橙色に染まる教室。
17時。教室で、ひとり読書。
別に本が読みたくて、教室にひとりでいるわけじゃない。先生がこの時刻に見回りに来るからだ。
先生に会いたくて…
そして今日は、その先生に告白しようと決めて。
私は、桧山先生のことが好
きで。先生に、好きですって告白しようとしたけど…テンパって「キスしたい」と言い間違えてしまった。
すると先生は私のもとに近づきそして─…先生の唇が私に触れた。
キス…した─────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 17:59:46
2380文字
会話率:49%
クールビューティーと称される、南高のバスケ部の王子様。
少し長めの黒髪に、ノンフレーム眼鏡。180超えの身長に、程々に鍛えられた体躯。一刀両断な物言いだけど、実は世話焼きおかんな、高山晴久。
そんな兄を持つ、平々凡々、内気でビビり、トラウマ
持ちの妹、高山風華。
晴久の友達で、バスケ部のもうひとりの王子様、葉月天。明るい髪色に、ふわりとのったパーマ、ハニーフェイス。180を超す長身と、均整のとれたスタイル。そんな彼は、甘ったるい言葉で風華を甘やかすーーー。
これはそんなふたりの、スムーズでないお付き合いのアレコレ。
見切り発車です。そしてお付き合いに至るまでが長い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 21:00:00
45377文字
会話率:50%