「フランソワ・マイエンヌ嬢、貴方との婚約を破棄させていただく」
領主の一人娘フランソワ・マイエンヌは、自身の誕生パーティの最中、婚約者の皇太子ファン・ヴァンロードにそう告げられる。
聞けば自分が違法な行為に手を出し、悪事を繰り返し、
あろうことか毎夜のように遊び歩いていると言う。
その悪事を今ここで暴こうと大勢の観客を前に、意気揚々と演説する皇太子。
それに対しフランソワは思う。
(言ってることは事実ですわね)
冤罪?被害者?とんでもない!
自分の退屈を紛らわすためになら善も悪も踏みつけて歩く。
婚約破棄など、刺激を求める彼女にとっては余興でしかない。
そんな彼女の前に現れる
婚約者、賭博師、騎士団長、冒険者。
彼女を楽しませる男は現れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 12:15:30
29351文字
会話率:25%
「フランソワ・マイエンヌ嬢、貴方との婚約を破棄させていただく」
領主の一人娘フランソワ・マイエンヌは、自身の誕生パーティの最中、婚約者の皇太子ファン・ヴァンロードにそう告げられる。
聞けば自分が違法な行為に手を出し、悪事を繰り返し、あ
ろうことか毎夜のように遊び歩いていると言う。
その悪事を今ここで暴こうと大勢の観客を前に、意気揚々と演説する皇太子。
それに対しフランソワは思う。
(言ってることは事実ですね)
そして彼女はただ、退屈するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 18:24:54
5872文字
会話率:16%
「必殺! 乙女の純情、受け止めな!」「受けたら死ぬわ!」
メーヌ伯エルベールとベレーム卿の戦いにおいて、『不幸な事故により』クルスロー卿ジロワの捕虜となったマイエンヌ卿アモン。
抑留のため、クルスロー領へと伴われたアモンは、その地で
クセの強い住人たちと交流する。
ジロワとル・グロ、オルウェン、マルコ、ワセリンらの出会いが語られ、明らかとなる真の領地最強とは果たして誰のことか? (過剰包装あり)
※本編第10話の時点での挿話です。先に本編第一章をお読みいただいた方がよろしいかと存じます。
※旧本編第11~19話を、本編から分離したもので、内容的に大筋の変更はございません。若干の改稿とプロローグ・エピローグの追加を行っています。
※「アルファポリス」様、「小説家になろう」様、「カクヨム」様、「pixiv」様、重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 08:00:00
36599文字
会話率:28%