エリカ・ソルンツァリは国外追放された。
理由は光の巫女と親友であった為だ。
光の巫女との婚姻をもくろむ王族や大貴族からの反感を買ったエリカ・ソルンツァリは王国貴族が通う学園から追放されるはずだった。
だがそこに王国宰相の娘であるエリカ・ソル
ンツァリを攻撃する事で、王家と宰相の間に軋轢を作ろうとする第三者の介入により彼女は光の巫女暗殺の疑いをかけられる。
結果エリカ・ソルンツァリは無実の罪で国外追放される事となる。
光の巫女の心が曇れば国が傾きかねない、と危惧する王国はエリカ・ソルンツァリが身分違いの恋をして駆け落ちしたという茶番を考える。
その相手に選ばれた貧乏子爵家の次男坊シン・ロングダガーは、その話を受け入れれば貴族としては終わりであると理解しつつも喜んで話を受け入れる。
何故ならエリカ・ソルンツァリは初恋の相手だったからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:26:22
370952文字
会話率:20%
「なぁ、ペネロペ。いい加減諦めて俺のところに嫁いでこいって」
伯爵令嬢のペネロペ・キャンベルは『自称王太子殿下の側近の騎士』に今日も迫られている。私はお父様に王太子様を籠絡してくるように言われているのに!
意地悪騎士見習い×失敗ばかりの悪役
令嬢のドタバタラブコメです。
〜登場人物〜
★ペネロペ・キャンベル/伯爵令嬢。父親が国王陛下付きの秘書官を務めている。鳶色の髪の毛。
★ジェレミー・ストーン/子爵家の次男坊。自称王太子殿下側近の三騎士の一人。ペネロペの事を気にしている。赤毛の三白眼。
★ブライアン・ケイリー/伯爵家嫡男。自称王太子殿下側近の三騎士の一人。天邪鬼でぶっきらぼう。
★王太子殿下/ペネロペ達と同じアカデミーに通っている。
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『カクヨム』『アルファポリス』でも公開しています。
『アルファポリス』ではすでに完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 11:40:39
13617文字
会話率:39%
子爵家次男坊のマクシミリアンは、彼を『親友』と公言していた美しき公爵令嬢クラリッサへの想いを改めて自覚し、クラリッサも自分の中に育っていた彼への恋心に気付いたのだが―――身分差のため叶わない恋だと気持ちを胸に仕舞い込んだ二人の、その後のお話
※『変わり者の従妹と婚約する事になりました』『女神様と赤毛の騎士』の続編です。事前に前作を読まれる事をお勧めします。
※『侯爵家にふさわしい花嫁』を読まなくても理解出来ますが、読んだ方が本編を楽しめると思います。
※ゆっくり更新の予定です。このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 06:26:15
143887文字
会話率:43%
子爵家次男坊のマクシミリアンは、今日も鬼姉たちのエスコートで夜会に参加している。そこで彼を『親友』と公言する、美しき公爵令嬢クラリッサと顔を合わせる事に。その彼女を今困らせているのは―――
※『変わり者の従妹と婚約する事になりました』のマ
クシミリアンとクラリッサのお話です。事前に前作を読んでいただくことをお勧めします。なお、このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 06:00:00
62391文字
会話率:34%
マクシミリアンは子爵家の次男坊。兄妹のように育った従妹のレオノーラは天才少女で、マクシミリアンが通う王立学院高等部で教鞭をとっている変わり者だ。その変わり者の従妹と、何故か婚約する事になってしまって……。
変わり者の従妹に振り回される、残
念な次男坊のお話です。
※このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 09:00:00
62899文字
会話率:37%