日本政府がスタートアップ元年を発表してから早1年。
スタートアップを取り巻く周囲の環境は驚くほどの変化を見せ、新たな状況が生まれつつある。
特にその変化が睦まじいのが大学であり、数年前は突っ撥ねられていた少子高齢化に対応する新たな大学経営モ
デルというのが今まさに大きく見直され、今まさにスタートアップ起業と大学経営は密接な関連性を築くに至りかけている途上にある。
本エッセイにおいて伝えたい事は表題そのもの。
今後10年、20年、30年にかけて大学の経営を考えた場合、上場するスタートアップを1社も輩出できない大学は、その価値が問われ、最悪の場合統廃合すらありえると考えている。
そのためにはどうすべきか、どうあるべきか、特に理事長サイドなど経営に携わる方々に是非一読いただきたいエッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 07:39:08
13996文字
会話率:2%
「公序良俗のため不掲載とする。」
日常じゃ聞きなれない文章だが、正直言うと特許系の専門家でも殆ど知らない言葉であろう。
多分弁理士に聞いても10人中2人ぐらいしか回答できないと思われる。
そんな滅多に見られないような内容が今年から来年に
かけては結構見られるかもしれないってな話。
上記文言がどういう風に使われ、どうものなのかを簡単に解説してみる。
べ、別に仕事の愚痴じゃないんだからねっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 16:00:00
3308文字
会話率:3%
魔法が科学技術のそれと同視されるようになった世界。
魔法も産業財産権法により保護されることとなった。
■特許法第1条■
―発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。ー
発明は、自然法則
及び魔法法則を利用した技術的思想の創作として定義される。
魔法の発明を技術的に定義し、魔法の発明者に独占権を与えるために
権利を与えるための書面を作製する仕事----それが魔法弁理士の仕事である。
ひょんなことから、魔法専門特許業務法人に就職した魔法弁理士、北条 新の奮闘のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 21:10:40
2151文字
会話率:7%
社会保険労務士として日々を過ごしている春場直樹。
変わり映えしない毎日、予想より二段階は低い給与、横暴な取引相手……。今の生活に少し疲れていた春場はある日、突如として自身の住む一室ごと異世界へ転移してしまう。
転移先で最初に出会ったのは、見
目麗しい一人の美少女。
右も左も分からぬ世界で、彼は謎の少女から一つの依頼を受ける。
「我はな、国を作ってみたい」
「国っすか」
冴えない社労士と異世界の様々な種族が織りなす建国系ハチャメチャスローライフ、開幕。
チートなし、特典なし。
これは突如異世界に飛ばされた社会保険労務士のおじさんが、転移先で出会ったとんでもない世界と人々を相手に、培ってきた知識を頼りに等身大に頑張っていくお話である。
※社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし)とは
労働関連法令や社会保障法令に基づく書類等の作成代行等を行い、また企業を経営して行く上での労務管理や社会保険に関する相談・指導を行う事を職業とする為の国家資格であり、弁護士・弁理士・司法書士・税理士・行政書士・土地家屋調査士・海事代理士と共に職務上請求権が認められている8士業の一つである。
(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
※2020/07/23 イメージイラストを掲載(作:やまだ六角様)
※2020/07/23 タイトル、あらすじ変更
旧タイトル:社会保険労務士の資格って異世界でも役に立つんでしょうか ~可愛い女の子たちとおっさん(36)の国づくり~
※本小説は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 19:41:07
257925文字
会話率:33%
台風の夜に、家ごと異世界に転移した明石一家。転移先は魔法王国ヤパン。そこではメシアを求めて召喚魔法パンドーラを使っていた。
新生メシアとして迎えられた一家は、魔法都市アデルを案内される。そこで見たものは、五行魔法と呼ばれる火・水・音・光・
動に関する魔法の力と、その五行魔法を封じ込めた魔具と呼ばれる道具たち。そして、その魔具産業の疲弊の現状であった。
現世では特許事務所勤務の弁理士であった明石は、世界を救済すべく、ヤパン王国に特許法を整備して魔具産業を発達させることを思いつくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 14:13:56
17670文字
会話率:54%
夏姫蒼空(なつきそら)は大石特許事務所に入所して五年、弁理士になって三年。昭成(しょうせい)化学から出願された特許番号×××634号の捏造事件の担当者に任命される。634(ムサシ)と呼ばれる特許はメガネからカメラまでを網羅するレンズ材料に関
するもので、高屈折率と成形性の良さを併せ持つ画期的な技術で、その汎用性はガラスレンズを圧倒していた。蒼空は初めて大きな仕事を任され心躍らせるのだが、そこには思いもよらない試練が待ち受けていた。文久化学は634特許を手に入れることでメガネレンズで世界のトップメーカになることを模索し、一方の昭成化学は文久化学を一気に追い抜き、日本を代表するメーカに躍り出るという大いなる野望を抱いていた。それぞれの思惑が交錯する中で一つの疑念が持ち上がる。昭成化学の元に文久化学より634特許のデータの多くに捏造があると指摘されたのだ。もしそれが事実なら昭成化学は社会的責任を追及され、最悪の場合、会社の存続すら危ぶまれる状況になる。解決の糸口すら見つかぬまま事務所を出た蒼空は、リウと名乗る青年に出会う。蒼空はリウに言われるがまま自転車型タイムマシンの説明を聞くうちにちょっとした行き違いから一七七六年、江戸の平賀源内の屋敷にタイムスリップしてしまう。ここでは源内が発明したエレキテルが大量に模倣されており、この事件に蒼空とリウは否応なしに巻き込まれていくことになる。江戸での偽エレキテル事件は、源内が長崎で知り合った清次郎(せいじろう)や偽エレキテルを製造した吉松、そして偽エレキテルを販売していた大店の主、阿蘭陀屋善兵衛(おらんだやぜんべい)を巻き込み、人間模様を描きながら繰り広げられる。タイムスリップしてきた蒼空とリウはどようにしてエレキテル模倣事件を解決するのだろうか?現代へ戻ろうとする二人の前に、リウの父ケイが突然、最新式のタイムマシンに乗って現れる。父と子はタイムマシン特許の出願に対して対立するが、そこには地球の全生命体に影響を与えかねない大きな問題と、金と欲、科学者の魂とプライドが絡みあっていた。果たしてタイムマシンの特許はリウの望みどおりに出願されるのだろうか?現実の世界に戻った蒼空は、634特許の捏造事件を解決し、昭成化学を逆転勝利へと導くことができるのだろうか?蒼空とリウのほのかな恋は?二人は過去、現代、未来の三つの時空を超え、捏造事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 13:00:00
86356文字
会話率:42%
男にくせに美人な知財弁護士神谷は新人から中堅に移行途中の弁護士・弁理士。孤高で思考はいつも後ろ向きで沈みがちなのに、頭の回転が速いため人にそれを感じさせず無難に仕事をこなしていく。唯一、心を許せる相手だった裁判官の和泉も、この3年間会ってい
なかった。再会して、何か動くか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 00:20:21
46694文字
会話率:61%