貧乏な男爵令嬢アンナは学院生活でいじめにあっていた。
侯爵令嬢イライザとその取り巻き達は、執拗にアンナをいじめる理由は、先祖にあった。
実は200年ほど前のアンナの男爵家は公爵家であったのだ。
その時の公爵令嬢エリザベートは王子の婚約者で
あった。
だが、その王子が学院に入ってから知り合った子爵家の庶子と仲を深めていくことに嫉妬し、その令嬢を取り巻きとともに嫌がらせをしたのだ。
嫌がらせはエスカレートしていき、やがて子爵令嬢は馬車に突き飛ばされたりと、命の危険を感じるようになっていった。
王子の心は離れていき、段々と彼女を嫌悪するようになってしまった。
やがて、王子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢は、実家の数々の悪行とともに断罪された。
その時に爵位を落とされ、男爵家としてかなりの賠償金を払うことになってしまった。
それが貧乏の始まりであった。
この公爵家の事件は貴族の中で醜聞としてささやかれ続け、恥ずかしい男爵家として、不名誉を持ったままアンナの時代までさげすまれてきたのだ。
そんな理不尽ないじめから逃げるように図書館にいたアンナは、ある日、古ぼけたノートを見つけた。
そこには先祖である公爵令嬢の気持ちが綴られていた。
彼女は子爵令嬢にはめられたのだった。
アンナはそんなはめられた公爵令嬢に怒り、その怒りを手紙にして公爵令嬢に送ったのだ。
届くわけない、と思ったその手紙はなぜか時を超えて届いた。
アンナは公爵令嬢の相談に乗ることになり、子爵令嬢の罠を回避するべく協力していく。
公爵令嬢の断罪はどうなるのか、実家の没落は避けられるのか、王子との婚約はどうするのか、
ドタバタしながら時間を超えて協力していくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 17:29:33
43818文字
会話率:43%
婚約を視野に入れた、お茶会の席。
貴族の娘たる者、いつか私の意志は関係なく婚約して嫁ぐこときなるのは分かっておりました。
そう、頭では分かっていても、心が付いてきませんの――――
私、思い切ってみようと思いますわ。
「お聞き
しても宜しいでしょうか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 12:34:07
2108文字
会話率:37%
あ、私ってあの乙女ゲーの悪役令嬢なんだ。これってよくある転生かな?今このタイミングで思い出さなくても良かったのになー このままじゃ散々な最期迎えそうだなー どうにか皆上手く収まらないかなー と思っていたら、え?殿下、あの男爵令嬢が好きなの?
あなた私の婚約者って設定じゃないの?は?男爵令嬢の気持ちを確かめて来い?オーケーオーケー殿下の婚約者である私が!涙を飲んで2人の仲を取り持ちましょう。転生した的OLが悪役令嬢しながら目指せみんなが幸せな世界をする話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 01:37:27
8075文字
会話率:34%
貧乏男爵家に生まれ、家の起死回生を狙って貴族学校に入学してみた。あるとき、気絶していたわたしを王太子殿下に介抱してもらうが、その婚約者である公爵家令嬢に呼び出された。ひとの婚約者にちょっかいかけてるじゃねーぞと脅されるのかと思っていたら、殿
下の気持ちを探って来いといわれる。さらに殿下からも、公爵家令嬢の気持ちが知りたいといってきた。それなら、わたしが二人の仲をとりもって、ついでに王家とのコネクションもつくれれば一石二鳥だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 07:03:54
27575文字
会話率:33%
とてもシンプルに『嫉妬』の物語。
初心者ですので文章も内容も拙いものですが、一人でも多くの方に見ていただけますように。
最終更新:2016-05-26 04:15:53
1626文字
会話率:0%
物語というよりヴァンパイアの恋人を持った令嬢の心の中の気持ちを綴った詩のようなものですね。
物語風にもなる時もありますが、ほとんど詩のようになってしまいます。
なお、恋愛とファンタジーミックスで少し大人な関係も入る時もありますのでそれが大丈
夫な方のみ読んでくれると光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 21:00:00
1142文字
会話率:0%