元太は行き場を失う。そして運命の日、元太の家が火事に遭い泥酔した父が亡くなった。
やがて元太は友人との別れが待っていた。その時。。。
最後に彼が得たものは何か。。。
友情、苛め、初恋そして別れ。
昭和の時代を背景に美しい光景に彩られた、秀作である。
この作品は現代の青少年だけでなく、大人にも是非読んで戴きたい作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 00:00:00
32068文字
会話率:32%
亡き父の遺品整理中に、出てきたセピア色の写真。残されたアルバムを見ながら、家族が昭和という時代のことを話していきます。3話以降、主人公と夫との馴れ初めの話になります。
【昭和の日企画】参加作品です。
最終更新:2017-06-08 16:32:17
56241文字
会話率:60%
私は、昭和に生まれてはいますが、昭和という時代はほとんど物心が無く、
『昭和の日企画』という企画は存じ上げていましたが、縁がないものと思っていました。
ただ、でも、これは書いておいた方がよいのかな、と思って書かせて戴きます。
最終更新:2017-04-29 23:41:30
1831文字
会話率:2%
昭和という時代、ちょっぴりアナーキーな香りのする場所はいくらでもあった……
地方都市育ちのアザトーの半生記とともに、あなたもちょっぴりタイムスリップ!してみませんか?
キーワード:
最終更新:2015-02-15 18:48:42
6299文字
会話率:5%