これは例えばの話
論ずるに値しないどうでもいい、もしもの話だ
「もしも、初めからシンデレラが幸せだとしたら彼女は王子様と結婚したのだろうか?」
もし、そうだったら
シンデレラは、見ず知らずの魔女に得体のしれない魔法を掛けられたのだろう
か?
0時の鐘が鳴り響いても、王子様と一緒に居たのなら
王子様は彼女を好きになったのだろうか?
そもそも、舞踏会に行くより先に違う人を好きになって結婚していたかのでは無かろうか?
もし、そうなら不幸なシンデレラは
王子にすがるしか
幸せになる選択肢が無かったではないか
どうしてそれを、ハッピーエンドと呼ぶのだろう?
そんな風に思ってしまう。
物語は劇的で無くてはつまらない
ありきたりな物語は、誰も欲しない
ならば
「シンデレラは不幸だったからこそ、物語たりえたのでは無いのだろうか?」
結局これは、たらればの話で論ずるに値しない。
だって彼女は疑うことなく不幸で
それは、もうどうしようもないことで
それだからこそ、この物語の幕は開いたのだ。
二人だけの葬儀場で彼女は言った。
「私と一週間過ごしてくれたら、全部あげる」
そう、言ったのだ。
彼女が、神様に売り払った未来は三億円
欲したのは「幸せな最後」
そして残念な事に彼女が縋るのは
王子様なんかじゃなくて
どうしようもない俺なのだ。
だからこれは、ハッピーエンドなんかじゃなくて
終わる為に始まる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:51:44
142114文字
会話率:35%
友達は一人もおらず、学校には一時間以上かけて登校しては一言も話さないまま、また一時間以上かけて下校する日々が続く。
家庭では、兄貴の部屋が数年前からゴミ屋敷と化しており、注意すると理不尽に煽られ、母親に注意するように言うが、母親は兄貴を甘
やかしあまり注意をしない。そんな事が数年間続き、怒鳴っては無駄に声を枯らし落胆する日々が続く。
そしてその深い暗闇で俺はまた根拠のない希望に縋る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 23:36:14
6285文字
会話率:5%
平凡な日常を送っていた高校生『蒼井璃音』
彼はクリスマスの日に通り魔によって刺されてしまう。
遠のく意識の中で、必死に手繰る生への執着もむなしく……。
最愛の人の眼前で短い生涯を終える。
そして、次に目覚めた場所は、地球とは全く異なる文
化、概念が存在する世界。
そこでリィンとして転生した彼は、希望と共に異世界生活を送っていたのだが……。
やはり世界は笑いかけてくれなかった。
魔法が存在する世界で魔法は使えず、身体能力も前の世界の肉体と大差ない。
希望が徐々に薄れていく中、ほんの僅かな希望に縋る。
ただ一つの願い。
「大切な人の元へ戻るため」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:25:08
5568文字
会話率:14%
ビビりなオネェさんは好きですか?
なんの因果か、客の忘れ物と思われるライターを何の気なしに拝借したら目の前が真っ白でした。
引き寄せられた神域で出逢った神様たちとなんやかんやで結託し、あらゆる世界のお宝求めて今日もオネェがひた走る!?
