ワイスコップ船長率いる金属採鋼船マリー・アントワネット二世号は異空間ゲートに飲み込まれ、見知らぬ宙域に跳ばされる。すぐさま近傍の地球型惑星の周回軌道に乗って探査を開始。上陸班の中には旅客として乗船していた惑星免疫学者の佐伯啓介もいる。最初
の異常はその星の猿様生物の死に際して発生する。食糧候補として射殺されたその動物が樹上から落下する際、オニユリに姿を変えたのだ。ついで佐伯が観察していた微生物のコロニーが突如彼を見返してくる。さらに船の機関士に拾われた木の葉は裏に文字が浮き出してくるという奇妙なものだったが、その文字が見る人間によって変化するようなのだ。そして、その文字を見た船員たちが惑星上から消失する。佐伯は専門の惑星検疫理論を用いて現象の解明に取り組むみ、どうやらその惑星が通常の物理法則ではなく、レンマの論理に支配されているらしいと突き止めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 10:30:04
76569文字
会話率:47%
現在話題沸騰中のワクチンについて、微力ながら調べたことを纏めてみました。なるだけ専門用語は使わないように心掛けます。
現在、世界で暴れ回っている、そして日本国内でも話題の尽きない新型コロナ。その魔王みたいな奴に真っ向から対抗してくれる、
心強い勇者みたいな奴が現れた。その名も新型コロナウイルスワクチン。
しかし、そいつには黒い噂があったりなかったり。果たしてワクチンは魔王を倒してくれる勇者なのか、それとも別の悪魔の手先なのか。
この物語はそんな希望の光である、無口だけど頼り甲斐のあるワクチンと、その愉快な仲間たちの冒険譚である。
みたいな話、誰か書かないかな。書かないか。とりあえず私はここで、勇者ワクチンについて、個人的に調べたことを纏めておきますね。あくまで個人的な見解なので信用し過ぎないでくださいね。でも、全部嘘っぱちだって言われたら、それはそれで悲しくなりますね。
はじまりは世界の外れ、小さな村のお話から。なんてね。
本文は「エブリスタ」にも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 07:00:00
17425文字
会話率:0%
去年の今頃はこんなことになっているだなんて想像も出来なかったオリンピックイヤー、いかがお過ごしでしょうか。私は元気です。
さて、東京では一日の感染者数が新記録を叩き出し、一時は鳴りを潜めたかに思えた新型コロナウイルスがまたもぶり返して
来ている様相です。私は関西圏なので大きな影響はありませんが、しかし大阪でも感染者数の増加が見られます。
第二波ですかね。まだそうとは言われていませんが、放置しておけば感染者数は鼠算式に増えていきます。ということで誰の役に立つとも分かりませんが、また駄文を認《したた》めようと筆を、もといスマホを執った所存です。いわゆる自己満ですね。何かしないと落ち着かないという。
私はその自己満で、これまで二つほど駄文を公表して来ましたが、それらはどちらかというと原理的な話で、具体的な対策についてはあまり触れていなかったようにも思います。対策と銘打っておいてどういうことだ、詐欺じゃないかと思った方もいらっしゃるやもしれません。
なので今回は例題集と称して、具体的な状況等を想定し、それへの対策を問題形式で書いていこうと思います。全部で何問にするかとか、全然決めていないのですが、全問正解した方にはもれなく「実に個人的なコロナ対策検定一級」の肩書きをプレゼントします。名乗っていただいて結構ですよ。
ただし、本文は私の独断と偏見によって構成されており、その問題の答えが必ずしも正しいということではありません。また、本文は如何なる資格も証明するものではありません。
以上ご了承の上、用法容量を守って参考程度にお使いくださいますよう、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 17:22:58
12099文字
会話率:1%
緊急事態宣言が全国に拡張され、もうすぐ二週間です。そろそろ皆さんの努力の成果が実を結ぶ頃合いです。上手くいけば収束も近いでしょう。
とはいえ、今回の危機を乗り越えたから「もう後は知らない」というのはダメな気がします。SARSにMARS
に今回の騒動。歴史は繰り返すという諺を地で行くようです。近い将来にも未知のウイルス騒動が起きない保証はありません。
なので今回の件を教訓に、次こそはパニックを起こさず行動するためにも、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の情報を精査することをオススメします。
本文は今日において有効とされるコロナ対策に対して、あーだこーだ言うものであります。
しかしてその実態は私個人の独断と偏見によるものです。
先日『情熱大陸』で取り上げられていたウイルス学の権威の方の仰ることと大いに共感し、更に自信を抱いた私ですが、何処の馬の骨とも分からぬものの言うことなので、あまり信用しないようにしましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 00:50:47
11585文字
会話率:2%
万全と思われた防衛体制
挑戦する外敵
宇宙軍は進発する
たとえ無駄死にであったとしても――
黒井羊太様が主宰、ヤオヨロズ企画
最終更新:2018-05-02 22:21:49
7127文字
会話率:49%
免疫力の話。免疫力の話
最終更新:2016-11-13 12:46:33
377文字
会話率:0%
深見 真(ふかみ まこと)は本が好きな少年だった。
特にSFやファンタジーには目がなく、寝食を忘れて小説を読み漁り、いつしか時間を見つけて小説を書くようになった。
将来の夢は自分の書いた文章をたくさんの人に読んでもらうこと。読んだ人に幸せを
感じてもらうこと。
しかし、生まれ育った環境が夢に向かうことを妨げる。
父と祖父は東都大学附属病院の教授で免疫学の権威。医学の道に進むことを余儀なくされた深見は、敷かれたレールから外れることが許されず、親に言われるままの人生を送る。
そんな中、ある当直の夜、深見のもとに1人の急患が運ばれてくる。
それは未知なるウイルス「NL(ノーザンライト)」に感染した乳児。そのことがきっかけとなって、彼はNLとの戦いに人生の大半を費やす。
徒に歳月が流れ、深見は45歳になる。
しかし、夢を捨てきれない彼は「ある決断」をする。そして、その決断が彼を数奇な運命へと導く。
真面目で不器用で、少年のような純粋さを持ち続ける深見。
そんな彼をめぐる、SFとミステリーのエッセンスを散りばめた、大人の青春ドラマ。
よろしければ、お付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-11 06:58:06
188281文字
会話率:31%
2050年春、ありとあらゆる感染症が流行を始め、世界的なパンデミックが発生する。免疫学の権威、美馬憲介教授は、スタッフとともに最新医療センターのラボで、感染症のメカニズムの解明と治療に取り組んでいた。
しかし、その最中に美馬が死亡するとい
う事件が起きる。感染症を克服する、謎の新薬。研究データの漏洩。混乱の果てにあるのは、人類のユートピアか、それとも終焉か折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 16:12:13
8446文字
会話率:55%