原作知識を朧げに覚えて転生した王子と原作知識を知らずに原作クラッシャーした聖女がいく、ツッコミまみれのドタバタ劇!
現代よりも厳しい世界で、知識チートのない二人が泥臭く足掻いて幸せを掴み取る!
斬首も毒杯も過労死も勘弁な二人に巻き込ま
れて少しずつ変わっていく周囲に助けられながら、ドタバタ転生組の第二の人生開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:18:36
24856文字
会話率:20%
百年に一度の「聖別」を果たすのは、選ばれし聖女様。そんな誰もが憧れるヒロインとして、今回選ばれたのは────
なんと、私の妹でした。
しかも、なんか私の方が聖女だと勘違いされてしまったようです。
……いや、冗談じゃないが?????
なんて事ない田舎娘の私は聖女だと勘違いされたまま教会へと連行される。しかも聖女騙りは死罪なので今更言い出せないというオマケつき。
果たして、私は無事に儀式を終えられるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 21:00:00
13183文字
会話率:27%
【内容説明】
「では、簡単に紹介します。中世ヨーロッパで、女性が主人公の物語です」
「何だよ。お前もそういうのを書くようになったか」
「はい、よろしくお願いします!」
「ちょっとまて、中世ヨーロッパ風、いわゆるナーロッパじゃないんだ
な?ヨーロッパのどこ?中世のいつ?」
「…えーっと、主な場所はドイツのラインガウ地方です。時期は12世紀となります」
「ラインガウってどこだ?」
「ワインの産地で有名なところです。近い都市だとマインツになりますね」
「まぁ、いいや。で、何か悪役令嬢が出てくるの?」
「…あの、…女預言者」
「ファッ!?」
「あっ、聖女です!ガチ聖女の話です!」
という訳で、12世紀に実在した聖女(に後年認定された人)のお話です!
医学、薬草学、作曲家、博物学、神学者、説教者、作家と多方面にわたって活躍した、修道院長さんです。
けっこう有名な人なので、恐れ多いと思いながら、頑張って書きました!
知ってる方は大いにツッコミを!
初めて知った方は「へー、こんな女性がいたんだ~」な感じで読んでくれるとありがたいです!
全6話となります。
【注意】
私の物語では、珍しく残酷表現はありませんが、ちょっと百合要素があるので、保険としてR15とさせていただきます。
ラテン語は一応ルビを振ってありますが、正確性については保証できません。
【主な参考文献】
「現代に響く声 ビンゲンのヒルデガルト」:レジーヌ・ペルヌー著、門脇輝夫訳、聖母文庫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 09:00:00
34028文字
会話率:14%