第7衛星の高高度尋常高等学校で学ぶ秀才Mは、ダンスと学業に秀でており、友人のLeと共に探偵クラブを設立している。遺伝子指数で衛星の中でもトップクラスのMは、計画的人生マップに疑念を抱き、その制作に関わることを夢見ている。ある日、高度大学院と
の合同研究のために訪れた研究機関で、蓮という男性と共同研究を行うことになる。初めての男性との接触に戸惑いながらも、Mは蓮との関係を深め、研究に取り組んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 12:37:17
22508文字
会話率:32%
「筑波ホビークラブ事件ファイル」シリーズ、第4弾。
夏の暑い日の午後、筑波山の北側にある崖からG製薬会社研究開発本部副本部長の岩宿明が転落死した。事故なのか自殺なのかはたまた事件なのかの見当も付かないつくば東署の刑事鹿子木康雄は、いつもの
ように筑波ホビークラブの神尾洋介を頼る。
岩宿は部下の成果のほとんどを自分のものとし、従わない研究者は、研究以外の組織に異動させてきた酷い男であったことが捜査で明らかになってくる。
製薬会社の研究所で、新たな薬を創り上げ、困っている患者を救いたいという崇高な意志を持つ真面目な研究者たちの葛藤と、その成果を掠め取って出世しようとする人間との間の軋轢の中で発生した事件の解決に向け、洋介と鹿子木の努力が始まる。
事件解決への試行錯誤とともに、製薬会社に勤務する研究者たちの日々の生活や、新薬が研究開発されていく過程で生じる様々な成果や問題が詳細に表現される。
筑波山を構成する岩石や周辺の鉄道、紅葉の名所などが絡み合って事件解決へと繋がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 07:00:00
171515文字
会話率:64%
今より少し未来、それまではマンガやアニメの中の空想科学でしかなかった「とある技術」が確立されようとしていた。
主人公の両親も、その研究プロジェクトの一員だった。
ある日、研究所を訪れた主人公・一樹は、新たな技術の誕生を目の当たりにするはずだ
ったが、研究室内にサイレンが鳴り響き・・・
本作品は、2009年に参加した同人誌即売会で頒布したものを、改訂せずにそのまま転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 16:07:37
53162文字
会話率:38%
質量を持ったプログラムが現実世界に降り立ってから十年になろうとしていた。 リアグラムと呼ばれる手法が確立し、≪2.5次元≫と呼ばれる時代、次代の電脳技師(ハッカー)を育成することを目的としている電脳学園高校に通う一年生の加持彩人は、帰国子女
を自称する曲者の三年生、黒須圭吾と出会う。 これまでアメリカで様々な事件を解決してきたという黒須が現在請け負っている案件というのが、暴走し、失踪したプログラムの回収。研究者だった彩人の父は、彼が幼い頃に研究中の事故によって亡くなったが、最期に携わっていた研究プロジェクトがそのプログラムの作成だったという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-03 10:00:00
19086文字
会話率:29%
ふと気が付くと
そこは別の世界だった――
幻覚に蝕まれならがらも、必死で抵抗する主人公。
こんなことが起きたのは
あの研究プロジェクトからだった!!
主人公視点で伏線を回収しまくる
主人公体感型小説です(謎)
最終更新:2010-07-22 06:00:00
3634文字
会話率:20%