年上女性にひとめぼれをした高校3年生の越前 光稀(えちぜん みつき)。
笑顔の眩しいまっすぐ輝く女性、美里 響花(みさと おとか)。
光稀と仲の良い幼馴染でもあるバスケ部エース、中城 侑(なかじょう あつむ)。
光稀、侑と仲の良いカメラの魅
力にハマった沢渡 透子(さわたり とうこ)。
そんな3人の行きつけカフェ【frappé】で働く瀧本 泉(たきもと いずみ)。
そして、家族の葛藤を抱える光稀の妹、越前 未来(えちぜん みく)とペットのワタアメ。
光稀が響花に恋に落ちたことによって、複雑に絡み合い、交差していく6人の〈矢印〉。
季節の移り変わりとともに光稀の周りで巻き起こる家族の問題、将来の選択――
これらの困難に立ち向かい、少年はひとりの大人へと成長していく。
これはひとりの少年の人生と、彼を取り巻く人々を描いた一方通行な物語。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 08:00:00
224599文字
会話率:42%
↓↓短いあらすじ。
生徒会室で女の子達が楽しく喋ってるだけのお話。
↓↓長いあらすじ。
萌舞恵女学院高等学校。百年以上前から、存在する伝統と格式のある女子校。
その学園において生徒会長を務める雲母坂音羽(きららざかおとは)は、毎日一人で
生徒会業務にあたっていた。
その理由は、書記がおバカで、副会長はサボり魔で、会計は優秀かつ真面目だけれど、部活との兼ね合いもあり、あまり来られないからである。
その為、音羽は仕事を邪魔されるのをとても嫌う。
だけど、書記を務める若王子市子(わかおうじいちこ)はいつも問題を持ち込んでくる。
「音羽ちゃん! 穿いていた下着が、急に消えましたわ!」
「急に下着が消えるわけないでしょ、このおバカ! 若王子じゃなくて、バカ王子に改名しなさい!」
とは言いつつも、音羽は市子が持ち込んできた『問題とも呼べない何か』の答えを渋々探す––––
〜作者から〜
本作は推理小説––––みたいな感じですが、内容はお嬢様高校の生徒会室を舞台にした、コミカルな雑談がメインです(タイプとしては、安楽椅子探偵です)。
ガッツリとした推理小説をお探しの方には、合わないと思われます。むしろ、コメディ小説として楽しんでいただけると嬉しいです。
事件も、笑えるものから、日常のちょっとした謎などがほとんどとなります。
基本一話完結(一話だけ、少し長めです)。
※この小説は、作者の趣味で、地名性が由来のDQNネーム、回文、倒語を使用したDQNネームが多様されます。予めご了承ください。
〜登場人物〜
雲母坂音羽(きららざかおとは)
二年生でありながら、生徒会長を務める主人公。見た目も頭もいいが、表情と胸は硬い。
優れた推理力と、洞察力で、事件とも問題とも呼べない何かを解決したりする。
若王子市子(わかおうじいちこ)
音羽の同級生であり、同じクラスの女生徒。生徒会では字が汚いのに書記を務める。
見た目はいいが頭は悪い。おバカだが、胸もバカみたいに大きい。
大体問題を持ち込む、問題児。音羽にとっては、市子こそが一番の問題。
※カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 00:47:15
85502文字
会話率:59%
梅雨が明けてすぐの夏休み。
同じ高校の先輩女子と共に夏祭りに赴こうと待ち合わせにいくと、何処までも追いかけてくるカツアゲに遭遇。でも実は……
【この作品は遥彼方様主催《「夏祭りと君」企画》参加小説です】
最終更新:2019-07-30 13:05:05
15758文字
会話率:42%