神様達とちょっとビビりなオネェさんの、異世界渡り系どたばた活劇。
神様だって説教し、我に返って泣き縋る。
そんなオネェさんの、愉快な異世界ぶらりひとり旅。
オネェさんがイケオジや筋肉にハァハァしたりはしますが、恋愛発展はしません。
よく目的を見失います。
初投稿 R15は保険です
※こちらは2018年9月からカクヨム、アルファポリスにて掲載している作品を移植してきたものです。
上記サイトで既に掲載している分までは毎日一話ずつ更新。追い付いたら同時進行になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-12 18:00:00
184205文字
会話率:58%
今日も、世界のあらゆる所で様々な人々が営みを続けている。
そして、人生の岐路に立つ人々は、彼の存在に縋る。
そして――
というショートショートです。
最終更新:2018-12-17 01:44:16
4211文字
会話率:17%
街で一番の天才剣士だったアルバート。
しかし彼は五年前、前触れなく剣を扱うことが出来なくなってしまった。
それでも鍛錬を続けていたところ、藁にも縋る気持ちでたどり着いた洞窟で『ひのきのぼう』を手にする。
だがアルバートは知らなかった。ひのき
のぼうには、美少女の人格が宿っていたことを。
「妾はお主が今しがた抜いた木の棒の――『ひのきのぼう』の人格じゃ」
「ひのきのぼうの……人格ぅ?」
「左様。ひのきのぼうは聖剣じゃからな!」
「棒なのに?」
「む? じゃあ聖棒じゃ!」
「なんか適当だなおい……」
――かくして、かつて天才の名をほしいままにした剣士と、ひのきのぼうの人格を名乗る謎の美少女との大冒険が幕を開ける。
(タイトル変更しました。元タイトル『剣が振れなくなった天才剣士、『ひのきのぼう』を手に入れる』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 18:00:00
62406文字
会話率:39%
世界最大の大陸、プロメテシア大陸。
その大陸の中でも最も強い力を有していたメジカ王国は、ある日、未開の大陸から飛んできた魔物によって窮地に立たされてしまう。
他国への牽制に用意していた軍事力も魔物相手には役に立たず、メジカ王国は縋る思いで、
吟遊詩人の歌に登場する小さな大陸に住まう戦闘民族を頼ることに・・・!
喜んで協力してくれた彼らは魔物すらも撃退するほどの戦闘能力を持っており、その報告を受けた国王は繋がりをより強くするために、自国の王太子と、かの国の重要人物の息女と婚約まで話を持って行き、これでプロメテシア大陸の首の皮は一枚つながったと安堵したが――。
戦闘民族たちの国、シャサール共村国の面々は、男女ともども外見が「毛むくじゃら」という問題があったのだった。
果たして美意識に違いがある、両国の関係は上手く行くのだろうか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 14:44:58
10688文字
会話率:28%
寄らば大樹(たいじゆ)の陰(かげ) :中世に、武士が命を懸けて守るほどに重視した土地。其れから一所懸命と云う言葉が生まれたと物の本に書かれていました。それで仕官するなら、より良き主人をと、自分の仕える主人を必死に探した武士も多かった事でしょ
う。寄らば大樹(たいじゆ)の陰(かげ)と云うと不純な、とか不謹慎な事を連想する場合もありますが、逆に、同じ頼るならば、勢力のある人のほうがよいという意味もあれば。
又、同じ頼るなら、力のあるしっかりした人に頼るべきだということ。そして何と云っても水は高き所から低きへと流れるように、高潔な、または高い人格、人徳に憧れる。此れも偽りの無い、人間の姿と思えば、寄らば大樹(たいじゆ)の陰(かげ)もまた別な響きを持って来るような気がいたします。今回小生は懲りもせずまたまた、何やら書き始めました。一回限りか、さて又いつ迄続くものやら、本人にも判らない次第です。出来るだけ良い作品が残せるか、只神に縋るばかりです。で、今回の作品の第は《寄らば大樹》とします。お笑い下され。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 22:21:58
11452文字
会話率:47%
とある時代を境に異世界から侵略者が現れ、滅亡した国家—日本。残された無力な人間はただ強いものにしか縋ることができず、いつ死ぬかという恐怖に怯えながら生活している。そんな中、侵略者と取引を行う少年の姿があった。彼はこの国にいったい何を齎すの
かーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 00:00:00
2665文字
会話率:40%
新人美容師の芳弘は、カットテストの当日、モデルにドタキャンされて途方に暮れていた。
課題のスタイルはグデラーション、試験開は十九時、残り時間わずか十五分。
ダメもとでモデルを探しに近くの駅前に繰り出した芳弘の目に、ゲームセンターのガラスの向
こうの人物が留まった。「いた! グラデーションだ!」
藁にも縋る思いでゲーム機を操る少年に声をかけた時、芳弘の運命の扉が音を立てて動き出し――。
