対魔ブリックス聖戦
それは、ブリックス皇国軍の人類と魔王の率いる魔族により始まった戦争。
勇者コルリオにより、魔王は討たれ、戦争は終わる。
それから、月日は流れ、3年の時が経つ。
世界は戦争の前の元の姿に戻りつつある。
そんな中、ブリックス
皇国には、灰色のコートを着た一人の傭兵が現れる。
「僕、一人旅をしているんですよ。とある、目標があってですね…」
傭兵には旅の目標があった。
「僕、静かな場所で眠りたいんですよ。お勧めの場所知ってます?」
彷徨う傭兵は「アハハ」と笑う。
その笑い声はとても乾いていて、生気を感じさせない声であった。
彷徨う傭兵は今日も眠れる場所を探して旅をするのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 23:35:14
4350文字
会話率:45%
草原で目覚めた。
ここはまるで死後の世界だ。
そう思うほどに心地よい。
陽射しを中和する穏やかな風。
草原を流れるように揺らす。
そういえば。あの蛙の女の人は何処に?
辺りには誰もいない。
あの山の向こうに何かある。
山の山頂に建物が見え
る。
そこまで行ってみよう。
緩やかな小川があった。
大きな石を飛び越える。
山の麓まで辿り着いた。
草分けの跡がある。
恐らく蛙の女の人だ。
山道らしき場所に出た。
大きく畝りを描いて上まで続いている。
道は柔らかい。
落ち葉と木の枝を踏みつけながら登っていく。
見晴らしの良いところに出た。
木々が開け、先程までいた草原が見渡せる。
かなり高いところまで来た。
草原の遥か奥に前までいた森が見えた。
振り返り上を見る。
大きな石が階段状に積まれている。
苔が生えているが乾いている。
この上に蛙の女の人がいる。
というかなんで置いていったんだろう。
一緒に連れて行ってくれればよかったのに。
そういえば前の夜、蛙の人に抱きついて寝た。
すごく気持ち良かった。
山頂には鳥居があった。
赤色の鳥居が新緑の木々の中で浮き出て見える。
鳥居をくぐる。
視界の全てが湖面のように波打った。
大きな境内と、神社があった。
狛狐の間。
境内に足をかけてこちらを見ていたのは着物を着た狐面の女の人だった。
「あ、こんにちは」
「よ」
声をかけると手を上げて返事してくれた。
「あのすいません蛙の人来ました?」
「うん。花供えて帰ったよ」
「えどこにですか?」
「家に」
とりあえず神社の鈴を鳴らして手を合わせる。
形だけだがやらないと怒られる気がしたのでやった。
神社の祭壇にこの前採った花が置いてあった。
「その花って何なんですか?」
「ただの花だよ」
狐面の人はなんか答えたくなさそうだ。
「あの、蛙の人に会いたいんですけど」
「蛙は忙しいから」
「何してるんですか?」
「それを蛙さんが止めている。とい折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:19:01
737文字
会話率:19%
人の心すら、その世界では乾いていく。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-07-13 12:00:00
325文字
会話率:0%
黒実 音子の作る皮肉と風刺を書いたラテン詩です。
ラテンバンド「墓の魚」で歌っています。
(バンドの公式サイトでも掲載しています)
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最終更新:2023-02-13 12:42:08
505文字
会話率:0%
日本は右肩上がりが常識の国だった。頭の何処かに、体の何処かに、今でもその傾きがある。その傾きをこれからは、自分の中に秘めて、ずっと、ずっと、熱く潤ってゆく。たとえ命は乾いても、心の泉は絶やさない。
最終更新:2023-01-13 06:41:20
614文字
会話率:0%
週末から寒くなると聞いて、秋から冬に向かっていると、少しほっとした。
この時期はそうでなきゃ。落葉に枯葉にぼくの底、乾いてゆく間に一人ゆく。
最終更新:2019-11-12 20:26:22
319文字
会話率:0%
真夜中に見た信号機に、自分を重ねていた。ぼくは、人なんだろうか。思考も感情もあるようだが、まるで乾いている。
最終更新:2019-06-05 20:06:20
229文字
会話率:0%
眠気があるし、喉の少し乾いている。
そんな時に飲みたいものと言えば、コーヒー。
それならば、自動販売機で買えばいい。
気軽にすぐに入手できる優れもの。
そして自動販売機の前に立ち、支払いを済ませたあと缶コーヒーを購入するために自動販売
機に指を押しあてると商品が落ちてきた。
