四条雷斗(しじょうらいと)は突如現れたパワハラ上司の魔王岳(まおうがたけ)に閑職へ追いやられ、パートのオバさんの管理とトラブルの後始末ばかり。それでも同期の五人と元部下の美人に囲まれて穏やかに過ごしていた。
しかし、そんな日々は突如終わ
りを迎える。トラブルの責任を取らされパートタイム勤務に降格だと笑いながら告げるパワハラの権化。四条は耐えられず、その日のうちにビルの屋上から飛び降りた。
目覚めるとどこまでも真っ白な部屋。十歳のショタに生まれ変わった俺の目の前には外国のジジイが居た。
『わしゃシャホの神様じゃ。今は勇者余りだからパート勤務ね。ところでチートはいるかね?』
パートタイムから始まる男の逆襲劇。
全てを弾き飛ばして『おねショタハーレム』を作れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 07:20:00
126290文字
会話率:55%
「強くなりたい」
偶然出会った神に俺はそう口にした。そう口にしたが、与えられた能力は俺の望んだようなものではなかった。確かに俺は強力な魔法を使えるようになって強くなった。強くなったが、自分には制御できない危険なものだった。
周りにこれ以
上の迷惑をかけまいと俺は住んでいた村を出、独りで彷徨うようになったが、俺の魔法は色んな人々を不幸にしていき、ついには世界の敵となってしまった。どうしようもなくなった俺は、今は勇者と呼ばれている二つ年上の幼馴染の少女に倒されようと思った。
だけど当の幼馴染は――。
***
全七話、金曜に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 19:36:09
32057文字
会話率:15%
長閑な僻地の高原で、羊を追っていた青年がふと思い出した。
「俺は……否、余は魔王なり!」
そして青年は思った。
「よし、魔王軍に帰ろう。そして裏切り者を残酷に処刑して、余は再び魔王となるのだ!」
だが青年の家を訪れた神父は言った。
「駄目で
すよ。だって貴方、勇者ですからね」
「な、何ぃ!?」
これは残虐な魔王(今は勇者)が、優しい人達に大切にされるお話です。
勢いで書きました。毎日投稿。4話で完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 07:28:45
18468文字
会話率:30%
大森ニコは女子高校生だった。でも今は勇者、らしい。勝手に召喚されて、魔王を討伐しないと元の世界に帰れないらしい。
なんという理不尽だろうとニコは怒った。激怒した。間食のマリトッツォを食べるところだったのだ。なのにその寸前で移動したのだ
。マリトッツォちゃんは一体どうなったのだろう。
そんな怒りに腹肉を震わせていると、召喚を試みた神様とやらは言った。6つの特殊能力をくれると。コスト制だとか最後の一つがどうのとか言っていたが、ニコは怒っている。戦う気などない。
そしてニコは能力一覧を見て――
「このスイーツ召喚っていうのください。あと食べても太らないようになる能力ありますか?」
秒で神様を許した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 20:47:51
8449文字
会話率:67%
俺は風の戦士レイジ勇者の末裔だ右手には勇者である痣がある
今は勇者の伝統の儀式で聖剣を取りに行っているところだ
精霊の森の奥へと進むとそこには聖剣が突き刺さっていた
最終更新:2021-06-12 11:54:22
55745文字
会話率:85%
「なら私達。いつか勇者になって一緒に戦いましょう!!」
この俺アレクと幼馴染のミリア。
2人は昔の冒険譚を聞いて、互いに勇者になる事を誓った。
2人で特訓をして、2人で勉強をする。
お互いに夢を追いかけて今は見えぬ頂きへ近
づこうとしていた。
だが現実は非常なり。
「クソッ、俺は何もできないのかよ……!」
魔王が復活し世界が闇に覆われた日。
大量の魔物達が村を襲って来た日。
ミリアは勇者として覚醒して村を救い、俺は何も出来ずに守られるだけだった。
そこで夢を諦め木こりの日々を送る。
それから5年───
「アレク、いい名前ですね。ちなみに私の名前はネイファです」
山で魔獣に襲われていた女性を助けると、その女性は太陽神だった。
アレクは弱体化した太陽神から力を授かり、こう問われる。
「アレク。世界を魔王から救う為にあなたの力が欲しいのです。私と一緒に冒険をしてくれませんか?」
思い出すのは、昔幼馴染が言った夢の事。
『皆んなを笑顔にする勇者になりたい』
1度は諦めてしまった夢。
しかし───
「いいぜ。俺は今度こそ後悔しない為に、あいつの隣に立つんだ!」
心に炎が戻り、今は勇者となった幼馴染を追う為にアレクは再び夢を追いかける。
