蒸気機関と練成技術が発展した、現実とは異なる世界。
そこでは『人造乙女(オートマータ)』同士による、熾烈な『決闘遊戯(グランギニョール)』が行われ、圧倒的な支持を集めていた。
刃煌めき血飛沫飛び散る、残酷極まり無い『決闘遊戯』は、堕落
した貴族達の欲望を満たす究極の娯楽として、或いは権威権勢を誇示する手段として、国家主導の下、誰に咎められる事も無く、日毎夜毎、営々と開催され続けた。
若き練成技師・レオンは、非情な階級社会に翻弄されつつも、市井の医師として、孤児院の子供達と共に生活を続けていた。
しかしそんなレオンの下に、損壊したオートマータの娘が運び込まれた事で、事態が一変する――。
スチームパンク風、異世界闘技場バトルノベル。
お楽しみ頂ければ幸いです。
・こちらの作品は「カクヨム」様、「ノベルアップ+」様にも投稿致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 21:00:00
1108421文字
会話率:17%
国家が細分化し、「四大PMC」と呼ばれる巨大軍事企業同士のパワーバランスによって平和が保たれる近未来。
四大PMCは、肥大化した武力をぶつけあう代わりに、女性型ロボット「オートマタ」を戦わせることで、互いの技術力を誇示し序列を競っていた。
このオートマタ決闘の祭典は、太平洋上に浮かぶ人工島の劇場で催される。
劇場の名は“グランギニョール”。
呪われた子たちの指揮の下、演者オートマタたちの織りなす美しくも切ない舞踊劇が、
ここに幕を開ける——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 18:46:17
139353文字
会話率:29%
天涯孤独のアネッタは人形使いクルスニードの弟子となり人形劇を学んでいたが彼が失踪。王都へ彼を探しにいくと民が王に化けた吸血鬼に喰い荒らされていた。
◆end有りキャラ:師匠[クルスニード]、疑心の音楽家[ジェント=シャゴンス]、執着の道化
[ピエロドール・シノープス]、マジシャン[グランス・ギニュール]、吸血蜘蛛&傀儡王[グリス・ゼルスタール]、宰相[ゲルンガァ・ゲルハルデン]、謎の青年[?]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:19:49
70285文字
会話率:53%
しのふる童話集
私が有名な童話を元に、より残虐・残酷に仕上げてみた童話の書き溜め場です。大して面白くありませんので悪しからず。
あと、たまーに完全オリジナルが入るかもしれません。本当にたまーに。
さて、『しのふる』童話が始まりますよ。
少しばかりお目とお耳を頂戴致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 17:09:45
2558文字
会話率:18%
顔に大きな傷のある隻腕の女性
僕は彼女と旅をしている
僕と彼女は炎の中で出会った
僕たちは平和な世界を求め旅を続ける
争いのない世界、誰も犠牲にしない世界
そんなものは夢物語の中にしかないとしても
僕たちはそれを求め続ける
約束の場所を
「キノの旅」はたまた「水戸黄門」の様な旅物語です。
僕とイグニスと一緒に、剣と魔法の異世界を旅してみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 18:18:10
129017文字
会話率:51%
記憶を失くし彷徨っていた少女の物語。
※この小説は個人創作サイト・グランギニョールとの重複投稿となっております。掲載場所によるストーリーなどの違いはありません。ご了承下さい。
最終更新:2015-11-08 20:02:13
29041文字
会話率:70%
舞台は異界の「日本」。「大正」の中頃とおぼしき時代。そこは「マモノ」と呼ばれる特殊能力を持った者が存在する世界である。
雪の中を追われる女が一人。女はマモノであり、そして孕んでいた。滝の上に追いつめられた女に向けて放たれた一発の銃声。だ
が滝壺に落ちた女を助けたのは銃を放った男、丹波だった。しかし、女は女児を産み落とし、姿をくらます…。
女児は雪華(ゆきか)と名付けられ、丹波の友人花澄無常(はなずみむじょう)の娘として育てられる。丹波は「魔弾」の射ち手、無常は「手刀」の使い手として裏の世界ではつとに名を知られた存在だった。雪華は無常に「手刀」を教え込まれながら、美しく成長する。
しかし、平穏な暮らしは長く続かない。雪華十三歳の夏の夜、刺客に突如襲撃され、無常は殺される。危機一髪難を逃れた雪華は、下総浦益(うらます)の侠客杉戸松五郎の許に預けられ、その養女となる。
だが、雪華十七歳のある日、突如浦益の地に「帝国グランギニョール一座」なる集団が現れたことで、またも雪華の平穏な日々は無残に崩されてゆく。その首魁竜宮寺大助は村長や警察所長、はては国会議員まで抱き込み、一大総合テーマパークを浦益の地に建設する計画をぶち上げ、その障害となる杉戸松五郎を抹殺する。仇を討つため敵地に乗り込んだ松五郎の息子平之助。それを助けに向かった雪華。雪華は負傷しつつも虎口を脱する。そしてたどり着いた病院で、雪華を待っていたものは…。
雪華の女学校の親友をも殺害した敵は、ついに浦益の干潟に「帝国グランギニョールランド」なる一大テーマパークを建設する。その開園前夜祭の壇上に上がったのは、いまや強大な必殺技を身につけ、かつ背中に華麗な刺青を背負った雪華であった。雪華の凄絶な復讐の時が始まる…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 07:00:00
152899文字
会話率:42%