しかし、やけに落下音が大きいような。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 09:09:43
999文字
会話率:38%
草木も眠るその時間
小さくこほんと声がする
肌寒くなったこの季節
気付けば喉も乾いてる
湿度を上げて
体温を上げて
心安らかに眠れるように
おやすみなさい
良い夢を
おやすみなさい
また明日
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最終更新:2022-11-18 07:00:00
221文字
会話率:0%
乾いて
ひび割れた心に
温もりの水を注いでも
ただこぼれていくばかりで
キーワード:
最終更新:2022-09-17 06:56:28
222文字
会話率:0%
どんどん土は乾いていく。
どんどん根は乾いていく。
そんな事は誰も知らない。
最終更新:2022-08-04 11:42:02
394文字
会話率:0%
それは、ある夏の思い出。
地域で一週間行われる夏祭りについて書く広報誌の記事で使う写真を撮影することになった"僕"は、一日目の帰りに奇妙な子に出会う。なぎさ名乗る彼女と"僕"は一週間共に行動するよ
うになり…
ちょっと不思議な、夏の思い出の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 23:48:15
1159文字
会話率:9%
若葉が茂る風の輝く季節、吹き過ぐ風に立ち止まれば、晴れた日に木の下でぽつりと一滴の水が。 乾いているよと教えてくれているのか。 木漏れ日の中遊ぶ子どもたち。 それは水陽炎の中を泳ぐ様にも似て。 いつか遠い日にあの中にいたような、そんな錯覚
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 18:48:12
416文字
会話率:0%
伯爵令嬢であるクリスティーナは、婚約者であるフィリップに「役立たずなお飾り令嬢」と蔑まれ、婚約破棄されてしまう。
事業が波に乗り調子付いていたフィリップにうんざりしていたクリスティーヌは快く婚約解消を受け入れ、幼い頃に頻繁に遊びに行っ
ていた田舎のリアス領を訪れることにする。
かつては緑溢れ、自然豊かなリアスの地は、土地が乾いてすっかり寂れた様子だった。
そこで再会したのは幼馴染のアルベルト。彼はリアスの領主となり、リアスのために奔走していた。
クリスティーナは、彼の力になるべくリアスの地に残ることにするのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 09:00:00
18653文字
会話率:54%
朝起きると、乾いている。
最終更新:2022-02-06 21:21:17
1758文字
会話率:23%
失恋して髪を切る詩です。
最終更新:2021-08-08 17:32:44
465文字
会話率:0%
全国の工事現場で、まだ乾いていないセメント面に足跡がつけられる被害が多発。
栃木県内の建設会社に勤める松岡は半信半疑でそのニュースを見ていたが‥
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています
最終更新:2021-04-14 22:50:36
5054文字
会話率:35%
乾いていて、生暖かくて。
最終更新:2021-02-17 01:14:52
221文字
会話率:0%
私の目は風に吹かれ、もう乾いてしまった、かなり前から。
キーワード:
最終更新:2020-12-24 22:33:47
246文字
会話率:0%
何となく結婚し、
何となく幸せな日々を過ごし、
何となく乾いていた日々に、
気づいた時には転げ落ちていく男の姿。
最終更新:2019-08-08 02:34:25
898文字
会話率:8%
部屋干ししてたらパンツが乾いてなかったので。
あまり自分のパンツをまじまじと見る機会はないだろう。
パンツばっかり書いてたらパンツがゲシュタルト崩壊してきた。
最終更新:2019-06-08 18:00:00
304文字
会話率:0%
何事もないようなあるような私の日常をエッセイ的にあるいはフィクション風になんやかんやと書き連ねてみやんかという。退屈だす。退屈だす。のどが乾いております。
最終更新:2018-11-29 19:53:27
4130文字
会話率:70%
涙も乾いてしまったんだ
最終更新:2018-10-11 18:35:54
433文字
会話率:38%
焦らされて苦しくて喉乾いて
今日も目覚める
キーワード:
最終更新:2017-06-05 15:55:47
262文字
会話率:0%