これは一度挫折した男が、同じ夢を追っていた幼馴染の隣に立つために冒険を始める物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 21:09:54
88055文字
会話率:35%
「パパ、今日は私の彼氏を紹介するわ! 今は勇者をやってるけど、いずれは最強の、RIKISHIになる男よ!」
勇者ルークスは世界を救う使命を与えられた勇者だ。
だが悪魔の娘にして恋人のアプルに誘われ、とある黒ミサに参加したことで彼の運命は一
変した。
「あなたならやれるわ、ルークス! 最強のRIKISHIになって、私を迎えに来なさいよねっ!!」
黒ミサの主催者はアプルの父親だった。
どうやらRIKISHIとして大関に昇進すれば、アプルとの結婚を許してもらえるという。
かくして勇者ルークスは世界の存亡を投げ捨てて、大関への高く険しい道を歩み始めたのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 10:49:37
3385文字
会話率:37%
極東の島国では昔魔物たちが闊歩していた。そこへ勇者が現れ魔物たちを退治していった。今では魔物も少なくなったが、それでも魔物は湧いてくる。その魔物たちを今は勇者の末裔たちが退治封印していた。その者たちは巫女と呼ばれていた。これは、そんな巫女た
ちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 17:00:00
15236文字
会話率:43%
かつて異界の魔物を引き寄せ、未曽有の危機に陥った世界アーズ。あわや滅亡かと思われたが、異世界から召喚された『勇者』の力により事なきを得た。勇者は『伝説の英雄』となり、今日まで語り継がれる存在となった。
あれから百年。アーズはいくつもの領
国に分裂、ギルドと呼ばれる戦闘集団が群雄割拠する戦国乱世と化していた。この時代の中で、覇権と権威を欲するギルドと宗教組織が手を組み、再び『勇者』を召喚した。
しかし、それを歓迎しない者達がいた。
「今は勇者が必要な時代じゃない」
そう反感を持つギルドの一派が、『勇者』を無力化、無価値化しようと画策し、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 17:43:54
12699文字
会話率:63%
俺は佐藤那音どこにでもいない超イケメンの18歳だ。
好きな食べ物は梨で、嫌いな食べ物はキュウリだ。
最近のマイブームは爪楊枝で城を作る事と、あとは特にないかな。
嵌っているスポーツは通学中に徒歩で駅まで歩いたり、電車から降りて学校まで歩いた
りと、かなりハードな内容だ。
それと勉強はもちろん大嫌いで、代わりと言ってはなんだけど女の子が大好きだ。
中でも特に黒髪ロングのお嬢様が好きで、時点でポニーテール、次々点でボブが好きだ。
もちろん顔が可愛ければ髪型などはどうでもいいし、お金持ちであれば顔は多少我慢もしたりする。
そんな普通な感性を持った、顔は超イケメンの俺なのだが、今少し困った事態に陥っている。
詳細は俺の冒険譚を読んでからのお楽しみなので言えないのだけど、とにかくスゴク困っている。
だからこの危機を乗り越えるために、俺は持っている唯一の武器を抜いた。
それは「論破」という名の武器だ。
そして俺は妹相手に練習し続けた武器を片手に立ち上がった。
そう、まるで勇者の如く、俺は武器を手にして立ち上がったのだ。
そうして勇者の物語が幕を開けた。
異世界に転移して、元イケメンで、今は勇者の俺の輝かしい物語が幕を開けたのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-04-24 23:08:20
4492文字
会話率:15%
※0.ミルフィの日常~小4になりました~ を割り込みで一番最初にアップしました。
こんにちは。私ミルフィ。小学4年生の女の子です。
将来の夢は魔法使いになること。
それも、ちっちゃい頃から憧れてたラルフお兄ちゃん(今は勇者様なんだよ!)の
パーティに入れてもらうのが目標だから、すっごく立派な魔法使いにならないと!
(もう一つの目標はラルフお兄ちゃんのお嫁さんになることだけど、それはみんなには内緒だよ!)
でも最近、この世界がなんかおかしいような気がしているの。
この世界には歴史が無くて。
この世界は丸くなくて。
この世界は異世界の誰かによって作られた?
私はいつか、この世界の謎を解き明かしてみたいなって、思っています。
正直言ってちょっと怖いけど・・・ね。
※挿し絵ありになってるけど、チェスのシーンの局面図だけです。ごめんなさい。
※【箱庭と魔法使いを夢見る少女】から題名を変更しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 22:22:40
176081文字
会話率:19%