男は名声など興味がなかった。ひたすらにその腕を磨き、強者と戦うのが何よりも幸福だったのだ。
そして男はたどり着いてしまった――最強へ
そして失ってしまった――目的を
次に向かう道はどこにあるのか。
新たな道を探す中、一つの可能性に賭ける
。
"最強"の弟子を育てる事に――
その時ちょうど、二百年ぶりに勇者の刻印が浮かび上がった少女が誕生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 19:40:23
17286文字
会話率:40%
ボクは虐められてきた。
だから、無邪気な猫になりたくて、オカルトや怪しい本などでゴールの見えない魔法の研究を行っていた。すると、なんと魔法が使えるようになったのだ。けれどこれはボクの求めるものじゃない。ボクは猫になりたいのだ!
そ
うして魔法陣を書いて、ついでに異世界転移をしたら実験は成功! ボクは猫になって異世界に転移した。
そこでボクは自分と似た境遇の少年、ベルと出会う。
しかし、優しい性格の持ち主であったベルは、力を手に入れた途端に豹変してしまった。ベルは虐げられる者から、虐げる者になってしまった。
この後始末は、師であるボクがしてやらないとね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:00:00
9083文字
会話率:48%
(『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』の作者「鬼影スパナ」監修の講座付き小説です!)
「け、結婚してください!!」
「気持ちは本当に嬉しいんだが、私もう死んでるんだ……生前ならなぁ」
俺、葉庭択斗(はにわ たくと)
。夢の中に現れたお姉さん幽霊の神原加古(かんばる かこ)に一目惚れし、そして玉砕した。さらば初恋。
そしてなんやかんやで神原さんは俺に憑りついた。
生前は小説家だった神原さん。「せっかくだし幽霊が弟子を育てるアレがやりたい」とのことで……俺は神原さんを師匠と呼び、小説を教えてもらうことになったのだ。
初めて好きになった人ともう少し一緒にいられるなら……と未練たらしくも了承してしまった俺。だが師匠は幽霊なので絶対に付き合えない。師匠への気持ちはちゃんと忘れて、他の人と幸せにならなきゃならない。
……一目惚れし、玉砕したその相手がすぐそばにいる状況で、俺はちゃんと生きている人間と恋愛することができるのだろうか?
あと読書感想文くらいしか書いたことない俺が小説なんて書けるのか。
「私は生前すっごく驚いたんだが、普通の人間にとって3000文字とか普通に書く人は凄いらしい。たった3000字とか、Web小説でも1話分なのになぁ」
「えっ。3000字、めっちゃ多くないですか? 原稿用紙7枚半っすよ」
「え!? 弟子はまだそっち側だったんだね……じゃあ、最初のレッスンだ。弟子のその幻想をぶち壊してあげよう。小説において、3000字はそんな多い文字数じゃないんだ――」
師匠の小説講座も満載!
(講座成分が高い話には☆をつけておきます)
(タイトルやあらすじは調整中のため、コロコロ変わる可能性があります)
※また書き貯めができたら更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 16:11:11
100253文字
会話率:61%
暗殺者として生きる主人公は、色褪せた日々を過ごしていた。その日々は長く続き、約10年。生きる意味もわからなくなり、自分が何をしているのか麻痺しつつある彼は、引退をチラつかせるように。そんな時に彼はある一人の少女と出会い…
最終更新:2019-05-15 12:00:00
43063文字
会話率:21%