超絶美形モデル拓巳と、彼の専属スタイリスト芳弘の出会いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 13:23:13
185757文字
会話率:55%
彼女の目は外界を写さない。
私はそれを悔やみ、それに縋る。
キーワード:
最終更新:2018-08-24 12:52:04
1057文字
会話率:7%
ニコラは公爵令嬢であるにも関わらず、女性が就くことのできない宮廷魔術師になるという夢のために男装して王立アカデミーに通っている。
細心の注意を払って男子として学生生活を送っていたものの入学して1ヶ月経った頃、身体検査が行われることになった。
貧乳はともかく身体を見られてしまったら、さすがに女子ということは隠せない。
そこでニコラは藁にも縋る思いで、おとぎ話のような存在として古くから言い伝えられてきた魔法使いに何としてでも出会い、自分の望みを叶えてもらうべくお願いしようとするのだが、何故か逆にとある賭けをけしかけられて…。
※主人公の性別の都合でボーイズラブ、ガールズラブに感じる場合もあるかもしれません。
※ふわっとした世界観でふわっと書いているのでふわっと感じて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 00:00:00
22693文字
会話率:18%
僕はある少女に恋をした。
死の淵に立ってなお燦然と輝く彼女の姿は、惨めに生に縋る健常者を断罪する。
そんな彼女の姿に、僕は恋をした。
最終更新:2018-07-31 18:55:08
19948文字
会話率:34%
一人の不死身の王子の物語があった。
王子の傍には常に綺麗で可愛らしい姫の姿があり、そうして姫の姿形は常に変わっていた。次から次へと姫を変える、そんな王子はとんでもない浮気者だと軽蔑されていた。
そして、王子にはもう一つの悪い噂がある。
彼と生涯をともにすると誓った者はみな、最後には病に臥せて、ついには死んでしまっていた。だから周囲は、彼を知る者は口にする────
「あの浮気者は、姫の生命を吸って不老不死の身となっているのだ。自らの永遠に縋るために平気で他人を犠牲にする、あいつはそんな冷血で冷酷な奴なのだ」
そう、口にする。
これはそんな、悪名高い王子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 20:59:26
10605文字
会話率:56%
突然蔓延し始めた奇病が、世界を覆いつくそうとしていた。
世界中で、思いつく限りのあらゆる手が尽くされ、
それでも病を直すことはできなかった。
人類統括会議は、汚染地域の封鎖を宣言。
奇病への対抗策を【外】に求めることを決定する。
【外】
とは、数知れず存在する平行世界のことだ。
ここではない別の世界の人類が、
この奇病の特効薬を開発しているかもしれない。
我々に残された最後の希望は、そこに縋ることだけだった。
そして、時空を超える特別任務が私に下された……。
この作品はカクヨムにも投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886173771折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-19 01:35:48
3933文字
会話率:2%
男には、日課があった。それはまるで何かに縋るかのような。そして男には、人生が無かった。
人生を存在させる為に必要な物は彼の元には無かったのだ。止まった時の中で藻掻く。──を求めて。
最終更新:2018-06-09 22:33:18
5444文字
会話率:28%
高校三年生の春、転校生に一目惚れした主人公 上坂鉄平は、恋愛経験がなく縋るように妹 涼葉に相談する。
涼葉は、1年間だけならという言葉と共に恋愛シュミレーションゲームを渡す。
主人公は、恋愛シュミレーションゲームと共に転校生を攻略してゆく。
最終更新:2018-03-01 01:11:14
579文字
会話率:40%
――現実を見ようとしない理想主義者は、夢の螺旋から逃れられない。
イアン・アリスという青年は自分の名前以外の記憶が無い。唯一の記憶を取り戻すのに手掛かりになるのが、左薬指にはめられた銀色の指輪である。そんな時に差し伸べられた手に縋るように
して、この世界を支配する楽園(ヘヴン)に復讐するレジスタンスの仕事を手伝うことになってしまった。果たして、彼は失ってしまった記憶を取り戻せるのだろうか。それとも、取り戻せないまま一生を過ごすのだろうか。どちらにせよ、今の彼にとって心の拠り所は「反乱軍」や「テロリスト」などと称されるようなレジスタンスしかないのである。
この世界で見ている夢から覚めるべきか否か。答えはそこにあるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 13:20:53
316449文字
会話率:46%
死んだ後の無の恐怖。
昔からずっと納得のいく答えを探していました。
神様に縋るのではなく、自分でちゃんと考えたことです。
最終更新:2017-12-25 02:03:15
1137文字
会話率:0%
少しだけ書いて見ました。
キーワード:
最終更新:2017-11-01 16:27:18
2262文字
会話率:56%