魔王と遭遇した途端、パーティーの仲間に囮として見捨てられたヴィオラ。しかし殺される寸前、ヴィオラは魔王へ取引を持ちかける。
それは「勇者が現れたら魔王の盾になって殺される代わりに、今は見逃す」こと。
その取引に魔王が乗ったことで、ヴィオラの
魔王城ライフが始まる。最初に始めたのは食事改革。魔王城の食事は食べられたものじゃない!
自らの生活環境改善のため、黙々と料理を作っていたはずが、いつの間にか住人たちの胃袋をしっかり掴み。魔王もヴィオラに興味を持ち始める。
そんな時、勇者が魔王城へと訪れた。取引通りヴィオラは魔王を庇って死んだ、はずが……!?
「ヴィオラ。――二度と、俺の前から勝手に消えることは許さない」
ヴィオラに執着するようになっていた魔王はヴィオラを蘇生、5年後、ヴィオラは目を覚ます。
人が変わったかのようにヴィオラを溺愛する魔王に、戸惑うしかないヴィオラ。逃げ出そうにも、その溺愛は止まらなくて――。
自由奔放な主人公が、魔王城で住人たちの胃袋を握りしめつつ、魔王までも無自覚に落としていくお話。
もしくは、最愛の座を掴み取ってから死にかけた女のせいで、5年間かけてヤンデレを熟成させた傲岸不遜魔王様のお話。
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毎日更新。10万字程度完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 20:25:00
116045文字
会話率:53%
「私の心を盗み聞くな」
本当にそう思っている訳でも無いが心の中でそう呟いたのは本当である。そしてまた
「ごめんなさい」
と声がしたというのも本当である。至って健全である。
自分の人生が天の声によって鑑賞されていることを思いがけず
知ってしまった高校生のミチオは、思い込みの激しさが神との共通項であることをまだ知らない。つまり神はいつでも無自覚であった。
所謂「神様」も「自分の」思い込みである分には、これは元々どこにでも有り得たが、今回はそうではなかった。不意を衝かれた。
そしてミチオは自分の人生に対する著作権侵害を天の声に訴える。
「この機を逃すまい」
元より機会を伺っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 16:11:52
581文字
会話率:0%
目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。しかも遺跡。ここ何処ぉぉぉ!!! しかも、この世界では恐れられている死神の娘ってヤバぁーい!これは誰にも知られては行けない。しかし、彼女には神にしか使えない神スキルがあり、嫌でも無自覚に目立ってしまう
。そんな彼女の心に語りかける謎の声、チカラヲモトメヨ、ツヨサヲホッシヨ… 謎の声に導かれる様に自分のスキルを目覚めさせていく。黒い夢を齎す彼女は正義か悪か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 18:45:37
4242文字
会話率:13%
アラサーになって、感謝したことの一つに、趣味にや旅行に気兼ね無く行けること!
だけど、せっかく仲良し三人組で旅行に来たって言うのに、なんでヴォルグが出てきちゃうの!?
フェアリーエンジェルや異世界の王子様まで現れて、もう旅行は大混乱 ☆
し
かも、え、なんで!?どうして私がモテモテになっちゃうのぉ!?
誰か、この状況を何とかしてぇ~☆
~注意!!~
短編のアラサー変身ヒロイン物です。短編『変身ヒロインの消費期限』『全然アウトな騎士(ナイト)さま』『スタート後の on your mark』から読まないと多分、分かりません。
ドキドキ恋愛物ではなくドキドキ身バレ禁止物です。下書きは完結してますが、結構長くなりました。過度な期待はお止めになり、用法用量お守りになって、安全にご利用ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 19:00:00
65627文字
会話率:41%