初めは銀髪に赤目と日本人とはかけ離れた外見をしているからと嫌がらせを受けていた幼馴染みの女の子を慰めたい一心だった。
『うぅ、ぐすっ。わたし、きもちわるいんだ』
大切な幼馴染みの泣き顔は見たくなかったから『そんなことない! ゆきなは
かわいい!!』と力説しただけなのだ。
だから、それからもことあるごとに落ち込む雪菜を励ますためにかわいいと褒め続けていった結果──
「雪菜ちゃんはー?」
「「「可愛いよおーっ!!」」」
「うんうん、まあ当然だよねっ」
まさか高校のアイドルとして君臨するのも当然だと振る舞えるくらい自己肯定感が爆上がりするだなんて思ってなかったんだ。
とはいえ俺にとって雪菜は幼馴染みでしかない。
そう言い聞かせて幼馴染みをやっていくことでしか俺みたいな凡人が雪菜みたいな美少女のそばにいることなんてできないんだから。
「やーまとっ!」
「ばっ、腕に抱きつくとか何を考えてやがるんだ!?」
「可愛い私と密着できるだなんて幸せだねえ的な?」
だからそんな馬鹿みたいに距離を詰めるのはやめてくれないか!? 幼馴染みとかそういう範疇を超えているような気がするしな!!
※同タイトルの短編の連載版になります。第一話は短編のほうと同じなので、そちらを読んでいただいた方は第二話からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 10:02:19
62322文字
会話率:48%
初めは銀髪に赤目と日本人とはかけ離れた外見をしているからと嫌がらせを受けていた幼馴染みの女の子を慰めたい一心だった。
『うぅ、ぐすっ。わたし、きもちわるいんだ』
大切な幼馴染みの泣き顔は見たくなかったから『そんなことない! ゆきなは
かわいい!!』と力説しただけなのだ。
だから、それからもことあるごとに落ち込む雪菜を励ますためにかわいいと褒め続けていった結果──
「雪菜ちゃんはー?」
「「「可愛いよおーっ!!」」」
「うんうん、まあ当然だよねっ」
まさか高校のアイドルとして君臨するのも当然だと振る舞えるくらい自己肯定感が爆上がりするだなんて思ってなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 16:01:16
7691文字
会話率:42%
眠れなくなる呪いをかけられたお姫さま、リリーのおはなしです。
*このおはなしをよむあなたへ
このおはなしには、たたかうところや、きもちわるいところはでてきません。めでたし、めでたしでおしまいになるおはなしです。あんしんしてよんでください。
わからないことばや字があるときは、じしょでしらべたり、おとなの人にきいてみてくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 16:00:00
3810文字
会話率:12%
「完成だ! これできっと生き返るはずだ!」
年若いと僕らをバカにして虐げ、毎日魔力を奪う憎いおっさん。なので天才な僕は、この場の支配を目論んだ。
「禁呪法発動、蘇れ白い子熊よ!」
僕は他の人の止めるのを聞かず、おっさんに剣で切
られて血塗れで倒れている小熊を助ける為に、禁呪を使った。
急いで魔方陣を描いたので、生け贄にしたおっさんの近くにあったバッテリー付き小型駆動列車も巻き込んでしまったらしい。
復活をさせる際、
《白い小熊 + おっさん(悪辣科学者)の魂 + 小型駆動列車》
と言う組み合わせが出来上がった。
本当はおっさんの魂を消費して、小熊が完全復活するはずだった。
けれど、おっさんの一番お気に入りの小型駆動列車が混ざったことで、おっさんの意識が踏ん張りを見せたのだ。
「ぬおぅーーーーーーー!!!!! |我が友《列車》が壊れそうなのに、成仏して堪るか!!!!!」
すぐに怪我の修復をする代わりに消失するはずの魂が、中途半端に意識だけ残ったらしい。それは僕らがいる古い棟に響く程の怒号だった。
術が失敗して僕は焦った。
「小熊は生きてる? ねえ、目を開けて」
声をかければ、僕の腕に抱かれた小熊は弱々しく鳴いて瞬きする。
「くぅ~ん」
僕が助けたのを解っているようで、頬を舐めてくれたのだ。
「………良かった、生きてた。君が生きてて良かった」
なんて喜びもつかぬ間で、その後におっさんの声も聞こえてきた。
「なんだこれ? どうなった俺? もしかしてクモハと合体? ヤッホー!!!」
ク…運転台がある車両(制御車)
モ…モーターがついている車両(電動車)
ハ…普通車
の略である。
子熊からその姿が成り代わり、おっさんの声がする小型駆動列車が姿を表したのだ。
「な、なにこれ? きもちわるい! そしてぼくはどうなったの? もしかしてちぢんだの? うそぉ!」
そう僕は、禁呪を使った罰で、肉体が10才から3才へ遡っていた。ちなみに小型駆動列車は、その後に小熊に戻って一安心だ。
2、3日様子を見ていたら、きっちり1時間だけ小型駆動列車になっているようだ。それが限界らしい。
そもそもおっさんと言う名の悪辣科学者は、拐って来た僕らから魔力を吸い取り、魔力で動く電車を完成させようとしていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 00:09:24
6961文字
会話率:22%
車検に出したら、フロントサスのコールスプリングが折れていた。これ自体は、リコールでは無いからメーカーからお知らせ無し、だった。
最終更新:2024-08-12 20:22:43
588文字
会話率:12%
オチがきもちわるいぞ
