王国でも有数の勢力を誇る公爵家―――メディシス家。その派閥に属しているウエノ。名前からわかるとおりウエノ家は大昔、転移者によって貴族の位を勝ち取った家だ。代々武家の部門として名を馳せ、魔族との戦いにおいて功績を積み上げていた。
そのウエ
ノ家に神童と呼ぶに相応しい子が生まれた。名前はフミヤ。彼は5歳にして能力を発現し、雷と炎の魔術を自在に操って将来を有望視されていた。しかし彼が成長して軍人となり、戦場に立つ前に異世界からの転移者が現れ、王国の兵を導き魔族との戦争に勝ち、この世界は平和に包まれる。
その結果、発現後まもなく天才と呼ばれてきたにもかかわらず、数年もすれば彼の力は時代遅れで役に立たないものだと判断され、更に実家の有力騎士団も肝心の討伐戦の際にウエノ家の当主であり彼の父親は魔王軍との小競り合いにより戦場に遅参したことを理由に勢力を弱めてしまう。そしてウエノ家の力は大戦の際に功を建てた家と代わり衰退が始まる。ただでさえ武門の出でありながら戦場の遅参を原因として衰退したウエノ家はそのミスを理由に戦線から外されてどんどん勢力を弱めてしまう。また、その中でもフミヤは三男なため、自身が9歳を過ぎたころには他家に奉公に出されることになった。
そんな彼が奉公に出された先ではメディシス家のお嬢様ネフィリスシアという眉目秀麗の才女がおり、彼は彼女のお付きに任命される。そして時は流れ現在24歳。この世界では結婚適齢期末を迎え諦めていた結婚。しかし、一応奉公に出され、実家の力は衰退したとはいえ貴族。動乱を迎える社会の中でウエノ家の血脈と人脈を広げるために父の跡を継いだ兄の手によって、諦めていた結婚という文字に大いに脅かされることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 21:24:32
225044文字
会話率:52%
なんか知らないけど魔王を倒しに行く3人の勇者!これは3人が適当に喋って適当に戦う適当なストーリーである!シリアスも入るかもしれない!
「見てやってやるよ!」みたいなノリで閲覧願います^^
最終更新:2013-09-16 16:04:19
35226文字
会話率:73%
妖怪、幽霊……本当に迷信でしょうか?
あなたの周りの世界は本当にあなたに真実を映し出していますか?
今まで信じてきたものの根本が間違っていたとしたらあなたは気付けますか?
これは普通じゃない割にまともな妖怪の青年と
普通だったはずなの
にちょっぴりまともじゃない妖怪と知らされた少女の
モダンファンタジック学園ラブコメディー…?
ある日、自らが妖怪だと唐突に知らされた少女〈結衣(ゆい)〉。
そして、結衣の監視役兼護衛を任された少年〈拓也(たくや)〉。
基本はコメディ目指してますが途中シリアスも入る予定です。
週一更新を心がけます…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-06 19:09:29
39120文字
会話率:68%
「姉ちゃんのこと好きになっちゃった」高校3年生の沙耶が生まれて初めて告白されたのは、前日に家族になったばかりの義理の弟からだった……甘々な話が書きたくて書いたものです。基本的にはラブコメで、少しシリアスも入る予定です。
最終更新:2010-11-22 22:47:45
40881文字
会話率:56%