「これは王命による政略結婚だ。公爵夫人として大切にするがそれ以上は求めないでほしい」「分かってます。これが政略結婚であることを。そして──閣下には忘れられない人がいることも」
肥沃な大地を持つウェステリア王国は五年前の戦争が原因で「国王派
」と「継戦派」による政争が起きていた。
そんな中、宰相補佐官を父に持つアリシアに王命による結婚が下される。
相手は同じ国王派の筆頭で全てにおいて格上のランドベル公爵家の当主のシルヴェスター。発言力を増す継戦派を牽制するため、国王派の結束を強めるためにアリシアは公爵家に嫁ぐことになり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 08:10:00
116188文字
会話率:47%
「赤眼の一族はどんな妖も浄化する。カイリ、君は信じるかい?」
祓除師であるカイリ。彼の母は変わった妖に取り憑かれていた。力を失い今にも消えそうなその妖は、なぜか母に深く絡みついて剥がれようとしない。
藁にもすがる思いで赤眼探しに出た彼を待
ち受ける未来とは。
導かれるように、知るたびに紐解かれていく真実。家族、友、愛する者たちが作るそれぞれの絆。いつしかカイリも歯車の一つとなり、物語が大きく動き出す。
主人公の恋愛はゆっくりと進んでいきます。
温かい目で見守っていてください。
初めの方はファンタジー要素が強めです。
初めて小説を書いてみました。思った以上に長編となってしまい、書いては消してを繰り返して奮闘しています。拙い文章ですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。完結を目標に頑張ります。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 22:36:22
274254文字
会話率:43%
先月、高校一年生になったばかりの森山 瑞月はひょんなことから一つ年上の見た目王子様な先輩に自分が所持している本を貸すようになる。放課後の図書室で二人が過ごすようになって早一ヶ月。
__可愛い女の子の定義ってなんだと思う?
そんな唐突な
先輩の問いかけに答えたり答えなかったり。かと思ったらにやにやと面白がる友人に質問攻めされたり。なんだか質問に答えてばかりなお話。
恋愛はゆっくりと進みます。
日常の一コマ系。はじめの方はあまりストーリー性がありませんので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 21:58:13
173411文字
会話率:39%