ここは異郷。
妖が住まう場所。名は無い。
和とも中華とも取れぬその魅惑的な場所は、一度迷い込むと二度と戻れないのだと誰かが教えてくれました。古くは隠世・幽世とも呼ばれていたのだとか。
ずっと暗い夜のまま、永遠の時を生き続けるこの場所を、今の
妖達は「眠らぬ世界」と呼んでいるんだそうです。
どこかお洒落で、怖い呼び方だな…。とここに来たときは思っていました。
私は桜の妖『桜華(おうか)』です。記憶を取り戻すために私はこの眠らぬ世界の田舎の料亭で働いています。
気づいたら私はこの異郷におりましたが、私はなぜ妖になったのか記憶がございませんでした。
でも、妖になるものは皆未練があるのだとか。
早いもので、この街に来てから2年が経ちました。
常連客のお客様か「暁様の女性探し」と呼ばれるにお祭りに誘われ、私は参加することに…。
暁様というのは異郷の支配者のことです。
暁様は九つの尾を持つ狐の妖様です。暁様はずっと一人の女性を探し続けているのだとか。
そんな彼の為に行われるこの催しはもう何十回目…。
催しの目的は「暁様の女性探し」ですが、殆ど恒例化してしまってお祭りのようなものだとか。
早くその女性に会えるといいと思いながらも、その女性に会うまでの期間を楽しく過ごしてもらおうとお店の常連客の皆さんと一緒に作戦を考え、今回の催しに参加します!
…と思ったらなぜか私を見て暁様が大変驚いておいでです…!
「ずっと探しとった。もう離さへん。」
暁様が探していた女性は…私?!
記憶を取り戻すために、奔走する主人公は次第に大きな事件へと巻き込まれていく____!!
少しヤンデレの御狐様と、記憶がない主人公の恋愛物語、ただいま開幕です。
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異世界の恋愛が流行っているので私もそこに乗っかって…と思いきや、あまり和風や中華風が見当たらなくて吃驚!
異世界と言えば魔法とか冒険やら悪役令嬢だとか…そういうのが流行っていますが実は私は少し苦手…。ゆったりとしていて、どこか愛おしい…そんな作品を求めていましたが出会えませんでした。
ただ「愛」を求める物語が欲しい人にお勧めしたい作品になるよう頑張っています。
※題名少し変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 11:42:41
32734文字
会話率:26%
両親の離婚で京都から転校してきた山城華澄は、京言葉をからかわれた事で心を閉ざした。
しかし二年後、同級生・難波徹にトランプゲームに誘われた事から少しずつ心を開き、仄かな恋心を抱く。
しかし徹はあくまで一人である華澄を心配していただけで、意識
はあくまで友達だった。
そこで徹の妹・寧香が、徹の親友・任太郎と二人で何やら策を練ったようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 22:26:36
1622文字
会話率:71%
放課後、教室で一人残っている少女、山城華澄。そこに男子生徒が現れ、怯える華澄を遊びに誘う。
「あ、遊ぶって、何……」
「高校生の男女の遊びゆうたら決まっとるやろ? ……トランプや」
最終更新:2021-05-29 20:35:40
20259文字
会話率:71%
銘尾 友朗様主催『冬の煌めき企画』投稿作品です。
山城華澄は、誰もいない教室で一人音楽を聴いていた。そこに突然関西弁の男子がトランプ勝負を挑んできた。訳もわからないまま、『ババのこし』なるゲームが始まった……。
最終更新:2021-02-12 12:41:52
2871文字
会話率:70%
「東山が西に見えるんどすえ」
近未来――東京に住む普通の会社員、一条京介は愛玩用女性型オートドールを購入しミヤコと名付けた。
ある日、京介は軽い気持ちで“京風はんなりパッチ”なるものを適用してしまう。
そして、ミヤコは“はんなり”とは程遠
いステレオタイプの京都人になってしまったのだ!
*
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 07:00:00
8642文字
会話率:49%
この小説は女子高を舞台とした、『日常系百合ショートショート』です。
基本的に1話辺り500〜1000文字程度の短編となっております。
ですわ口調で喋る"雅"と、その雅を毎回からかう"麗華"。
その光
景をはんなりと見守る"京子"。そんな女子高生達の、のほほんとした日常をお楽しみください。
この小説は、最初のエピソードのみ通常の小説となっております。
それ以降は"台本形式"が使用されており、
雅「台本形式ってなんですの?」
麗華「これのことよ」
↑
と、いった感じの「」の前に名前が付いた、会話文のみの小説になります。
twitter @sho_setuka
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 18:42:12
159386文字
会話率:86%
この小説は、作者が気分転換に書いた『2人称小説』です。
京言葉を話すお姉さんが、"あなた"に耳かきをしちゃいます。
新生活や、新しい環境など、この時期は多くの事に疲労してしまうのではないでしょうか?
この小説はそんな毎
日お疲れのあなたを癒してしまう小説となっております。
まったりとした時間を過ごしていただけたら幸いです。
※作中の京言葉は、作者が独自のアレンジを効かせたものです。実際に使用すると、とても怒られるので気を付けましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 22:20:38
1658文字
会話率:100%
幕末呉服問屋英雄伝
丸太町室町下がるにある呉服問屋街。そこに異人相手に貸衣装屋を始めてぼろ儲けしている呉服問屋がある。その名も呉服問屋石見屋。
その家の長男として産まれたお蝶は何故か男乃娘。そんなお蝶が見せますやりますドタバタ劇。
一話完結なので暇なときにでもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 14:32:22
70192文字
会話率:53%
京乃華の人物紹介です。
最終更新:2015-01-15 21:19:23
8232文字
会話率:0%
勉強漬けでエリートコースを目指す私に、魔法少女をしている時間はないのです!
臨実(のぞみ)学園で理事長に選ばれた12人の生徒、終末の使徒。与えられた魔法を駆使して、時に敵対し、時に共闘しながら、少年少女たちは自らの願いのために悪魔を倒す日
々を送る。
バディ制の導入で一人あぶれて、なんとか主人公を相棒にしたいオタク落ちこぼれ少年、秋島颯己と、そんなことより勉強がしたい!最後の使徒、主人公の霞原秘花。凸凹コンビと愉快な10人の使徒が送る学園ファンタジー!
あまり更新は早くありません。
※途中から京言葉のキャラクターが登場しますが、作者がそちらに全く詳しくありませんので、方言が間違っていると思われた際にはご指摘いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 20:41:18
1922文字
会話率:46%
22歳になった私の恋の行方は、夏の祇園祭から五山の送り火へと流れていく。彼と私の未来は赤い糸で繋がっているのだろうか・・・。京都の夏は、私に大きな何かを残していった・・・。
最終更新:2009-03-21 15:15:37
8548文字
会話率:20%