私の人生は、無駄ばかりだった。などと変に格好つけた言葉を宣うのが、私こと紫吹深喜である。一応の物書きを趣味とし、部屋には無駄に原稿用紙が積まれている。望夏日向大先生を師に持ったは良いものの、一向に物書きの腕はたたず、職になることは遠い夢。そ
んな私に、望夏大先生は自叙伝なるものを書けなどとおっしゃる。加えては、私のようなひどく無駄ばかりの人生こそ、自叙伝にはお誂え向きなのだとか。師であり、大恩ある望夏大先生のお言葉であれば、致し方あるまい、とのことで筆を持ってみたは良いものの、何も思いは浮かばず。私の自叙伝なるものが完成するのは、いつ頃出来るやら、皆目検討もつかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:30:00
8083文字
会話率:12%
電子姫メグがネット世界から姿を消した。メグの歌声は誰の記憶からも消失された。「メグ」という偶像だけを残したまま日常は回り続けた。その二ヵ月後の真夏日、記憶のないまま見知らぬ部屋で目を覚ました「ぼく」は、「圭」という男と出会う。朴念仁で、ネッ
ト依存で、けれど困っている人をほっておけない性格の圭に救われていく「ぼく」だが、圭には他人には言えない「物を壊す異能」があった。ネット世界に無数に生息する「P」の存在。失われた「メグ」の歌声。そこから派生する「異能者」たちの戦争。音楽に命を削る男と記憶のない「ぼく」が、最後に歌うまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:06:08
310295文字
会話率:43%
「僕はアスター。君の願いをひとつだけ叶える、魔法使いです」
ガチャポンを引くのが好きな葵は、ある日、落とした百円玉を追いかけた先で真っ黒なガチャポンの自動販売機を見つける。 好奇心に負けて引いた黒いカプセルから出てきたのは、魔法使いを名
乗る少年だった。
一つだけ願いを叶える。そう言われて、突然の非現実的な展開に混乱していた葵の口からこぼれたのは――。
「彼氏がほしいです」 「………………、は?」
女子高校生と、魔法使いの少年が出会う現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:00:00
23882文字
会話率:45%
真夏日、ある場所にやってきた〇〇。
…すいません。あらすじの書き方がわからなくて…これ以上は描けません…申し訳ありません。気になる方は中身をどうぞ。
最終更新:2024-05-06 00:56:28
1900文字
会話率:47%
星川冬華ほしかわとうかは自他共に認めるダメ人間である。そんな彼だが実の所、家事全般はそこらの一般人より出来、料理の腕は料理人にも引けを取らず、一通りこなせる超人である。
今ではアニメや漫画でしか語られない【魔術】などと言った現象が信じられ
ていた時代に存在した今では忘れられた国の王の子孫である。
冬華は魔術士として育ちながらも一般人として過ごしている。今は故郷を離れて高層マンションの一室に住んでいる。
冬華の住んでいる部屋の隣には妖精みたく可憐であるからと【妖精様】という愛称(他にも二つ名あり)で呼ばれている自他共に認める美少女、紅野あかのエリカが2年前程前に引っ越してきて住んでいる。
とはいえ、冬華はダメ人間として定評があるし、隣同士だからと言って特別関わる事もなく、学校でも話すことはなかった。
よく晴れた真夏日のように暑い、入学式の帰り道、公園のベンチで座っているエリカを見た冬華は熱中症になるのを危惧して日傘や水やタオルを押し付けた事から星川冬華の物語は動き出す。
これは星川冬華と口と愛想が悪く素直じゃない妖精様、そして沢山の友人や仲間達で織りなされる日常ラブコメファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:21:30
108061文字
会話率:34%
天渡三枝高に通う一年生、久柳龍麻《くりゅうたつま》。彼は今朝、忘れる事のない悪夢を見た。
その夜、突如それが現実として現れた。
龍麻の前に現れた一人の女。銃を構え、そして足を撃ち抜いた。
もがき苦しむ絶望の中で、女が問い掛ける。
「――さて
、感想は?」
今まさに、覚めることのない現実を見せられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:42:56
677594文字
会話率:48%
「真夏日をフロントガラスで押し返す」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-01-16 11:00:00
225文字
会話率:0%
三人の男女がバイクでツーリングをしていた。
楽しいはずだった旅は、突然終わりを告げる……。
目を覚ますとそこは見知らぬ村だった。
この村から抜け出す方法を探すが、どうしても抜け出せないループ現象に巻き込まれてしまう。
主人公の犬伏
徹平は自分だけループ前の記憶を維持できることに気付き、現実を打開しようと足掻くのだった。
血の川からやってくる影と呼ばれる怪物、断片的になってしまった儚い思いが交錯する。
どうか最後はあの日常へ帰れますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 19:00:00
15898文字
会話率:40%
ノベフェスの季節がやってきました。
今年は攻めた出し物で行こうと思う。
ただ天気は生憎の空模様。
北風は強いし気温は低いしやってられない。
あの一ヶ月前の夏日が嘘のような十一月。
それでも俺はこれに賭けるしかない。
永遠の夏の象徴、かき氷。
チョコバナナのサブと一騎打ちだ。
