その日、アラフォーOL山本道子は、残業続きで疲れていた。フラフラとした足取りで、アパートへと続く夜道を歩きながら、
「帰ったら~ 晩酌して~ 布団にダイブ~ ふぁ~」 大あくび。
ゴン!
『うわ! やばい! どうしよ…… えいっ!』
後頭部への衝撃と慌てた声。続く浮遊感。
失敗を隠ぺいするために、飛び出てしまった魂を異世界に放りこまれて転生する羽目になったアラフォー幼女が、神さまと一緒に騎士団を引っ掻き回す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 11:40:16
175365文字
会話率:36%
エッセイです。
本当にあった話なんですよ。
皆さんもあくびする時は用心してください。
最終更新:2023-10-19 12:26:31
653文字
会話率:20%
お姫様には夢がありました。
それは、広い世界を自分の足で見て回ること。
お父様からお姫様のお誕生日に送られた、世界の不思議なものを集めた図鑑が大好きでした。
例えば、入口が巨人の喉仏に見えることから名のついた大あくび洞窟。
四百九十九の
骨で動く深海のボーンフィッシュ。
呪いの花だとも幸運の印だとも言われる、糸のような赤い花。
古来の魔王が根城にしていたという魔王島。
安全な鳥かごから羽ばたいて、少女は希望を抱くのか、絶望してしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 23:57:39
1387文字
会話率:21%
隣の席の彼女は、2学期に入ってからマスクをつけるようになっていた。
来る日も来る日もそれは変わらず、さらに1学期ではしなかった、授業中での大あくび。
マスクをしているから、そのしぐさは目立ちづらい。
あまりに繰り返すものだから、俺はじょじ
ょに気になりだして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 23:04:02
2606文字
会話率:0%
その日は研究授業があるとの話だった。外面を取り繕うためか、朝から服装検査が行われる。
昨夜、漫画を夜通しで読んでいた私は、検査の最中に大あくびをして怒られてしまう。「しゃんとしなさい」と。
そして先生方が集まり、一同がきちっと姿勢を整える
ものの、私には耐えがたい睡魔が襲いかかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 21:41:53
3987文字
会話率:5%
世界を恐怖に陥れていた魔王は、とある転移者によって倒された。
それから約十年。
もたらされた平和と、転移者たちの持ち込んだ知識によって世界は華やいでいた。
そんな中、レージ・クドウは突然騎士団を追放されてしまう。
「転移者などもう必要ない
。これからは気高き貴族の時代だ」そんな言葉と共に。
しかし『なんでもやります』の看板を手に大あくびする、寝ぐせ頭のこの男。
実はかつて勇者として魔王を倒した”転移者”だった。
同じ頃。魔術師団には才能を嫉妬され、冷遇される才媛が一人。
城下にも、その身に魔獣を封じているがゆえに酷使される少女の姿があった。あとキャッツ。
華の王都アルテンシアで、今日も平和と欲望に溺れる貴族たち。
しかし風向きは変わっていく。
王都の影で再び動き出していた魔族に、騎士団や貴族は苦しめられていく。
これは正体を隠していたかつての勇者が、追放少女たちと再び英雄になる物語。
※ まあまあコメディやってます。ざまあもきっちりやっていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:13:06
101008文字
会話率:47%