橙色に染まる教室。
17時。教室で、ひとり読書。
別に本が読みたくて、教室にひとりでいるわけじゃない。先生がこの時刻に見回りに来るからだ。
先生に会いたくて…
そして今日は、その先生に告白しようと決めて。
私は、桧山先生のことが好
きで。先生に、好きですって告白しようとしたけど…テンパって「キスしたい」と言い間違えてしまった。
すると先生は私のもとに近づきそして─…先生の唇が私に触れた。
キス…した─────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 17:59:46
2380文字
会話率:49%
「鏡野先輩のことが…好きです」
もじもじしながら、私は鏡に映る自身に告白する。
──というのは冗談で。
被服室の端っこにあった年代物の姿見を見つけ、なんとなくその姿見の前で、好きな先輩への告白の練習を始めた。
すると………
最終更新:2021-12-25 20:25:05
1000文字
会話率:46%
放課後。
学校の3階の忘れられた茶道室。
鍵を掛け、ふたりきりの空間を作る。
そこで私と弓は、こそりと秘密の愛を育む。
誰も知らない、ふたりだけの秘密……
最終更新:2021-12-21 16:08:56
1000文字
会話率:58%