とある地方都市から上京してきた女子大生、裏見香子。ひょんなことから、廃部寸前の将棋サークルを立て直すハメになってしまう。そこで目をつけたのは、元奨励会員の上級生。将棋に勝てば入部してやると言われたのだが──81マスを巡る大学将棋物語。原則、
木曜の午前7時に更新します。
※前作『こちら、駒桜高校将棋部』(https://ncode.syosetu.com/n8275bv/)の続編になります。
※番外編→『こちら、駒桜高校将棋部〜Outsiders』(https://ncode.syosetu.com/n2363cp/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 07:00:00
1712654文字
会話率:34%
僕は、将棋会のプロの卵である、奨励会員だ。将棋というスポーツは近年とても白熱しているが、この物語は、そんな僕が視点の物語だ。
僕は、あの日からずっと彼女に追いつこうと努力している。その人にたどり着くことは尋常ならざる努力と、類稀なる才能と、
そして彼女を思う気持ちがないとできないだろう。
けれど僕は、必ず彼女に追いついてみせる。
恋と将棋が混ざり合う、勝利が見えた『必至』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 22:00:00
33313文字
会話率:47%
女子大生の若葉桃子は足を不自由になった祖父の経営する将棋道場のピンチヒッターとして切り盛りしていた。
5月のGWに正式な後継者の元奨励会三段の副島杏介が現る。2人でイベントや大会運営で将棋道場経営に奮闘していくうちに副島への想いが変化して
いき……
この小説は『女子中学生が道場経営!?青葉将棋道場奮闘記』の姉妹作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 01:52:49
2278文字
会話率:47%
ここは東京将棋連盟会館。
年度が終わろうとする深夜に呼び出されたのはプロ棋士5人、退役棋士1人、女流棋士2人、奨励会員2人、将棋ライター1人、連盟職員1人。
「あー!僕悲しい!」
ちょっと……いやかなり奇特な会長の指示により、それぞれ
様々な問題を抱えた12人が将棋関係者としての生き残りを懸けて何故か人狼ゲームに取り組むこととなる。それにしても変則ルールにも程がある!ゲームの行方は如何に?
※実在する団体や人物とは一切関係ありません。
※100人近くのプロ棋士のエピソードを織り交ぜているので、その濃淡によってモデルのように思われかねないキャラクターもいるかもしれませんが、あくまで虚構の存在です。
※作中「東京将棋連盟」の諸々のシステムはほぼ「日本将棋連盟」のそれに準じていますが、微妙に変えている部分があります。意図的なもので、事実誤認ではありません。
※筆者は将棋界、将棋棋士に対して満腔の敬意を持っています。作中、展開として揶揄のような表現も登場しますが、筆者の本意ではありません。
※筆者の人狼ゲーム力はアマ低級者といった程度なので、人狼ゲーム作品としての強度、面白みには若干欠けるきらいがあります。そのわりに初心者に優しくない省略もあります。ごめんなさい。
以上、ご海容いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 10:32:00
45188文字
会話率:46%
将棋のプロ棋士を目指し挫折した元奨励会員の青年が、アメリカでチェスに出会う。将棋の国の真田智史。社会主義運動に傾倒した母に捨てられ孤児となった、アメリカの天才ロバート・フリッツ。少女のような少年ロシアの奇才ニキータ・コトフ。子供の頃から3
人が見続ける不思議な夢と、交錯する3人の運命。
「チェスは盤上の戦争、目的は敵の心を砕くこと」と世界チャンピオンを目指すロバートと、「チェスは自然界の縮図である小宇宙」と捉えその美を探究するニキータ、2人の間に立つ真田は自分の役割を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 18:09:56
176754文字
会話率:44%
将棋に必勝法が、発見された!
専門棋士川之森大五郎はスーパーコンピューター『永遠』《とわ》の前に敗れ去った。
将棋に必勝法があるという事実は、将棋を生業とする専門家にとって将棋の終焉を意味していた。
専門棋士穴熊一徹は、『永遠』に雪辱を果た
すために奨励会員の武藤と共に行動を開始する。
専門棋士の頭脳は、スーパーコンピューターに勝てるのだろうか? 穴熊の必殺の一手が炸裂する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 12:17:08
33464文字
会話率:53%
藤井達也は日本将棋連盟が主催する奨励会員、その三段だ。
四十人弱が半年間リーグ戦で競い合って、昇段しプロになれるのはわずかに二人。
狭く険しい門をくぐり抜けるため将棋漬けの生活を送るが、足踏みを続け早十期になる。
奨励会は年齢制限があり、藤
井はその制限一杯の二十六歳になっていたが、昇段の見える成績を上げていた。
時は九月十三日、奨励会三段リーグ戦の最終二局が行われる。
勝てば昇段、負ければ退会。
崖っぷちに立った藤井の結果は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 23:41:40
11528文字
会話率:6%