ワイルドだろ? ついでにハードボイルドなのさ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 12:24:40
999文字
会話率:36%
汗ばむ夏日に出前を届けに向かった先はビル。
最悪なことにエレベーターは故障中。
仕方なく階段で十階のお届け先へ。
高所恐怖症もあり道のりは過酷に。
十階で待つあいつに届ける為、今歩き出す。
最終更新:2023-11-28 12:17:38
1129文字
会話率:15%
根明×ツンデレ? の創作BL。
最終更新:2023-09-14 16:42:50
1692文字
会話率:60%
朝起きると、カレンダーのページが変わっていました。秋らしいイラストが描かれています。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2023-09-02 10:50:52
1064文字
会話率:26%
八月の初め、少しすればお盆の季節で御座います。
親戚一同がお墓参りに訪れる前に、一足先に済ませる事になりました。
突然見舞われた豪雨。地面の海原。それはまるで人の手のようで。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
雰囲気がほんのりホラーな幻想奇譚です。
お盆に海水浴禁止な理由が分かりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 18:41:25
808文字
会話率:54%
全てを焼き払う、八大地獄の様な真夏日に、彼女は御礼参りに訪れた。
釜で似たように茹だった顔をして、それでもうわ言の様に意志を連ねて此処に来た。
『私にとっちゃ、蜘蛛の巣が焔で焼かれるよりも、上様に見放される方が余っ程怖い事でありますよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
個人的には気に入ってます。
来なくても、梅香の君には届いてそうですね。
また梅香の君の人となりの話がしたくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 09:25:22
1045文字
会話率:30%
梅雨の合間の稀な晴れ。
出掛ける話したら、嬉々として準備を始める。
病的な素肌を晒した、露出度の高い服装。
それに風を合わさったら。
頼むから外ではしないでくれ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 20:05:27
1013文字
会話率:41%
(レビューいただき、ありがとうございます)
真夏の照り付ける太陽の下、子どもと過ごすひととき。
真夏日に照らされた くるくるとまぶしい万華鏡とは?
(270字)
みこと。様、すてきな挿絵、どうもありがとうございます!
最終更新:2023-07-18 12:06:42
302文字
会話率:0%
夏へと向かう宙の水平線を駆ける星々。ふり向く空には、こころの星が輝いて。風を信じて、帆を高く上げながら。
最終更新:2023-05-21 12:29:28
533文字
会話率:0%
「探しものは何ですか」イヤホンから流れる歌詞を聴いて、瞼を閉じてあの夏日に見た雲を思い浮かべる。どこかで見た入道雲は一体どこで見たのだろう。
最終更新:2022-12-12 23:56:13
232文字
会話率:0%
負けヒロインと関わらなければならない呪いにでもかかったのか!?!?
高校2年のとある夏日。負けヒロインーー、夏宮 瑠奈の修羅場を覗いたことで、まるで何某らホイホイのように負けヒロインと関わりを持ってしまう新山 陸は果たして彼らとどのような
関係を気付くのか・・・?
そして彼女らは自らの幸せを掴めることが出来るのか・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 21:10:32
30153文字
会話率:39%
夏日のある日。
友達の結婚式があった。
最終更新:2022-08-17 13:53:53
1879文字
会話率:27%
夏日。思考がおぼろになる。
―後悔が体中を巡る。
最終更新:2022-05-30 12:23:07
2218文字
会話率:18%
異常な暑さが続く夏日。
今日は、家で作業中。
最終更新:2022-05-15 14:18:08
607文字
会話率:19%
現在進行形の不幸話(実話)。
簡単に言うと、愚痴です。
最終更新:2022-06-26 17:24:49
909文字
会話率:7%
ある日、朝起きたら見た目吸血鬼の美少女になっていた。「え?」こんなの聞いてないんですけど。主人公の夏日(なつひ)は自分のした事で人が困っているのを楽しむ面倒な性格なので女の子の体を使って頻繁にいろんな人を困らせます。夏日は戸惑いながら案外早
く適応したり、人に嫌がらせしたり、様々な人と出会ったり、楽しく生活していくお話です。
いかんせん初投稿なのでよく分かりにくい所や設定がガバガバな所、キャラがブレまくってる所があるかと思いますので少しでもおかしいなと思った時はどんどん教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 01:28:38
140170文字
会話率:71%
小学生の遥は小説家の母と2人で団地に暮らしていた。日当たりの悪い小さな部屋の中で母は小説のために娘を外に遊びや買い物に行かせたり、押し入れに入れたりして、孤独を感じようとした。遥は日々、買い物をしようと家を出た夜の団地で、母への寂しさや愛情
、怒りを積もらせて、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 08:14:44
1806文字
会話率:13%