伯爵の娘アナベルは父伯爵が亡くなった途端、従兄から不貞を理由に婚約を破棄される。
それはまったくの濡れ衣であるが、アナベルも従兄が嫌いだったので婚約破棄はこれ幸いと受け入れる。
ところが、不貞を立証するためとして従兄がアナベルに填めた腕輪に
は強力な呪いがかかっていた。
解呪には特別な品が必要であり、アナベルはその品を手に入れるため、地方より王都に居を移す。そこでアナベルは偶然その品を持つ公爵と出会う。ありがたくも品を譲ってもらえることとなり、アナベルはお礼として公爵の求めに応じ、偽りの婚約者となる。
2016年11月11日。(株)フロンティアワークス アリアンローズ様より、書籍にしていただきました。
2022年4月28日。同じくアリアンローズ様より漫画として電子書籍で配信されることとなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 22:01:35
683442文字
会話率:39%
どうしようもない、ちゃらんぽらん留年大学生のタマオ。
独特な視点を持つ彼が、毎日違う女の子に惚れ込んでゆく。
本当に、どうしようもない……(笑)
果たしてタマオは、目星をつけた女の子をゲットすることはできるのか!?
最終更新:2023-01-30 16:32:39
29638文字
会話率:29%
「氷属性者は悪である」それがこの世の常識だった。
強大な魔力が暴走し、属性が人格にまで影響を及ぼした存在。
圧倒的な力と冷酷な人格を兼ね備えた魔法使い。
そんな世界のある町で、氷属性者を取り締まる氷属性者が登場した。
世間はその人物を恐怖
を込めて「同族狩り」と呼んだ。
しかし、数年もそのようなことが続けば恐怖も薄れ、その頃には興味の対象としてこう呼ばれ始めた。
──中途半端な魔法使い
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 00:00:00
11895文字
会話率:28%
剣術に様々な流派が存在するように、魔術あるいは魔法と呼ばれるモノにも流派ーーというより様式がある。
大雑把に言ってしまえば、東洋式と西洋式に二分することができる。東洋式は魔術、西洋式は魔法と、パッと見て同じような技術であるのに呼び方が異な
る点において少々面倒なのは余談だ。
より専門的に語り始めると、そこから更に細分化された技術体系が長い年月をかけて確立され、現代まで受け継がれてきているのだが、この話は今は割愛しておこう。
複雑に枝分かれしたそれらは、今でこそ国境や地域なんかの垣根も取り払われ、共存したり折衷することでより高度な技術たろうと各方面で取り組みが行われている。いわば魔術様式のグローバル化である。
そんな両様式であるが、その反面で、扱う者達の意識はそれほど平和的で共生的ではなかったりする。
己が師事し、また扱う様式こそが最優であり、他のそれは全て劣っているという排他的な認識が強く根付いているのだ。垣根をなくし世界規模化させるにあたっても、当初は相当な反発や抵抗があったという。
そのような歴史背景を鑑みると、当然にして自然なことであるのだが、そんな頭の固い意識の上で、あるいは認識の下で扱われている技術こと東洋式魔術と、西洋式魔法の使い手達の仲は、水と油のよう。犬猿の仲だ。
俺、東山蒼太はそんな界隈で東洋式魔術を学び、また扱う学生である。
この春から工仏学園、その存在を知る人間からは"コーフツ"や"コー学"などと略される東洋式魔術師養成学園に通うつもりだった。
そう、つもりだったのである。
俺がこの春から正式に通うことになった学園の名前は"エイム魔法学園"と言う。
そこは、国内でも未だ数カ所しかないと言われる、西洋式魔法使い養成学園であった。
この作品は、カクヨムに掲載しているものを一部再編集して投稿しています。
ゆくゆくはどちらもまったく同じ区切り、表現に修正していきたいと考えておりますが、時間の都合上、先行して投稿していたカクヨム側の表現と異なる部分もありますことをご了承いただきたく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 23:00:00
7676文字
会話率:14%
念動力、瞬間移動、予知能力、etc……。
人智を"超"えた"能力"を総じて超能力と呼び、ニュースやバラエティで騒ぎ立てようものならインチキ、合成などと揶揄されようものだ。
さて、本題。
超能力は実
在するか。超能力者は存在するか。
テレビをはじめとするメディアでは、度々それっぽい人が登場して話題になったりするが、果たして彼らはホンモノなのだろうか。
"そもそも、ホンモノは実在するのだろうか"
そんな疑問を抱いたことのある人は、それなりにいるだろう。
"自分にも使えたら、どんなに便利だろうか"
"現実離れしたその力に、酔いしれてみたい"
そんな幻想を抱いたことのある人も、それなりにいるだろう。
彼らはごく少数ではあるが、確かに存在する。
これは、そんな超能力を持つ一人の少年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 20:50:45
1329文字
会話率:7%
1年前に恋人の美久を亡くした鶫。鶫は自分を許せないままずっと美久に縋り続ける。
そこに美久の無念を晴らすため現れた美久の親友の流々。
2人は学校に人生を賭けた復讐を始める。
最終更新:2021-01-16 23:52:54
1781文字
会話率:30%
肥満で〝肉の塊〟にしか見えない令嬢と婚約なんて冗談じゃない! 口調も荒く、婚約を否定した少年に返されたのは「そのお言葉をずっと待っておりました!!」という喜びの声だった。
最終更新:2018-05-22 07:00:00
6209文字
会話率:38%
魔法薬作りが得意な、ちょっとおでぶな魔女っ子。突然トリップした先は、イケメン魔法使いだらけ!騎士団長や大商人の息子、荒くれの冒険者などなど色んなイケメンに囲まれた、異世界でのドキドキいっぱいライフが始まる!
と、思ったら全く始まらなか
った。
異世界トリップを成し遂げたピザ系女子が、ロマンスの神様など居なかった男だらけの異世界で、盗賊上がりの弟子と共に喧嘩の仲裁したり陰謀に巻き込まれたりあて馬になったりしてしまう、異世界へトリップものの振りをしたBL。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 15:00:33
8985文字
会話率:36%
幼い頃から、トト○、トロル、邪神と呼ばれた、ちょっと特徴的な外見の少年、伊調守。
彼はその外見から色々損をするような人生を送っていたが、概ね健全に暮らしていた。
だがそんな高校一年生の夏休み。
Tボーンステーキを食べていた守は、突如異世界に
召喚されてしまう。
待っていたのは金髪の美少女で、守を我らが神、なんて呼ぶ。
すべての世界と時間に存在するおじいちゃんや、敵対する神様や転生者。
そして割りとフリーに現実と異世界を行き来できるお手軽感。
守と美少女たちの、現実と異世界を股にかけた、そこそこエキサイトな夏休みが始まる。
割としっかりクトゥルフ神話ものです。
ですけど、知らなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-05 15:42:06
88786文字
会話率:34%
26才独身女。
小さい頃からおでぶちゃん。
だから自分に女としての自信がなかった。
だから、彼氏なんて皆無。
男の人に告白されることも皆無。
もちろん、告白するのだって。
でも、明るい性格だから友達は男女問わずに多かった。
そんなあた
しに今、転機が訪れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-22 13:37:17
559文字
会話率:6%