「ごめん、宿屋に聖剣忘れてきちゃった!」
何千年と続く魔族との戦いに、何度目かの決着をつけようかという矢先。
なんと勇者が魔王に唯一致命傷を負わせられる聖剣を宿屋に忘れてきやがった。
青ざめ白目を剥く戦士、自家製の聖水を漏らす僧侶、魔王に
土下座する魔法使い。
そんな歴代最高にポンコツな勇者パーティーが、魔王と戦わずして勝利する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:05:45
3721文字
会話率:39%
R15は念の為です。
十柄鷲子(とつかしゅうこ)は、ある日、前世の記憶というものを思い出す。
そして、この世界がフロンティア・アクターズという現代学園モノ異能バトルRPGと同じような世界であり、自分は作中のプレイアブルキャラの一人に
してヒロインの一人だということに気がついた。
恋愛要素も存在するゲームであり、特に自分の恋人ルートでは主人公(HERO)との甘々イチャイチャが激しいシナリオだったことを思い出して、鷲子は思わず身悶えする。
「ヒロインとイチャイチャしたいのであって、主人公とイチャイチャしたいワケじゃない!!」
前世の記憶が叫ぶその言葉に全力で同意する鷲子は、二年後にこの街へ引っ越してくる主人公(HERO)を迎え撃つ為に、あれこれと画策することにするのだった。
ところが――
前世の記憶を得てから最初に出会った異能者の時点で、ゲームには名前すら出て来ない男で……
同じタイミングで出会った冴えない警部さんも、喰わせ者のようなのに、ゲームにはまったく出てなくて……
鷲子は薄々気づき出す。
自分が奮闘すればするほど、
ゲームには居なかった異能力者と遭遇して戦闘になったり、ゲームでは影の薄かった人と妙な関わり方をしたり……
プレイアブルキャラたちの覚醒が前倒しになったり後ろ倒しになったり……
何故か主人公(HERO)との遭遇前に他のプレイアブルメンバーと遭遇し、妙に懐かれてしまったり……
「私の恋愛ルートから外れようとすればするほど、メインシナリオの流れが崩れれば崩れるほど、知らない異能力者との遭遇率や異能関連事件の発生件数が増えていってませんか、これッ!?」
果たして鷲子は、主人公(HERO)から無事に距離を取れるのか?
「……あれ? もしかして距離を取り過ぎると、ラスボス戦で負けフラグが立つ? ラスボスを倒せないと街どころか世界が崩壊しかねないんですけど……!?」
――果たして、無事に距離をとって良いのだろうか??
これは……そんな十柄鷲子と、彼女の暮らす街の人々による――【未知を恐れぬ小さな一歩が世界を拓く現想譚】
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:04:32
412967文字
会話率:38%
ゲーム会社のデバッガー工藤亮は、自分の地味な仕事にモヤモヤを抱えていた。
そんなある日、クライマックスのラスボス戦で奇妙なバグを発見。その内容が開発チーム内で大ウケし、思いがけずゲームの隠し仕様に!日常のちょっとした事件が仕事観を少しだけ変
える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 17:01:06
2101文字
会話率:39%
800万人以上のアカウント数を誇る大型MMOオンラインゲーム【グラナシエールの創世】。松波与一は特殊な魔道書を手に入れた。にも関わらず、最新パッチのラスボス戦で、パソコンのフリーズとブラックアウトで強制ログアウトしてしまい、参加した冒険者の
中で唯1人、クリア直前で落ちてしまう。
そんな不運を嘆いている時、奇妙な青年がいきなり現れて、なぜか気に入られ、逃げる間もなくどこかへ連れていかれ──何の説明もなく、森に1人放置って酷いと思います。もう家に帰らせて下さい!!
最強装備なのに最凶リアルラックで相殺されてしまう、残念で可哀想な青年の異世界探索物語。──2016.12.世界設定一部変更&改稿作業中。
2020年9月9日 株式会社講談社レジェンドノベルズ様より、書籍&電子書籍化して頂きました。全編通してオーバーホールかつブラッシュアップされ、ちょっと厚めの本となっております。名称、用語、追加シーン等々変わっていますので、今後の為にも徐々にそちらに合わせていこうかと思っています(そのうち…)。ので、書籍との違いを生暖かく見れるのは今だけデス! どうぞ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 21:07:46
172228文字
会話率:37%
ラスボス戦でゴブリンに倒されてしまった白魔道士アイン。
絶対に負けないはずのイベント戦で死んだせいか、未来の世界で貴族の子供として転生した後もラストバトル補正が残っていた。
効果時間はバグで永続。
超絶強化されてるのにゴブリンに負
けたアインのせいで未来の世界では白魔道士の評価は地に落ちていて、底辺オワコン職となっていた。
何とアイン以外に白魔道士はいなくなったほどだ。
それもあって家の名を大事にしていた貴族の家から追放されてしまう。
「石ころ1発当てたら倒れたけど何なんだあのトカゲ弱すぎ」
「何なんだって討伐難易度SSSランクのドラゴンですよ?!」
これはアインが白魔道士として成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 00:13:31
34087文字
会話率:49%
どうも、勇者パーティの魔法使いです。ラスボス戦でボロ負けしました。
けれど、何だか様子がおかしいのですが・・・?
人外サンド、ざまぁ、運命のなんちゃら、が見たくて自己発電。
間違いや不足、感想などございましたら、何卒ご指摘またはお聞かせ願
えると、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 00:22:17
5500文字
会話率:57%
学園恋愛RPGの世界に転生した俺は悪役の異母弟になっていた。どう考えてもバッドエンドしか見えない未来を覆すため俺は暗躍を始める。そしてラスボス戦で……
最終更新:2014-08-11 19:03:34
7129文字
会話率:22%