落としてはいけない必修科目を落単したオレは一回目のオリエンテーションで隣になった女に「再履修した人いっぱいいるらしいよ」と話しかけられた。こいつはまだオレが再履修だということに気づいていない。この後輩に正体がばれたらオレのプライドがズタボロ
になる。そう思ったオレはとっさに「そうだね、再履修になんてならないようにがんばろうね」と返した。なにがあっても絶対に二回目だとばれてはいけない。一周目の知識を活かしてなんとしてもこの講義を攻略する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:05:44
2267文字
会話率:29%
卒業式から1年、大好きだった高校時代の陸上部のメンバーと再会した。だがそこにいたのはかつての彼らではなく、大人になった彼らだった。そんな当たり前の変化についていけず、変わらないどこか劣化していく自分は取り残され、自分の大切な居場所はいつの間
にか失われていた
それでもそんな現状を変えようともせず、ただあの時の輝かしい青春をやり直したいと嘆き枕を濡らす日々だったが、それを見かねた神様でもいたのだろうか。ある日起きると…
主人公:紫陽正明《しようまさあき》春から大学2年生。浅く広くという大学の一般的な人間関係に馴染むことが出来ず、友達は0。サークル無所属、バイト経験なしで学校もサボりがちの引きこもりだ
花城悠月《はなしろゆづき》:部内で一番1500mのタイムが速く高3夏の県大会では8位入賞を果たした実力者。明るく人懐っこい性格が特徴的で現在は都内の女子大に通っており、日々インカレサークルの活動に明け暮れている
石野森陽平《いしのもりようへい》:努力家であり天才。定期テスト・模試共に毎回トップ3にランクインしていて、また部活動でも優秀な成績を収めており、夏の県大会の5000mの決勝では3位に入賞し、関東大会に出場した。1年の浪人期間を経て都内の医大に合格し、春から通うことになった
前田孝弘《まえだたかひろ》:圧倒的なルックスとコミュ力を持ち合わせていて自分の高校のみならず、女子校の生徒までをも虜にしていた。正直、性格はあまりよくない。現在は渋谷にある大学に通っていて陸上サークルに入っており、高校と変わらず充実した毎日を送っている
柊あかね:家が近くにあり小学校から高校までずっと共に同じ学校に通っていた幼馴染。ずっと仲のいい幼馴染として上手くやっていたが、高2の秋のとあることをきっかけにその関係性は崩壊してしまった。現在、どこに通っているのかは不明
岩波鉄平《いわなみてっぺい》息をするように毎日アニメの話をしていて、毎クール20本以上のアニメを視聴、また見たアニメは全部自分のブログに感想を含めて投稿し、月に1回はライブにも行っていて周りからは少し距離を置かれていたが、同じアニオタの俺とは話が合い、毎日尽きることなくオタトークを楽しんでいた。でも今は…
黒鐘ひより:清楚で気配りの上手い部内唯一のマネージャー。高2からマネージャーを務めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 20:56:53
18084文字
会話率:51%
かつて一世を風靡した大人気ゲーム、魔王の書。そんな大人気ゲームも、十と数年程経つと形骸化し、やがてプレイ人口も少なくなっていき、ついにはサービス終了にまで追い詰められた。
主人公、佐藤裕希も魔王の書に魅せられたひとりであり、そして今なおプ
レイしていた数少ないプレイヤーだ。サービス最終日、ストーリーを再履修し終わり、広大なマップを一通り巡ったあとにゲームを落としたはずの彼が次に目を覚ましたのは……見知らぬ土地であった。しかも姿はかのゲームの魔王。彼は魔王に憑依してしまったのだ。
魔王に憑依した彼はドMな部下や保護した聖女と共に奮闘し、世界を生き抜いていく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:50:29
28165文字
会話率:51%
4月から天平大学に通うことになる一年生19歳の乾亮。休学明けの彼は、大学で求められる技能を養成する必修科目「大学基礎」を再履修クラスで受けることとなった。しかし、再履修クラスは、入学した年に単位を取れなかった者たちの集う場所。曲者が揃わぬわ
けもない。
と、というか「俺以外ほぼ全員女!?」
天平大学を舞台にしたハーレム恋愛劇がスタート!?乾は荒れ狂う青春の波に乗れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 19:31:50
3780文字
会話率:20%
教室、それは決められた部屋で待ち授業ごとに異なる先生という方式だが、進学していくと授業を選び決められた部屋に行くようになる。
新学年の初回授業、先輩が再履修すると聞いて受講を決めた後輩はとなりの席に座る。
最終更新:2018-10-22 13:31:16
2095文字
会話率:65%
『「またね」』シリーズのひとつで、時系列としては『苺』の続き。年末にボクがタマキに言った「ジャズ鑑賞会」を実施することになった。タマキから見た、ふたりの先輩(キミとボク)の人物像とタマキの心情。
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「二人だけだと、ときどきしんみりしちゃうのよねえ」
私には意外な言葉でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-11 07:24:48
13399文字
会話率:56%
世界最大の私有鉄道をご存じだろうか。その名は安直にも「素晴ラシキ世界鉄道」。略称はこの会社の「業務用語」たるエスペラントで「モー・モー・フォー(MMF)」という。世界中に路線網をはりめぐらせる世界鉄道に秘められた謎にせまる第一弾の主人公は
、日本は京都に在住する、再履修と戦う留年候補生の大学生・葦原龍也(19)。語学に才能のかけらもないはずのタツナリは、英語の期末試験で突如聞こえた列車の「轟音」のあと、原因不明なことに世界中の言語が話せる能力を身につけてしまう。戸惑う龍也のもとに、再び「あの音」が聞こえてきた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-20 01:58:59
285657文字
会話率:55%