アレキサンダーが、正式にライティーザ王国の王太子となってから、半年以上経った。未だ反対する貴族はいるが、国王アルフレッドに他に子がいない以上、その反対も表立ってのものではない。
王太子の公務の一つが、地方への視察だ。今回の視察の目的は、
それまでとは全く違うものだった。視察の最中に予想を上回る事態となった。アレキサンダーは人の上に立つものとして、様々な決断を迫られた。上に立つものの責任も知った。
マグノリアの花の咲く頃に 第二部 https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第五章の内容に関係あるお話です。
時期的には、本編開始前のお話です。
第一部第三章幕間 平穏な日々の終わり https://ncode.syosetu.com/n0237gv/
マシューのチキンスープ https://ncode.syosetu.com/n8480gw/
のあとのお話です。
アレキサンダー十六歳、ロバートは十七歳です。
本編読後をおすすめいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 10:00:00
35571文字
会話率:48%
ライティーザ王国の王太子宮の厨房では、チキンスープのことを、「マシューのチキンスープ」と呼ぶ。丸ごとの鶏を使った基本のスープだ。そのスープに様々な野菜を入れて煮込んで料理になる。いろいろな料理の元になる。珍しいスープではない。だが、王太子
宮では「マシューのチキンスープ」と必ず人の名をいれて呼ぶ。
「ロバート。どうしてこのスープは、マシューのチキンスープなの」
ある日、味見用の小さな器にいれてもらったスープを、冷ましながら飲むローズの言葉にロバートは微笑んだ。
「以前、マシューという料理人がいたのですよ」
ローズの言葉にロバートは、王太子宮に来て間もなく、まだ馴染めなかった頃の話を始めた。
「マグノリアの花の咲く頃に」本編開始前のお話です。
幕間「平穏な日々の終わり」の数年後のお話です。
アレキサンダーは十六歳になり、成人とともに王太子になりました。
ロバートはその数ヶ月前に十六歳になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 10:00:00
11375文字
会話率:47%
晩秋のミステリーはコーヒーの美味しい横浜元町の喫茶店から!17世紀の魔女が書いた料理の本から、幻のチキンスープのレシピだけが盗まれた!?空白になった本の謎、九王沢さんと涼花ちゃんが挑む不可能犯罪の真相!犯人は魔女…?『スウィンムーアのマジッ
クスープ』☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 06:59:57
85312文字
会話率:52%
チキンなの。
よくわからない。
最終更新:2016-01-30 20:58:19
200文字
会話率:0%
私が名前を付けるお話。
キーワード:
最終更新:2015-01-16 16:03:15
5367文字
会話率:58%