異世界の大陸“グランダリア”――ある日、ある時、その社会人はこの地へと辿(たど)り着いた。
とくにこれといって特別なことはない彼だったが、この世界においてはその存在こそが特別ではある。ただ、だからといって何か大きなことを成せるわけでは
ないだろう。
居ることは特別だが、できることと言えば特別でもなく……ただ、少し料理が趣味(しゅみ)な程度(ていど)。
そんな一介(いっかい)の社会人が大陸でも栄えた地である都(みやこ)にて生活を始めることになった。
一体、そこにはどのような人々が存在し、どのような社会があり、どのような現実(げんそう)があるのだろうか。
魔術やら悪魔やら奇跡やら竜人やら神様やら……。
テーブルの裏に隠された手記から垣間(かいま)見る、異世界一般社会人の生活とは……一体!?
――これは、そんな隠された手記から一部を引用した物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 03:00:00
48675文字
会話率:22%
「ジン、お前はクビだ」
俺は冒険者ギルドのパーティのリーダーに戦力外通知をされる
驚く俺に細かく理由を告げられる
簡単に言えば、戦力にならず、出来ることは初級以下の魔法と少しの剣術、雑務、
そして趣味の料理だけ
そんなやつを置いてお
く余裕なんかない
退職金として渡されたのは使ってた古びた剣と包丁
仕方なく町に戻る途中、自分より強い魔物に遭遇
なんやかんやあり、俺は死ぬ
そう思ったとき、傭兵ギルドのメンバーに助けられる
傭兵ギルドの仲間達は、弱い俺を1つ前の街まで護衛してくれると名乗り出てくれた
仲間内はとてもよく
それぞれ魔物を倒す力と知識がある
連携、意志疎通がお互いできている
とても完成度が高いパーティ
だけど、1つ大きな問題点があった
「うわっ!誰だ今日の料理当番!!」
「今日は凶鳥の肉だったろ!?なんだこの消し炭は!?」
「しょうがないじゃないッスか!!ケイさんがやったって似たようなものじゃないッスか!?」
「バカヤロー!俺はもう少しマシだ!」
「数ヶ月ぶりの凶鳥の肉がこれだとな…俺がもう少し料理できていれば…」
…そう、誰も料理が出来なかった
「……あの、料理、俺にやらせてもらえませんか?」
傭兵ギルドに拾われた役立たずの烙印を押されたジンが、お腹と心を満たしていく物語
ノリと勢いだけで書いています
設定の矛盾は出来るだけ注意してますが出てくると思います
この小説より面白い、ワクワクする小説は沢山あります
それでも、この小説を読んでいただけた方、時間を割いてくれた方には感謝の気持ちがやみません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 21:00:00
163248文字
会話率:47%
私は、どこにでもいる社会の歯車。
少し酒が好きで、少し料理ができる。
そんな私のつまみの備忘録。
今晩の晩酌に悩んでいる方。
参考までに覗いていきませんか?
最終更新:2022-08-16 22:11:49
997文字
会話率:2%
母親が死んだ。つい最近のことだった。腹は減っているのに、食べることは面倒で、ただぼんやりと過ごしていた。そんな俺が犬だか猫だかわからないかみさま異世界に召喚されて、動物達に料理を作れってどういうこと? 召喚するにしても、ちょっと空気を読んで
くれ。
(再掲載作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 21:56:49
12401文字
会話率:46%
「異世界転生者なのになんで奴隷なの?」
男装して奴隷として生活していた私がいつの間にか王子の付き人として暮らすことに。
聖女様と呼ばれ渋々神に祈ると神様から衝撃の一言。
「不思議な力は3回ぽっきり!ごめんな!」
ただの付き人の筈が聖
女様と呼ばれ王妃に狙われ、王子の婚約者候補に狙われ、こんな筈じゃ!
「君は僕の運命の人だ。聖女であろうとなかろうと傍にいて欲しい」
私どうなるんだろう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 12:00:00
5607文字
会話率:20%