身に余る異能を持って生まれたクルトゥーラは、一所に居られない厄介な体質を持っていた。
子供時代はその異能を意識せずに使ってしまってお師様を死なない体にしてしまったり、大人になっても異能がコントロール出来ず草木を狂い咲きさせたり、うっかりの
連続で、他人となるべく関わらないようにしていた。
旅の料理人としてさみしい毎日を送っていたクルトゥーラは死にかけの子猫を拾って介抱したのだが、実は自分の命を狙う獣人で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:10:26
7293文字
会話率:53%
王国内の調香魔術師を取り纏め、王宮内の調香を一手に引き受ける調香魔術師一家、パルファグラン公爵家の娘、ヴィクトア・パルファグラン。
王立貴族学院の中級生へと進級したばかりのヴィクトアは、『孤高の令嬢』と呼ばれて女生徒の憧れの的だ。
少々厄介
な体質故に、幼い頃から関わる人間は極端に少ない。
滅多に話すことのない尊きお方。
クラッド・ルカ・サイラス王子殿下に、突然、声を掛けられたヴィクトアは……。
いろいろ抱えた公爵令嬢が、ゆっくり立ち直りつつ、ヘタレな王子を地味に振り回すお話になる予定です。
※作中での精油や香水は、調香魔術によって魔香水になり、様々な使い方ができるようになっています。アロマテラピーを参考にしていますが、実際に精油や香水を使う際は正しい使い方を調べてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 21:35:08
57330文字
会話率:24%
婚約者に伯爵家を奪われ、家庭教師として勤めていた子爵家でもとある一件から追い出されたエイジェリンは、エイミーと言う偽名を使って、魔王伯爵や悪魔伯爵とささやかれる難ありなブラッド伯爵家の当主ウィリアムの部屋付きメイドとして再就職した。勤めはじ
めて三日目の朝、エイジェリンはウィリアムを起こしに部屋に向かう。すると、寝ぼけたウィリアムが突然抱きついてきて、硬直するエイジェリンを「ママ」と呼んで甘えだした!ウィリアムはほどなくして正気に戻ったけれど、唖然とするエイジェリンに彼が語ったことには、どうやら彼の一族は、宝石に宿った魂が体に乗り移ってしまう厄介な体質を持っているらしい。エイジェリンに抱きついたのも、彼が指にはめていたブラックダイヤモンドの指輪の霊のせいだという。
ウィリアムは何とかしてブラックダイヤモンドの霊を成仏させようとしているが、なかなかうまくいかない。ウィリアムの秘密を知ってしまったエイジェリンは、必然的に彼に協力するようになったのだけど――お願いですから「ママ」と呼んで抱きついてくるのはやめてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 19:00:00
81345文字
会話率:34%
今から遡る事100年程前に、この世界に"ある出来事"が起こった。
そして、"その出来事"をきっかけに人間に異変が生じた………"その出来事"のせいか人間達の中に超能力を持つ者が現れ
出したのだ。
それから時は流れこの世界で超能力を持たない者が居なくなってしまい世界は超能力を中心とした社会へと発展していった。
そんな世界で主人公の篤[寛子]は、普通に学園生活を送っていたのだが、篤は超能力が一般人よりも弱過ぎで、学園では『落ちこぼれ』と呼ばれていた。
しかし、そんな『落ちこぼれ』と呼ばれている篤には誰にも言えない秘密があった。
篤の家系は代々、特別な一族の血を引いていた。
しかし、篤の中に流れる一族の「血」は特別な体質を持っていた為に、篤は一族の厄介な体質がとても嫌であった。
この物語は目立たないで普通の生活を送りたいと思っている主人公の思いとは裏腹に、何故か主人公を中心に起こる非日常な物語である。
更新は不定期ですが、宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 22:59:22
284951文字
会話率:61%
より詳しく説明すると、俺の朝立ちした『千穂ちゃん』が、小さくなったクラスメイトの小月千穂さんに置き換わっていた。
いや、そういう顔するな。分かるよ。分かるんだけどこれでも真剣なんだ。少しだけ付き合ってくれ。
厄介な体質になってしまった
俺と小月さんが苦難を乗り越えていく、至極真面目な恋の話だ。
……それと、この小説が続くかどうかは君にかかってるんだ。
【0.1 序(1,000文字ちょい。すぐ読み終わります)】だけでもいいから読んでやってくれないか。
【登場人物】
▸俺(池辻栄太):勃つと『千穂ちゃん』が小月千穂さんになる
▸小月千穂さん:彼女。世界一可愛い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 10:51:14
84985文字
会話率:53%
「――私と付き合って!」
立花 陽介(たちばな ようすけ)はお嬢と呼ばれる学年一の美少女の金田 麗美(かねだ れみ)に唐突に告白された。
”異性を意識すると腹下す”そんな厄介な体質に悩まされているムッツリ筋肉男子の苦労話。
最終更新:2018-01-22 00:30:47
94150文字
会話率:47%
齢八十も間近に迫る厄介な体質持ちの老人弓削治臣。気付けば天に召されようとしていたが、ところがそうはいかなかった。自称神の妙なチャラ男に目をつけられ、不思議な世界へと今度は転生しろと言い渡される。
体は若く、心は老人。そんな彼の明日はどっちだ
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 07:34:49
54116文字
会話率:42%
この物語の主人公には理想があった。誰にも譲れないモノがあった。そのためならば好きでもない彼の傍に居座る程度は苦では無かった。しかし幼馴染はちょっとややこしい体質を持って居た。──ハーレム体質という厄介な体質が。
主人公が幼馴染のハーレム体質
に振り回されるお話。それだけです。
少し前に理想郷の方で書いた物の手直し版です。当然同じ作者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-17 16:08:39
79782文字
会話率:28%