キーワード:
最終更新:2024-03-01 00:54:15
554文字
会話率:23%
最近私に家族が増えた。身長は150センチくらいの足がないまっしろな猫のような生物だ。
妹と母はそれに「ハクマイ」と名前をつけてかわいがっているが私たちはきもちわるくてたまらなかった。
父はそれがきてからどこかに姿を消してしまった。本当に…き
もちわるい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:16:53
3036文字
会話率:68%
封印されていた魔王が復活し、勇者の子孫である王太子殿下に呪いをかけて異形の怪物へと姿を変えさせた。
呪いを解けるのは『清らかな乙女の口吻』だけ。
そのおぞましい姿を見て口吻をおくれる乙女はすでにその場に現れていたTA(タイムアタック)
き
もちわるい怪物の外見について考えていたときにふと思いついて頭から離れなかったので書いてみました。
きもちわるい怪物の外見について真剣に考えていた結果なので、もしかしたらその外見描写が「残酷な描写」かもしれないと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 19:00:00
4687文字
会話率:14%
「厨二病だね」
医者にそう診断された中学生アキハルの人生は、その日を境に一変する。
自らを『魔王』と名乗り、力を手に入れ、仲間を集う。
そのうち周りの人間は離れ、孤立する。
しかし気に求めないアキハルに、最愛の妹の言葉が突き刺さる。
「きもちわるい」
かくしてアキハルの厨二人生は中学生で終わりを告げる。
そう。あの、焔の少女と出逢うまでは——
これは、厨二病という病が存在する世界の
厨二病にとらわれた少年たちの戦い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 18:00:00
119757文字
会話率:44%
神や仏が人と似たかたちを取っているのなら、邪なものもきっとそうなんだ。幼いながらに僕は感じていた。
眠るたびに見る夢。父親と同じ顔を持った大きな怪物が、母親と同じ顔を持った弱い獣を踏み潰して笑う夢。怪物の全長と同程度の直径しか持たない小
さな惑星では逃げ場など無く、獣は苦痛に喘ぐしかない様子だった。その夢が幼い僕には何よりも悲しくて、恐ろしかった。だから大抵のことは我慢することができたと思う。
「かわいい子。本当に、お兄ちゃんより、お姉ちゃんより……」
僕が風呂から上がって体や頭を拭いていると、決まって母親が脱衣所に来た。僕が風呂を済ませる時間帯は決まって夕飯の少し前で、祖母は夕飯の準備で忙しく、祖父と父親は仕事終わりの酒をそれぞれ別室で楽しんでいる。8つ上の姉はアルバイトや部活があるので基本的に帰宅が遅い。6つ上の兄に至ってはそもそも家に寄り着かない不良少年であったから、僕に構う家族はいなかった。だから僕がどんなに「いやだよ、なんだかきもちわるい」と拒絶の声を上げても母親の興奮を煽るだけだったのだ。
「ぱくっ。ふふ。かわいいね。……べーっ、てして?」
拒絶しても無駄なのだと悟るのに大して時間は掛からなかったように思う。むしろ、これさえ我慢すれば母親の愛情を受けられるのでは、という期待さえあっただろう。
股ぐらを包む舌の感触も、口と鼻の中に広がる煙草の臭いも、そう思えば拒絶の意思は消えずとも堪えることができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 23:21:13
4622文字
会話率:30%
きもちわるい恋愛を第4者の目でとらえた実話です。
最終更新:2020-06-25 23:12:02
330文字
会話率:40%
俺には十年来の親友♂がいる。
特にこれといったイベントはないけれど、それなりに楽しい毎日を送っていた。
しかしある日。あいつから来たメールに呼び出され来てみるとーー?
「なぁ..?こ、これ、どうなってんだよ..?夢か..?夢だよな?
!なぁ!なぁ!?」
「ちょ、落ち着けって!」
金髪の美少女(巨乳)になっていた?!
普段通りを目指して、どうにか頑張るけど、女になったあいつはあまりにも可愛くてーー
「...!!バーカ!ヴァァァカ!!」
「..んでたたせてんだよ、きもちわるい...」
「男だぞ?!男なんだぞ?!見た目は女だけどおとこっ!!さわんじゃ...ねぇよ...!!」
罵倒がもはやご褒美にしか感じない。
もうお前そんままでいいんじゃねぇ?え、やだ?そりゃそうだよなー。
俺とこいつはいままでの関係でいられるのだろうか?
これは突然女になった親友♂(いまは♀)とちょっと心配性+ちょっと変態な主人公による、女体化罵倒ストーリー?...なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 00:00:32
6200文字
会話率:39%
リハビリ投稿です。
普通に暮らしてた会社員として働いてた私が異世界に飛ばされ、熊もどきを襲われたところを助けたのはイケメンではありませんでした。
よくあるテンプレをちょっとだけ捻っただけです。
最終更新:2019-03-10 15:19:55
3128文字
会話率:33%
パラレルワールドを主人公の灰切臨が行き来しながら真実と現実の間を模索し続けるなんだか書いてる著作者自身もよくわからなくなってくるそんな話、若干メタ要素が含まれている。
最終更新:2014-03-18 05:20:54
20453文字
会話率:84%