少年はある日、クラスの人同士のしていた会話からとある噂を耳にする。
「雨の降っている時に砂浜に行くと人魚に会えるらしい」
そんな何の根拠もない噂話。しかしその噂話は、少年の心を強く惹きつけた。
それからしばらく経ったある晴れた日のこと。
電車に乗って砂浜近くの駅で降りると、途端に雨が降り出した。
降り出した雨を見て、クラスの人がしていた噂を思い出した少年は急いで砂浜に向かうと、そこには世にも美しい人魚がいて……。
メインで進めてるブロット作りの息抜きに書いたものです。細かいディティールは一応頭の中にありますが、そこまで書いちゃうとかなり長々としたものになってしまうと考えて、詳細はぼかして書きました。(話の真相は書いてあることをしっかり読めば予想のつくようにはなってる筈です)
そんなに長くもないので、皆さんも息抜き程度に軽く読んでもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 08:00:00
5880文字
会話率:24%
「運命なのさ!」
彼女、月極 運命(つきぎめ さだめ)はいつも言うんだ。
何の根拠もないその言葉に俺たちは動かされる。
彼女のおかげで俺たちは、人生に色彩が生まれた。
それが、どんなに喜び怒り、哀しみ楽しい、絶望であっても。
「ああ、
取り戻すんだ。そして、叶えるんだ。ボクたちの青春を!」
※カクヨムでもこの作品を連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 00:50:20
5270文字
会話率:26%
小さな町で起こる様々な人たちの成長、恋愛、冒険を描く名作フリーゲームChimeの小説化を誠に勝手ながらさせていただきます。※二次創作自由とのことです
https://sites.google.com/site/galantigame/chi
me
どこにでもありそうな海沿いの小さな街、露麻(つゆあさ)町。
観光地でも何でもありませんが、シンボルとして大きな塔が建っています。
塔内には大きな鐘があるそうで、かつては美しい音で人々の耳を楽しませていたものでした。
そんな塔も古びてしまい、鐘も鳴らなくなって久しい現在、春も近づく頃。
遠くから塔を見つめる少年、朝霧翔太。彼はある噂を思い出していました。
「鐘が鳴る時、恋が実る」
何の根拠もない噂ですが、彼には大きな心の支えです。なぜって、それは
今でも想い続ける初恋相手、静石綾が彼にはとても手の届かない存在だから。
はたして鐘は鳴るのか。
これは露麻町にいる人々の、塔と鐘、生と死、初恋と片思いをめぐる三日間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 16:18:13
2976文字
会話率:56%
大学二年の冬、莉子は見知らぬ男が廃ビルの屋上から飛び降りるのを目撃する。そしてその数日後、気まぐれに中華街を散策していると、一人の怪しい占い師に声を掛けられる。
「あんた、もうすぐ死ぬよ!」
占い師は大きな声でそう言った。その日を境に莉
子は頻繁に頭痛に襲われるようになる。
その後莉子は屋上から落ちた男、白澤と再開するが、そこで彼は信じられないような事実を口にする。
何の根拠もない「死」の宣告。出鱈目だとは分かっていても、気にせずにはいられない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 20:03:18
25537文字
会話率:31%
女性から見た女性の精神状態というか、ちょっとした仕草や行動の理由を独断と偏見を持って書かせて頂きました。
ちなみに作者が自分の経験と照らし合わせた結果の持論ですので、全員が全員そうだという訳ではありません。
自分は違う!とか、そうだったんだ
!明日から気にかけてみよう!とか思った方は、真正面から鵜呑みにされませんよう、お願いいたします。
「へー、そうなんだぁ」的な感覚で読んでみていただけると嬉しいです。
ちなみに学術的な根拠は全くございません。
誤字脱字、日本語の違和感等がありましたら、是非ご指摘くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-29 16:36:36
1781文字
会話率:0%
永遠は地味な女の子だった。普通より胸が大きい子。それくらいしか思っていなかった。そんな彼女と関係をもち、彼女が妊娠していることを知った。
僕は、僕は、間違ってしまった。彼女を信じずに、何の根拠もない書きこみを信じてしまった。僕は間違ったんだ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 13:28:10
4016文字
会話率:21%
三人はいつも一緒だった。
まだ歩けない時も、保育園も、小学校も
少し大人になった中学校では少し距離が空いたけど、
それでも結局離れることはなかった。
だから高校に行っても何も変わらない。
三人で夕陽の旧道を帰るんだって、
何の根拠もないの
に。
少し目を離した隙に
時計の針はどんどん進んでいた。
私を置き去りにして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-26 23:52:57
406文字
会話率:0%