その名は鬼哭アルカロイド——中学校の入学式の帰り道、生まれたときから見ていた"あれ"に襲われたぼくを助けてくれたのは陰陽連合を名乗る謎の組織の一員レッドさんだった。彼は特異な力を持っているらしいぼくを新入隊員だと言って歓
迎するが見るからに怪しいアラサーのおっさんにほいほいついていくほどぼくは世間知らずな子どもではないのさ。とはいえ、とりあえず助けてくれたし不思議現象を目の当たりにさせられたし、それに小さい頃からずっと一人きりで秘密を抱え続けていたのも苦しかったし……というわけでとにかく興味が湧いたのでぼくは陰陽連合とやらに入ることに。さあこれで妖怪的悪霊的なものたちと戦う霊能力者的日々が始まるのかな? と思ったらどうやら各メンバーによって考えていることはバラバラのようで。進学希望の高校に通っている大金持ちの光里さんは鬼哭アルカロイドを自分たちの力の源と言うし、フランスからの帰国子女イリスは倒すべき邪悪な敵だと言うし、子役として芸能界で活動している殊祢は科学的な解析の対象として扱っているらしいし、で、結局鬼哭アルカロイドってなんなんですかレッドさん? 隊員仲間でクラスメイトの相沢さんは相沢さんで思うところがあるようだし、みんなそれぞれの見方でそれぞれの考え方でそれぞれに世界を変えようとしているっぽいけどそんなことよりバナナケーキでコーヒーブレイクだ。これはぼく、葛居時生(ふじいときお)の割と長いお話のプロローグである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 06:21:04
84858文字
会話率:61%
“物語”と言う形式を取ると“書きたい”事を書く“意欲”が持続しない事に気が付いて、適当に書き留める為の“何か”。
読む人によって感じ方は様々あれど、読む人全員にとって毒でしか無い。
毒は時として薬にもなると言うけれど、毒である事実は変わら
ない。
そんな言葉を綴って生きたい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-28 09:10:36
1671文字
会話率:0%
エリカの家に届いた、隣人宛の3通の手紙。紛れ込むのはいつものことながら、今回はちょっと様子が違う。なぜならその隣人、日本人のシホさんが死んでしまったから。毒殺? 死後に目撃されたシホさんの幽霊? 2022年9月エリザベス女王崩御時の英国を舞
台に繰り広げる、イギリス時事ぶっこみ、5万字の迷走ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 12:36:12
54096文字
会話率:47%
熊本県の八代海で赤潮が発生、多くの魚介類が死滅した。その原因は、未知の有機化合物の中毒によるものだったことが分かる。
やがて、そのアルカロイドに似た有機化合物の影響は世界中の海へと広がっていった。
さらに、陸上の一部の植物も、同様の有機化合
物の生成を始め、その強い毒性は植物を食物連鎖の中から外すことを人類に強制し始めた。
世界中が混乱を始める中、新たな植物の「攻撃」が人類を襲い始める。
果たして、植物は人類を敵とみなしたのか――
自然災害の中編ホラーパニックで、全てフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
科学的検証については、前作同様、温かい目で見ていただければと思います(^_^;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 19:30:56
134214文字
会話率:37%
開発時のリゼルグ酸誘導体の系列における25番目の物質であったことからLSD-25とも略される。また、アシッド、エル、ドッツ、パープルヘイズ、ブルーヘブンなど様々な俗称がある。
LSDは化学合成されて作られるが、麦角菌やソライロアサガオ、ハ
ワイアン・ベービー・ウッドローズ等に含まれる麦角アルカロイドからも誘導される。
純粋な形態では透明な結晶[注釈 1] であるが、液体の形で製造することも可能であり、これを様々なものに垂らして使うことができるため、形状は水溶液を染みこませた紙片、錠剤、カプセル、ゼラチン等様々である。日本では吸い取り紙のような紙にLSDをスポットしたペーパー・アシッドが有名である。
LSDは無臭(人間の場合)、無色、無味で極めて微量で効果を持ち、その効用は摂取量だけでなく、摂取経験や、精神状態、周囲の環境により大きく変化する(セッティングと呼ばれる)。一般にLSDは感覚や感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こし、効能は摂取量や耐性によって、6時間から14時間ほど続く。
日本では1970年に麻薬に指定された。
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LSDを舐める女の話。ドラッグ、セックスなどアンダー15未満の閲覧は推奨していません。
フィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 12:17:00
1266文字
会話率:27%
「筑波ホビークラブ事件ファイル」シリーズ、第4弾。
夏の暑い日の午後、筑波山の北側にある崖からG製薬会社研究開発本部副本部長の岩宿明が転落死した。事故なのか自殺なのかはたまた事件なのかの見当も付かないつくば東署の刑事鹿子木康雄は、いつもの
ように筑波ホビークラブの神尾洋介を頼る。
岩宿は部下の成果のほとんどを自分のものとし、従わない研究者は、研究以外の組織に異動させてきた酷い男であったことが捜査で明らかになってくる。
製薬会社の研究所で、新たな薬を創り上げ、困っている患者を救いたいという崇高な意志を持つ真面目な研究者たちの葛藤と、その成果を掠め取って出世しようとする人間との間の軋轢の中で発生した事件の解決に向け、洋介と鹿子木の努力が始まる。
事件解決への試行錯誤とともに、製薬会社に勤務する研究者たちの日々の生活や、新薬が研究開発されていく過程で生じる様々な成果や問題が詳細に表現される。
筑波山を構成する岩石や周辺の鉄道、紅葉の名所などが絡み合って事件解決へと繋がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 07:00:00
171515文字
会話率:64%
横須賀の美術館で勉強をする美大受験生の乙姫。
彼女を見守るのは、優しい大人たち。
最終更新:2016-09-23 11:10:51
11320文字
会話率:33%
薄れていく意識を「天上へ至る過程」とした、哲学、宗教学的に見たロジックで話す「私は私自身を天使か神だと考えている」ことの証明。
最終更新:2016-04-20 22:01:20
1954文字
会話率:0%
アルカロイドな若干潔癖男子と、なにかあるとすぐトイレに引きこもる女子高生の壁越し攻防戦。
主な被害者はおっとり母な件。
※アルカロイドとは毒の一種です。
※2 ベリカから自作品転載。
キーワード:
最終更新:2014-12-22 02:07:55
7415文字
会話率:33%
陸自初の対テロ特殊部隊「特殊作戦群」の隊員である倉田和人一等陸尉。今はイラクで、多国籍特殊部隊SF12と共に対テロ作戦を展開していた。そんな中、欧州各国で同時的に爆弾テロ事件が発生し、多数の死者が出てしまう。その後CIAの調査でテロ攻撃を行
ったのはイラクに本拠地を置くイスラム過激派テロ組織「慈悲の息子達」であり、なおかつ、第二のテロ攻撃が計画されていることも判明する。SF12はテロの首謀者である、「ムハンマド・ラーシド・ガラウィ」の逮捕とさらなるテロ計画を阻止せよとの命令を受け、倉田も作戦に参加することになる。果たしてSF12は第二のテロ攻撃を阻止することができるのか?。これはテロ組織との7日間の攻防戦である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 18:14:22
8765文字
会話率:42%