村を追われた遊牧民の少年は、生き延びるために各地を渡り、略奪を繰り返し名声を上げた。
各地の村を襲い、女を攫い、犯し、売り飛ばすことを生業としていたカガンはある日、その力を見込まれ、小国の女王に仕えることとなる。
女王は彼を戦場に呼び寄せる
が、彼の因縁が戦況を一層複雑にし、戦火を広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 21:00:00
109963文字
会話率:44%
これは、西の大陸の物語…………。 セピシアは小さくも豊かで、代々女王が国を統治してきた。そのためか、女王は不思議な力を持っていた。 その力を恐れていた隣国、ツェーリスは領地も広く豊かで軍事力も大きかった。ツェーリスは、いつかセピシアがその不
思議な力を使って領地を広めるため、自国に攻めてくるのではと危惧していた。――――数百年後。小国の女王は一人の少女に生まれ変わっていた。 少女は友人と教会の図書室に来ていた。そこで不思議な本に出会い自分の過去を知る。――前世に亡国の王女様やってた少女の話です。**本編完結しました。**番外編完結しました。**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 07:25:42
134729文字
会話率:40%
気付いたら迷い込んでいた、覚める事の無い悪夢の世界。
それでも少女にして新米女王、クランは常通りラフ・コリーを連れ、飄々と歩き始める。同じく夢に取り込まれた仲間達とも合流し、出口で待っていた者とは―――。
「せめてこれからは、良い現
実を見られるといいね―――」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-25 17:00:00
60869文字
会話率:62%
下界の毒に冒され、二十年以上の眠りを受けた唯一神の妹、クランベリー・マクウェル。彼女はあらゆる物事を見通す奇妙な能力故、常に飄々とした態度と欠伸を欠かさない少女だった。
今日も捜し人を求め、幾度目かの降臨を果たしたある日。降り立った地
で、人語を介す狼と人が暮らす小国を治めて欲しいと頼まれる。
クランは以前雪山で知り合った故人、前女王シスカエリア・クオルの真意に幾許かの興味を持ってそれを引き受ける。しかし、これが長い波乱の女王生活の幕開けになろうとは、この時彼女自身すら想像もしていなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 17:00:00
84922文字
会話率:64%